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秒速5センチメートル
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新海誠監督の3本の短編連作アニメーション『秒速5センチメートル』。タイトルは、桜の花の舞い落ちる速度だそう。桜の季節に、舞い散る花びらを手のひらで受け止められたとき、ちょっと幸せな気分になる。
人物はともかくとして、背景の美しさは天下一品。ロケハンで数千枚の写真を撮ったという各所の風景はとてもリアルで、いつかそこを訪れてみたくなる。
タイトルに限らず、全編を通してスピードに拘って作られたこの作品。降雪の中を進む電車の速度やロケットを乗せた運搬車の走るスピード。そういった物質的な速度に限らず、恋をした二人の間に流れる時間の速さの違い。1年は365日で、1日は24時間。時間は誰にでも平等に過ぎるはず。なのに、離れて暮らす二人に流れる時間は全くの別物で。一人は前進し、一人が留まれば、当然の如くその差は開く一方。そう、得てして前者が女で、後者が男だったりする。
踏み切りで擦れ違い、遮断機が降りて同時に振り向こうとする二人。上りと下りの電車が続けざまに視界を遮る。男は、微笑む彼女の姿を期待して電車の通過を待つ。轟音の後、桜舞い散る線路の向こう側に彼女は、いない。「あの時、何が何でも彼女に会いに行ってれば」「あの時、あの一言が言えていれば…」後悔は尽きない。「どれほどの速さで生きれば、また君に会えるのだろう」破れた恋はいつだって切なくて、叶わなかった恋はいつだって残酷だ。
この映画、モノローグはいらなかったんじゃないか。独白の台詞は、寧ろ自分の描くそれに近くて嫌いじゃないんだけど、映像だけで充分伝わると思う。
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