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霊峰石鎚
今日は鳥海山と同じく百名山の一座であり、日本七霊山にも数えられる霊峰石鎚山にアタック。
週末に降った雨も昨日には上がり、多少地盤の緩みを懸念はしたが、ここも「約束の山」の一つであり、決行することに。

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石鎚登山は小学生の頃、学校の行事で登って以来二度目。学生時代にスキーに来たことはあったけど、恐れも知らず鎖場を登った記憶は非常にあやふや。
車で国道11号から黒瀬ダムの横を行き、登山口からはロープウェイで一気に標高1450Mの成就へ。

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成就社で無事登頂できることを祈る。

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緩やかな八丁坂をだらだらと下るところから始まる石鎚登山。頂上を目指して少しでも上がっていきたいのに、意に反して坂は下る一方。まるで人生みたいだ。
紅葉が美しく、一面に敷き詰められた赤や黄色の絨毯の上を、滑らないようにゆっくりと歩く。

八丁坂を下りきったところに鳥居。そこからが登りの始まり。しかも坂というより段差が続くので結構辛い。これほどの急勾配を登らされるのは、緩い下り坂で紅葉狩りに興じたツケなのか。自ら望んだわけじゃないのに、不条理。まるで人生みたいだ。

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石鎚といえば鎖場。「試しの鎖」があって、「一の鎖」、「二の鎖」、そして「三の鎖」と、四つの鎖場がある。小学生の頃に登ったのが一体どの鎖場だったか記憶にないが、まず最初に現れた「試しの鎖」を前にして、ちょっとビビる。これが試しってことは、後に待ち構えるのはどれほどなのか。

とはいえ、鎖場で登ってこその今回の石鎚登山。気力を奮い立たせて鎖に手をかける。ロッククライミングさながらに、次の手、次の足の遣り場を慎重に選びながら、その一手一足に命を賭ける。命綱なんてない。一瞬の油断や判断ミスが死を招く。

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試しの鎖を登りきると、石鎚山系を360度パノラマで見渡せるゴツゴツした岩場に辿り着いた。
緊張で喉はカラカラ。腕や足も力み過ぎて歩様が怪しい。なんとか岩場に腰掛け、吹き抜ける風を感じながら、紅葉する山々を眼下に見下ろす。少しガスってはいたものの、まさに絶景。これこそが、恐怖心や逃避願望、自分の弱さと闘い、打ち克った者だけに与えられる栄誉。
全ての鎖場には迂回路があるが、この頂に立てるのは「試しの鎖」を制覇した者のみ。闘わなければ、決して手に入らないものがある。まるで人生みたいだ。

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登りよりも二倍は恐ろしい鎖での下り。緊張の度合いも二倍。
切り立った断崖絶壁の頂きを見上げ、よくもまぁあんなところに登ったもんだと…。

試しの鎖場からブナ林を抜けると、また少し下りになって、見晴らしのいい「夜明峠」に辿り着く。晴れていればここから天狗岳も望めるらしいが、正午も過ぎて霧が深まるばかり。

試しの鎖よりは比較的楽に「一の鎖」をクリアし、小屋で食事を着替えをしてから「二の鎖」へ。
恐怖心はなかった。でも65Mもある鎖上方は霧で霞み、岩場は濡れて登山靴でも非常に滑りやすい。体力的(特に腕力)不安もあり、「二の鎖」はパスすることに。
次の戦のために深追いをせず、兵を引くことも時に肝要。まるで人生みたいだ。

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そしてとうとう最後の難関、「三の鎖」。ここを登れば、石鎚神社山頂社のある弥山だ。
「三の鎖」の高さは68M。因みに「試しの鎖」は登り48Mで下りが19Mで、「一の鎖」は33M。「二の鎖」同様、そのてっぺんは霧で見えないし、足場はさらに濡れて滑る。が、ここを登らないわけにはいかない。岩場にはろくに足をかける場所もなく、鎖の穴に登山靴を突っ込みながら、腕力や脚力よりも精神力でぐいぐいと登る。途中息が上がり、心が折れそうになったこともあったが、前を行く人の背中を見て、勇気を奮い立たせた。一人じゃない。まるで人生みたいだ。

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そしてようやく辿り着いた弥山山頂。
石鎚神社に手を合わせ、無事を感謝する。

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弥山の標高は1974M。看板にある1982mというのは、ここから小キレットというか断崖絶壁のナイフリッジを行った先にある天狗岳の標高。でもまるで雲上の天上界にいるような、数歩先が霧で見えない状況で、時間的余裕もなく、今回はそこまで行けなかった。

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強風により、時折霧の晴れ間から石鎚山系がその雄大な姿を現す。

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ほんの一瞬だが、天狗岳も顔を出す。
いっぺんに全てを味わい尽くすのではなく、究極の楽しみは後にとっておくものだ。と言わんばかりに。まるで、人生みたいだ。

下山は鎖場も全て迂回し、所用時間は登りの半分というハイペース。
人生を登山に例えることがよくあるけれど、今回ほど強く思い知らされたことはなかった。

下山後は、疲弊しきった精神と肉体にご褒美を。
まずは焼き肉。ガツガツ食う。ヒットポイント回復。
そして「ニュー道後ミュージック」というストリップ小屋(何故?)。マジックポイント回復(なわけねぇだろ)。高校卒業記念以来だったけど、まさかいまだにこんな盛況だとは。そもそも今回は目的が違うから視点も違うわけだけど、でも全くドキドキしないストリップって如何なもんだろうか。一人とっても笑える客がいて、そっちの方に釘づけになってしまった。
そして仕上げはやっぱり媛彦温泉。

山から学ぶこともたくさんある。
でも人の心を動かすのはやっぱり人。
大切なことをたくさん教わった一日でした。
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