*All archives* |  *Admin*

2017/10
≪09  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   11≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
上を向いて歩こう
20051207.jpg
 仕事を終えて時間調整も兼ねてKenさんとウィンドウ・ショッピング。とても素敵な洋服屋さんを発見。でも欲しいなと思ったコートが78000円。ちょっと手が出ませんでした。品もいいけど、お店の雰囲気もgood。ゆっくりと落ち着いてお買い物ができそうです。

 今夜は有楽町線の「平和台」という普段馴染みのない駅でtellと待ち合わせ。ちょうど2ヶ月前の今日、短い間ではあったが、生前とてもお世話になったある人がガンで亡くなった。先月訃報を聞いて、四十九日の法要が終わったらご焼香に伺おうと思っていた。
 仏壇の前で線香に火を灯しながら、彼の遺影を見つめる。衰弱していく姿を見ていたわけでもないから、思い出の中にいる彼の姿と写真の中の元気そうな顔は一致するものの、既にこの世を去ったという実感が全く湧かない。優しくて、精力的で、酒を飲んでは夢を語っていた彼が今はもう…。目を閉じ、手を合わせると彼の声が聞こえてくる。話し声が、笑い声が、そして名前を呼ぶ声が。
 招かれるままに食卓につくと、ぐつぐつと美味しそうに煮立つすきやきが用意されていた。今日がちょうど祥月命日ということで、彼の大好物を用意していたのだという。高校3年生の息子さんと、大学で中国語を勉強している娘さんと奥さんの5人ですきやきの鍋を囲む。
 「今日来ていただけて良かった。折角すきやきなのに、寂しくなってしまわなくて…」
 そう言いながら微笑む奥さんに、何の言葉をかけてあげられるでもなく、こんな形で彼の家を訪れることになってしまったことがあまりに無念で、危うく涙をこぼしてしまいそうになった。でも、泣いてはいけない。明るく振る舞う家族の方々に対して、せめて楽しい食卓にすることが最低限の役目なのだ。だからおちゃらけた。だから笑った。いっぱい食べた。笑わせた。
 もう二度と彼には会えない。帰り際にコートを羽織りながらもう一度仏前に立っても、やはりピンと来ない。もう会えないなんて嘘でしょって思う。tellと3人で新宿西口で待ち合わせて、「どうもご無沙汰してます」って挨拶している光景なら容易く想像できるのに。
 彼が何より大事にしていたのは、人との「縁」・「つながり」だった。「縁あって」と言いながら全く連絡も取らなくなってしまった人間が何人いるだろう。誰とでも仲良くなれるわけじゃないし、限られた時間の中でコアに付き合える人間はそう多くない。だからこそ、それが本物の「縁」であるなら大事にしなきゃ。全力で。命がけで。
 またしばらくして落ち着いたら、お邪魔させてもらおうと思う。その頃には息子さん(次男)は大学に進学しているだろう。娘さんは結婚しちゃってるかもしれない。彼の子供である彼らは、きっとこれからもずっと優しく、力強くお母さんを支えていくことだろう。何ができるでもない。見守るなんて大層なものじゃないけど、彼の愛した家族を気にかけていくことくらいはできる。彼への恩をいつか返せる日が来ますように。
 「泣きたくなったら、上を向いて歩こう」
 彼はきっと、そう言いたかったんだと思う。
 だから、今日だったんだな…。

 レミオロメンの新曲『粉雪』を買った。ドラマ『1リットルの涙』で使われている曲。名曲『3月9日』のアレンジ・ヴァージョンも入っている。
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

ryuu

Author:ryuu
Welcome!!

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
リンク
フリーエリア
RSSリンクの表示
ryuu73
    follow me on Twitter
    月別アーカイブ
    カテゴリー
    ブログ内検索
    QRコード
    QR
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。