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愛の碑
先週半ばくらいに、父の山仲間Iさんから連絡があり、皿ヶ嶺の麓に植えていたライラックの木が、盗まれていることを知らされた。父が植樹して5年、順調に育っていたのに。母の大好きなライラック。その木の根元は、父の遺灰を撒いた場所でもあったのに。恐らく販売目的で盗ったのだろうが、心ない人がいるものだ。

実はその時の電話で、昨秋山頂付近に父を偲んで石碑を作ったのだけど、近いうちに見に行かないかとIさんに誘われていた。その計画については聞いていたけど、既に完成していたなんて。とはいえ梅雨の時期で、また近々上京する予定が未定だったりしたので、晴れ間を見つけてタイミングが合えばということになっていた。

で、今日。午前中にIさんから電話。睡眠不足、筋肉疲労、おまけにやるべきことは山積していて正直迷ったが、今後益々忙しくなりそうだし、Iさんも国内外問わず一年中山に登っている人なので、このタイミングを逃してはいけない気がして、決行することに。
100622_2
皿ヶ嶺の登山口には風穴があり、この時期は、吹き出てくる冷風が非常に心地よい。
そして、ここには非常に珍しい青い芥子、ヒマラヤケシが咲いている。白い冷気に包まれて、とても美しい。
100622_5
ジムに通って体力がついたならと、直登コースをハイペースで登り始める。
が、昨日までの雨で地面がぬかるんでいたこともあり、結構早い段階でバテる。
でも鳥海山では情けないところを見せてしまったし、歯を食いしばってぐいぐい登る。
結果、頂上手前の目的地まで、1時間かからなかった。頑張った。
100622_1
三角点から少し入ったところに、その石碑はあった。
コンクリには手彫りで「山と花」と刻まれ、打ち込まれた檜の杭には、「山を愛し、花を愛した男」「安らかにお眠り下さい」と油性マジックで書かれている。お世辞にも立派な碑とは言えないし、字も達筆じゃないけど、とてもとてもあたたかい、愛情のこもった碑だ。
石碑をずらし、散骨用の最後の骨壷を、その下に埋める。
100622_3
もう、次回からは一人でも来られるはずだ。
そのときは、碑の周りに置く石をいくつか背負って登ろう。
そして秋には、父が最後に植えたライラックが実家の庭に咲いているので、それをここに植え替えよう。
心ない人間は、せいぜい山の麓まで。山登りに、悪人はいないはずだ。
100622_4
少し遅くなったけど、父の日のプレゼントになっただろうか。
母もここに連れてきてやりたいが、この程度の山でも、流石に無理だろうな。
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