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静謐な温もり
今月12日に一歳の誕生日を迎えたannちゃんへのプレゼントを渡すため、目黒でtellと待ち合わせ。目黒に来ると必ず寄りたくなる「こんぴら茶屋」のカレーうどんを食し、近場のタリーズでお茶をしながら他愛のない話や、他愛なくない話。何でも知ってくれているから話せないことがないし、飾る必要がないから本当に楽。有難い存在。

tellも執筆中の戯曲の大筋を掴んでいるので、新しく付け足した設定など聞いてもらいながらブレスト。でも全然時間が足りーず。時間がなかった本当の理由は、もちろん店の名前のせいではなくて、職場の人に強く薦められた映画を品川まで見に行ったから。レビューの評価が非常に高く、何より書いている作品のテーマと相通ずるところがありそうで、何かしらのヒントを得られそうな予感がしたのだ。
okuribito.jpg
モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した滝田洋二郎監督の『おくりびと』。北国の澄んだ空の下、月山を望む庄内に響き渡る美しいチェロの音色。夢破れて帰郷した主人公が、ひょんなことから納棺士として第二の人生を歩み始める。脚本も演出も役者も全て素晴らしいが、まず設定の勝利。確固たる死生観を持たなくても、死者を送った経験のある人ならまず泣いてしまう。

祖父母の葬儀で納棺士と会うことはなかったが、もっと早くにこの映画と出逢っていればと思わずにはいられなかった。無宗教、というより宗教自体にあまり関心を持たない多くの日本人にとって、「死」は虚無を連想させ、最も忌み嫌う恐怖の対象なはず。だからこそ「死」即ち「穢れ」と直結して考える。でも、実はそうじゃない。「死は新たな旅立ちへの門なのだ」と、この映画は教えてくれる。死を想うことは、即ち生を思うこと。死を描くことは、生を描くことなのだと教えてくれた、まさに今見るべき映画でした。「静謐な温もり」という言葉がぴたりとくる、是非とも劇場で見てほしい秀作。
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