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冬空の下で
yoyoyogi.jpg
日付が変わる頃まで職場で作業をして、駅に向かう道すがら、なんだか急に息苦しくなって進路を変える。終電までまだ少し時間があったので、寒空の下、一人代々木公園を歩く。

夏なら楽器を演奏する音や、芝居の台詞などが遅くまで飛び交っているものだが、流石にこの時期のこの時間、話し声どころか、人の気配すら感じられない。静まり返った夜の公園に、自分の足音だけが寂しく響く。

ふと立ち止まり、月さえ見えない曇り空を仰ぎ見る。東京では、満天の星空どころか、広い空を眺めることさえ難しい。乱立するビル群の隙間から狭い空を見上げても、空を空として感じることさえ叶わない。

見上げたまま、すぅっと深く息を吸い込む。あぁ、そうか。この感覚を味わいたかったんだ。日常に流されて、自分がいかに孤独で寂しいかも分からずに、父を亡くした喪失感さえ心に刻むことなく過ごしていた。

見上げる空には、必ず何か感じるものがある。気のせいだと言われてしまえばそれまでだけど、でもこの胸を締め付けられる感覚を、もっと深く心の内に沁みこませたいと思った。
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