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ライオンの写真はトラない理由
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「もにこど2」でランチを済ませた後、久しぶりに「砥部動物園」へ。2007年の10月以来だから、約2年ぶり。父と母と3人でだった。そのときライオン舎の前で撮った記念写真は、恐らく3人で写った最後の写真で、今でもリビングに飾られている。だから今日、同じ場所に立ったときは、とても切なくなった。あのときと同じように、眠そうに欠伸をしているライオンが、少し恨めしくさえ思えた。
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わがうたかた戦記
先に洗車を済ませて、今日は一日家の用事。腰の重い母に指示を出させて、布団やら衣装ケースやら、重量のある不要物の処理にかかる。少しずつ物を減らして、なるべく身軽にと何度も言っているのだが、どんな物にもどこかしらに父の面影が残っていて、なかなか手が進まない。気持ちは分かるし、酷だなと思うのだけど、できれば再上京までに重い物だけでもと。

父の書物を片付けていた母が、ある本に挟まれていた一枚の紙を見つけた。ワープロで『わがうたかた戦記』と題されたそれには、父が心血を注いだ労働闘争の歴史が簡略に年表化されており、一労働者として、されど常に先陣に立ち、弱者のために闘ってきた父の軌跡が記されている。当時は、いつでも腹を切る覚悟で毎日出社していた父だったらしいが、母にしてみれば苦労の絶えない日々だったと思う。息子が生まれる73年に停職3か月、減給5カ月。何気に一番厳しい処分受けているし。苦笑交じりに「オイオイ!」と、姿の見えない父に突っ込んでしまった。

父が退職の日に記した言葉
「生涯を労働者として終わろうとの初志がなんとか貫けた日である。然しその言動を自省するとき、忸怩たるもの少なからず」
藤沢周平の作品を愛した父らしい言葉だ。
リラの木
皿が嶺の麓に父が植えたライラックの木が、心ない何者かに盗まれていたことは以前書いた。父の生前にも同じことがあったので、もうあの場所には植えられない。でもやっぱりあの山にライラックがないのは非常に寂しいので、Iさんが作ってくれた石碑の傍に、父が最後に植えたライラックを、実家の庭から植樹することにした。ずっとそのタイミングを見計らっていたのだが、暑さも少し和らいできたので、本日決行。

朝、母と一緒に庭のライラックを根っこから掘り出し、肥料をたっぷり混ぜた土と一緒に車に積み込んで出発。皿が嶺はもう何度目かだが、一人で登るのは今回が初めて。初心者向けの山ではあるが、若干の不安を抱きつつ、ゆっくりと登り始める。
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鳥の囀りや風の音に耳を傾けつつ、立派なブナやミズナラの樹を見上げながら、徐々にペースアップ。思っていたのとは違うルートからだったが、小一時間で無事に登頂。ホッと一息ついて、すぐに父の石碑がある場所へ。前回来たときより笹が勢いよく茂っており、傍にあった他の人の石碑はすっぽり覆われて全く見えない。父の石碑は、恐らくIさん他の有志がちょくちょく足を運んでくれているのだろう、そこだけはちゃんとスペースが確保されていた。

早速リュックからライラックの木を取り出し、スコップを忘れて来たのでストックを使い、父の石碑の前をゴツゴツと掘り起こす。至るところに笹の根が張巡らされており、とても難儀したけれども、なんとかちょうどいいくらいの穴を掘って、そこにライラックの木を植え、たっぷりと水をやった。周りの笹に負けず、しっかりと根を張ってくれますように。そう願って、石碑を後にした。
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今度、いつ様子を見に来られるだろう。もしかしたら、来春以降になるかもしれない。どうかそれまで、無事で。
ロス・コンドルスとの出逢い
ジムの後、ディーラーで前輪タイヤの交換。出費は痛いが、気付かず高速に乗って東京にでも向かっていたら、ほぼ間違いなくバーストしていたはず。ふと気になってGSで空気圧を見てもらったことで分かったのだが、これが虫の報せというやつか。

砥部町の指定文化財でもある「坪内家」は、水車業を営んでいた旧庄屋。このとても雰囲気のある築150年の古民家で、今日から「鉄・西山毅展」が開催される。そのオープニングイベントに、一昨日飲んだkyuちゃんが出演するというので行ってみた。
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庭先の大きな楠木の下に、様々な鉄のオブジェが展示され、屋内では流木に鉄を加工した作品がいくつも陳列されていた。理解はできなかったが、アートを頑張って理解しようとすること自体がナンセンスなわけで、さらりと見て回る。
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本日一番の収穫は、オープニングイベントでkyuちゃんたちの次に出演した「ロス・コンドルス」との出会い。怪しげな風貌で、正直全く期待はしていなかったのだが、彼らの演奏に圧倒された。相方のギターも素晴らしかったのだが、思いっきり琴線に触れたのは、仙九郎さんの尺八と篠笛の音色。聴いているだけで周囲の景色が幻想的に見えてきた。こっちにいる間に是非とももう一度彼らのライブに行きたいと思うし、彼らには東京、いや世界に出て行ってほしいなと勝手に思う。
今度は麻布で
とある舞台で知り合い、今は京都で踊りを中心に活動しているkyuちゃんから、昨日連絡をもらって早速今夜会った。こういうイキナリ飛び込んでくる予定って嫌いじゃない。現状がそれを許すから尚更。

