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藤本敏夫と加藤登紀子と父と母
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庭には、サクラソウの鉢が百を超え、他にも季節を彩る名前も知らぬ花々が春を待ちかねている。如雨露で水を遣り、やがて芽を出すはずの土の上から、ライラックの落ち葉を拾い集める。

三度目の墓参り。今回も墓前に手を合わせることはしない。去り際、まるで遠距離恋愛をしている恋人に言うように「じゃあね、父さん。バイバイ」と言った母。もう二度と会えないなんて、やっぱり思えないんだよな。

昨日は元日だったし、時間が少し遅かったこともあって、まさに芋洗い状態だった温泉。やはり昼過ぎが空いていていい。露天から望む空も気持ちいいし。

帰宅後、四十何年ぶりかに全国出場を果たした母校の高校サッカー一回戦の模様をテレビ観戦。緒戦がいきなり「国学院久我山」。先制された前半は、中盤に1点取り返して楽しませてくれたが、終了間際に集中が途切れて逆転。後半は実力の差が明確に出て、次々失点。結局1対7の大差負け。後半は相手の主力もベンチに下がったのに、ちょっと負けすぎ。

夕方から、母と二人で松山駅前の総合娯楽施設でカラオケ。軍歌や昭和歌謡、加藤登紀子など、母の大好きな曲と、父の大好きだった曲を、次々と歌う。切ない気持ちにはなったけど、でもしんみりって感じではなく、あっという間だった2時間をそれなりに楽しめたと思う。

帰宅後は、加藤登紀子のCDを聴きながら、時に口ずさみながら、母と餃子を作る。昨夜から仕込んでおいたタネを千切って丸めて延ばした皮に、母がニラいっぱいの具を詰め込む。

要領よくやったつもりでも、結局2時間ほどかかって出来上がり。冷凍していた油揚げを使用したせいで若干水っぽくはなったが、やはり母の作った水餃子は天下一品。

ここ数日は何かしら映画を観ながらの夕飯だったが、今日はカラオケでたくさん歌ったし、父の大好きだった加藤登紀子のドキュメンタリービデオを。彼女が愛した夫、藤本敏夫との愛のくらし。学生運動で逮捕された藤本と獄中結婚した加藤登紀子が、歌手として、妻として、母として、貫き通した生き方、愛し方。番組の最後で、2002年に癌で亡くなった夫のことを、加藤登紀子は

「私は死というのを不在をして受け取りたくない。

別の形で、彼は生き始める。

私は別の形で生き始める彼とすごく大事な旅が始まったというふうに考える」

と言った。まるで、見ている母に語りかけるように。

学生運動に命を賭けた藤本敏夫と、労組運動に青春を捧げた父。晩年、農業に従事した藤本氏と、花と山を愛した父。そしてそれぞれの生き様を愛した加藤登紀子と母。泣いている母を見ながら、このタイミングで、この番組を見たことが、とても偶然だとはとても思えなかった。
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