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『半分の月がのぼる空』&『ずっとあなたを愛してる』
午前中にジム、午後から大学で諸々の勉強をして、夜は「シネマルナティック」という映画館へ。ここは所謂単館系の作品を上映する劇場で、スクリーンは1つしかないし、シートもボロボロだけど、月曜日がメンズデーというのは有難い。いうことで、今夜も2本ハシゴ。
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1本目は、深川栄洋監督の『半分の月がのぼる空』。既視感たっぷりの難病もの。しかも全編通して、「嘘でしょ」という無理矛盾が満載。しかも予定調和な進行で、期待していたトリックもあっけなく見破れてしまう。何故にこれほどレビューの評価が高いのか。先日の『時をかける少女』は、「仲里依沙に尽きる」の一言で納得もできるが、本作品は理解不能。
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2本目はフィリップ・クローデル監督『ずっとあなたを愛してる』。昨年の英国アカデミー賞外国語映画賞を受賞。息子を殺害した女性が、15年の刑期を終え、出所後身を寄せたのは妹の家。彼女は、実の子を手にかけた理由を、たった一人で抱え込み、孤独の殻に閉じこもっていた。しかし、妹や彼女を通じて知り合った人々と、穏やかで愛に満ちた時を過ごすうち、自らの居場所を見つけ、優しい気持ちを取り戻していく。そんな愛と再生の物語。
主演のクリスティン・スコット・トーマスはもちろんだが、他のキャストも素晴らしい。人間関係とは互いの距離感であり、その微妙な変化を描く今作は、台詞よりも演技力が重視される。
登場人物の誰もが魅力的で、彼らが織りなす数々のエピソードの全てに深みがある。過剰な演出や、強引な台詞が人の心を動かすのではない。静かに、辛抱強く、そっと愛で包み込む。そりゃ時間はかかるさ。人の気持ちは、それほど単純じゃない。
息子を殺害に至った動機や経緯がもう少し描かれていれば、ラストシーンはもっと泣けただろうと思うが、それでも今年観た映画のベスト3には入る良作。

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