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祭りの夜
夕方までまったりと過ごし、普通のめんつゆ、ごまだれ、バジルソースの3種味で素麺を食べながら、スティーヴン・フリアーズ監督の映画『ヘンダーソン夫人の贈り物』を観た。英国初のヌードレビュー上演に纏わる経緯を、実話に基づいて映画化。タイトルさえ聞いたことがなく、正直期待はしていなかったのだが、とても質の高いエンタメムービー。堅物の英国政府が、検閲の際にその芸術性を認めてしまう件など非常に爽快。大戦中も「SHOW MUST GO ON」の精神で上演を続け、戦士たちに勇気と癒しを与え続けた「ウィンドミル劇場」に胸が熱くなる。劇場のオーナー、ヘンダーソン夫人役のジュディ・デンチの熱演も見所。

白暮の頃、遠くから祭り囃子が聞こえてきた。猫の寄合を冷やかし、亀虫の不意打ちを受けながら、鬱蒼と生い茂る草木の間を縫うように石段を上る。そこには、夜な夜な境内で縄跳びをしたり、風の音を聴きながら空想の世界に浸ったりしている社がある。最近になって「創作の杜」と勝手に名付けた杉山神社の、今日は年に一度のお祭りの日。長年この町に住んでいるのに、この祭りに足を運ぶのは今日が二度目。境内の中央には小さな櫓が立てられ、商店名の入った派手な提灯が吊り下げられている。録音テープと櫓の上で叩く太鼓の音に合わせて踊る人々。カキ氷を頬張る子供たち、ビールを呷る大人たち、一体どこから湧いて出たんだという大勢の住民たちで、狭い境内は活気に満ちていた。祭りとしては非常に小規模で、特に面白みもないけれど、子供時代の思い出の1ページ、もしかしたら恋の1つも始まったりするのかもしれないし、祭り独特の雰囲気って結構好きだな。

コンビニでシャーベットなど買って帰って、ニック・カサヴェテス監督の『きみに読む物語』を鑑賞。『メッセージ・イン・ア・ボトル』などで知られるニコラス・バークスのベストセラーを映画化したもの。『ロミオとジュリエット』的な身分違いのひと夏の恋。当然の如く、二人には別れの季節が訪れる。奔放に生き、相応の相手と婚約までした女。いつか交わした約束を果たした後も、ずっと彼女を想い続ける男。結婚式の直前に再会する二人。女は葛藤の末に初恋の男の元に戻ってくる。設定にも展開にも台詞にも斬新さはなく、いい意味での裏切りも全くない。ただ、そうやって結ばれた自分たちの物語を、老年認知症の妻に読み聞かせる夫という二重構造の図式が、最後にぐっと効いてくる。惜しむらくは、年老いた夫に、若かりし頃イケメンだった面影が重ならなかったこと。奔放に生き、情熱的に恋をして、白馬の王子様は自分だけを待っている。そんな願望を持った女性は好きだろうな、こういう物語。
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(非公開コメント受付中)

to AKIRA
久しぶりのコメントありがとう。

もう王子様に会ってると言える君が素敵だ笑
 私は、映画館でこの映画身見ました。
ryuuさんの言うとおり、何の裏切りもなく、
思ったとおりに運ぶストーリー。

私は、王子さまに出会ってますが(笑)
それを抜きに、ただただ、最後のシーンに涙しました。
あればかりは、愛だけではどうにもならない奇跡だと思う
綺麗な映画でした。
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ryuu

Author:ryuu
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