居酒屋に入り、互いの近況やら今後のビジョンなど話したところで、都内で看護師をしているLさんも合流し、久しぶりに美味い酒を飲む。そろそろ23時を回ったかなと思ったら午前2時前だったのには、本当に驚いた。次回は麻布で集合予定。
シャッターアイランド
昨夜は徹夜明けで脱稿もして、精神的なダメージもかなり大きいはずなのに眠れなかった。肉体的な疲れとのバランスが乱れているらしい。ということで、今日は一週間ぶりのジム。ブランクのせいですぐにヘタバるかと思ったがそうでもなく。心地よい汗をかいた。
帰宅すると、ジムから会員種別を半強制的に変更するよう、手続きの案内が届いていた。なんだかんだ理由を列挙していたが、会員に取って全く益のない実質的な値上げ。施設の利用も非常に不便になる。会員数激減するのでは。ま、退会手続きをした身としては関係のないことだけど。
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マーティン・スコセッシ監督の『シャッターアイランド』を鑑賞。ところどころに分かりやすいヒントが隠されていて、大きな「謎」…と言っていいのか分からないが、設定は早いうちから飲み込めた。もちろん自分なりの解釈でだが。秀逸だったのは、ラストのディカプリオの台詞。あの一言で、作品がぐっと深まった気がする。

今日は「911」。あの日からもう9年か。2機目がビルに突っ込んだあの瞬間を、今でも鮮明に覚えている。
今年はフロリダの牧師の話題で持ち切りのようだが、個人的には雑誌「週刊金曜日」の最新号に掲載されている記事の方が衝撃的だった。この事実にこそ、最も深い闇がある。
ビューティフル・ドリーマー
本日〆切りの企画書2本を脱稿。親しみのないジャンルだったせいもあり、いまだかつてない産みの苦しみを味わった。しかも達成感より喪失感の方が大きい脱稿明け。清々しいどころか、吐き気さえ覚える。でも逃げずに闘っていかなきゃ。今踏ん張らなくてどうする。とはいえ、今の環境ではいろんな意味で厳しい。

企画書の参考に借りたアニメ『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』が面白かった。なんと脚本・監督はあの押尾学…じゃなくて押井守。1984年の作品だけあって絵も本も粗いが、押井ワールドの原形と言われているだけはある。「うる星やつら」ではなく、オリジナルならもっと面白いものになった気はするが。とはいえ、宮崎駿も『ルパン三世 カリオストロの城』で、原恵一も『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』で、原作の力を借りた名作を創り上げて後の今なわけで。欠かせないプロセスだったことに間違いはないだろう。
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因みに、この作品のブルーレイ版は、昨年3月20日に発売が予定されていたのだが、発売元である東宝の「諸般の事情」により発売中止になったらしい。
カラフル
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森絵都のベストセラー小説をアニメ化した『カラフル』を観た。監督はまたもや原恵一、というのはエンドロールを観るまで知らなかった。

まずレビューで酷評されている声優についてだが、メインキャスト2人については同感、と言わざるをえない。棒読みな感じも、関西弁なのに標準語ってのも非常に違和感が。宮崎あおいは素晴らしかったし、南明奈も驚くほどハマっていたのだけど、脇がいくら上手でも…。途中で慣れるかなと思ったが、違和感は最後まで払拭されず。

物語は、非常によくできていたと思う。人によってはアッサリと見抜けるかもしれないオチも、個人的にはラストまで謎として残り、多少ご都合的なところもあるっちゃあるけど(母親への態度やクラスメイトの反応など)、充分納得のいく結末。

そして秀逸だった音楽。特にクライマックスで流れる「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」には胸が熱くなる。帰宅後、早速itunesでダウンロード。オリジナルではなく、少年少女合唱団が歌うヴァージョン。いい。背景も素晴らしかったなぁ。何年も前に、当時の恋人と歩いた等々力渓谷の風景がとても懐かしかった。

カラフル。十人いれば十人それぞれの色。そして自分の中にも美しい色、汚い色。たくさんの色を持っている。自分が何色かなんて分からなくていいし、決める必要もない。こんな色も自分だし、あんな色も自分だったりする。そして、それは他人だってそうだ。思春期には人と違うことに戸惑ったり、落ち込むこともあるものだけど、実はそれこそが素晴らしくて、だからこそ世界は美しい。でも自分一人で気付くのは非常に難しいんだよな。

とっても素敵な作品だったと思う。だからこそ、メインの2人にプロを起用していれば、あと何倍も素晴らしいものになったのではないかと、残念でならない。
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