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『愛のむきだし』と『冷たい熱帯魚』
mukidasi.jpg
園子温監督『愛のむきだし』を鑑賞。

実話ベースに描く究極の純愛物語という触れ込みだが、前半はフィクション8割のエンタメ系。父の愛を獲得するために始めた盗撮という罪作り、そんな中で出逢う運命の女性。ともすると陰湿な展開になりがちなパートを軽快に、アグレッシブに描くことで飽きさせない。4時間という長尺で、後半は宗教も絡んでいよいよ重たくなってくるのだが、感情むき出しでぶつかり合う人物たちの迫力にぐいぐい引き寄せられる。

人間の弱さ、そこにつけこむ悪意。でも愛する者のためなら人はとことん強くなれる。

トラウマになっている実体験も相俟って、後半は胸が締めつけられるようなシーンの連続。

やろうとしたこと。でもできなかったこと。
やればよかったこと。でもやらなくてよかったこと。

新興宗教の手口や洗脳の知識など、現実と比べても仕方がないけど、根はそんなに浅くない。

とはいえ、映画としてのラストはあれでよかったのだと思う。

最近話題になった『監督失格』より純愛映画として共感もしたし、当然ながらより強いカタルシスを味わうことができた。
nettaigyo.jpg
続いては、同監督の『冷たい熱帯魚』を。

埼玉県で起きた愛犬家殺人事件からインスパイアされた「猛毒エンターテインメント」。

『愛のむきだし』と陰陽の関係で比較される作品だが、こちらは中盤から最後の最後まで救いのない陰というより人間の闇と狂気を描いた映画。
息つく間もない衝撃的な凄まじい映像をこれでもかと見せつける。
ホラーの中でもスプラッター系が苦手な人は、心して観なければならない。

人間の俗っぽい本性、いつ覚醒豹変してもおかしくない心の奥底に眠る狂気、愛に満たされながら抱く破壊願望。

監督自身絶望の淵に立たされたときに用いた劇薬と評したこの映画だが、普通の人は精神が健全なときに観ないとヤバいだろう。

それにしてもこの映画、でんでんに尽きる。
他の役者陣も見事ではあったが、でんでんに尽きる。
でんでん、怖っ!!
Secret
(非公開コメント受付中)

to min
『CUT』読んでみたい。

でも読んだら透明にされちゃうかな笑
No title
いや,でんでんに尽きますな。体を透明にされちゃうからね。
『CUT』という映画に出ているでんでんも怖いです。
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Author:ryuu
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