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クロッシング
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第81回アカデミー賞外国語映画部門賞の韓国代表作品に選ばれた、キム・テギュン監督の話題作『クロッシング』を母と観てきた。08年製作の映画が、ようやく今春日本で公開。そしてやっと愛媛に、と思ったら今治のマイナーな劇場。しかも一日一回上映なのに、観客は他に2人だけ。外国人、特に中国人や韓国人から日本人は自国の歴史についてあまりに無知だと批判されるが、隣国の現状にも関心が低過ぎる。ミサイルが飛んできたときだけ、北朝鮮という得体の知れない国家の存在を思い出す。北朝鮮は、大戦後の分断国家としてドイツと比較されることもあるが、東ドイツと北朝鮮では経済において圧倒的に異なるし、何よりベルリンの壁は20年も前に崩壊したのに、朝鮮半島の軍事境界線に引かれた緊張の糸は一向に緩む気配もない。ともすれば、日本だって分断国家になる可能性はあったわけだし、世界トップ2の経済大国に挟まれた日本にとって、南北朝鮮との友好関係はこの先の平和を維持するためには絶対条件のはず。そのためには、まず相手を知らなければ。脱北者100人への取材をもとに、北朝鮮における過酷な現実を骨太に描いた本作。映画だからドラマチックに脚色もされているし、監督によるプロパガンダ的な部分もなくはないのかもしれない。が、どう判断するにせよ、間違いなく一見の価値がある作品。物語としても、素晴らしかった。雨のラストシーンは、涙なくして見られない。『善き人のためのソナタ』や『トンネル』など、ベルリンの壁崩壊について描いた作品はハッピーエンドだが、本作はそうではない。そうであってはならないのだ。この惨状惨劇はいまだ続いているのだから。
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