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浅野いにお
装丁師の友人が「座右の漫画」だと紹介してくれた浅野いにお『ソラニン』。先日彼宅に遊びに行ったときにもう一冊借りて読んだのが同著者の『ひかりのまち』。さらに他の友人が『虹ヶ原ホログラフ』を貸してくれた。そして今日、渋谷の書店で『素晴らしい世界』を見つけたので、返してしまった既読の漫画も含め全冊購入。これでいにおの漫画は6冊全部手に入れた。
彼の作品世界への入口が『ソラニン』だったことは正解だったと思う。基本彼の作品は、日常の狭い世界の希望の光を、闇をより色濃く描くことによって仄かに浮かび上がらせるものが多い。だから重い。心が不健康なときに読んじゃダメな本な気もするが、それでも今ぐいぐい彼の世界に魅き込まれている自分がいる。
彼の作品には小学生くらいの登場人物がよく出てくるのだが、彼らが抱えている闇は驚くほど深遠で、だからこそ手のつけようがない。「まさか、小学生がそんなことを」って思う人もいるかもしれないが、自身今まで生きてきた中で最も「死」に囚われ、生きることに希望を見出せずにいたのがその頃だったと思い当たる。ベッドの中で、薄暗闇に浮かび上がった天井の模様を見つめ、ベランダの物干し竿が風でカタカタ鳴る音を聞きながら、いつも「死」に思いを馳せていた。
闇から目を背け、考えない術を身につけて、「光り輝く素晴らしい世界」の住人として、上手に生きられるようになったはずだったけど、浅野いにおの漫画にどうしようもなく共鳴する自分がいるのだ。それはもう、うるさいくらいに。
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