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2010/02
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一瞬
朝方まで、立て続けに映画を3本。全て一度は鑑賞済みだが、どれも好きな作品ばかり。新海誠監督『秒速5センチメートル』、ミシェル・ゴンドリー監督『エターナル・サンシャイン』、そしてニック・カサヴェテス監督『きみに読む物語』。創作の手掛かりに、というとジャンルはズバリ。

『秒速5センチメートル』
新海監督の描く世界や台詞が、自分の趣味趣向と非常に近いことを改めて思う。
恋をした二人の間に流れる時間の速さの違い。そばにいて、並んで歩いていても、歩調を合わせるのは難しい。だからこそ、手を繋いで歩く。なのに、離れた場所で、心のスピードをピタリと寄り添い合わせて付き合うことは…。

『エターナル・サンシャイン』
何故か、こういう時期に観たくなってしまう映画。
公開時の触れ込みに使われていた2つの宣伝文句が、今の心境にピタリとハマるからだろうか。

『きみに読む物語』
予定調和ともいえる先が読める展開だが、観るたびに胸を打つ切ない物語。
幸せを味わうのは、人生の中でほんの一瞬。でもその一瞬のためにかける労力や情熱にこそ価値がある。

眠い目を擦りながらジムへ行き、身体から叩き起こす。
午後、待ち合わせて伊予にある「もにこど2」という一軒家カフェでランチ。
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小高い丘に立ち、明るい陽射しが差しこむ大きな窓からは瀬戸内海が一望できる。和でまとめたインテリアの趣味もよく、肝心な料理は見た目に豪華、味も良好。店長と思われる渋いオジサンの接客も、落ち着いていて好印象。東京からIターンらしい。辺鄙な場所にも関わらず、客足が途絶えない人気がよく分かる。
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天気もいいし、折角なので56号を南下して海沿いをドライブ。
双海シーサイド公園を通り過ぎた「閏住(うるすみ)」という地名のあたり。海岸線と並行して走る線路沿いに、黄色い菜の花が一斉に咲き誇っていた。
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多くの人が車を停め、携帯やらデジカメやらで写真を撮りまくっていた。もちろん、自分たちも。写真じゃ伝わり切らないけど、これが結構すごい迫力なのだ。
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この辺りの海岸は、日本でも有数の、海に沈む夕陽が綺麗に見える場所。
海岸沿いのカフェでお喋りをし、海が赤紫色に暮れなずむ頃に店を出る。目の前には、真っ赤な太陽。
あっという間に沈んでしまったけど、言葉を失うほど大きく、美しい夕陽だった。
あんまり美し過ぎて、とてもとても切なくなった。
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solty and bitter...
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書き始めた物語の取材も兼ねて、とあるショウを観てきた。この類の舞台を観るのはこれで通算4回目。初めて観たのは確か高校を卒業した後だったが、今では随分と見方も変わってきた(4回しか観てないくせに)。シナリオを書いてテレビや映画の見方が変わったように、何かしら関わると、普通の人は気にならないであろう諸々が、妙に気になる。観る目が肥えたと言えばそうなのかもしれないが、一方で純粋に楽しめなくなったのも事実。でも粗も気になる分、表面には現れない裏側が想像できたり、実はそれがどれほど凄いことなのかが分かって、感動が二倍三倍になることも。

出演者の中に、今まで縁がありそうでなかった、今日が初顔合わせの女性が一人。この人のために、ショウを観るか否か散々迷ったが、結局は観に行ってよかった。と、今は思う。聴き覚えのある曲とともにステージは始まり、見覚えのある振りで、華麗に、ときに逞しく、ときにしなやかに舞い踊る。曲や振り、衣装や照明に加え、彼女はその身体さえも表現手段の一つとして拘り、完成度の高い芸術作品を創り上げていた。他の出演者のレベルも決して低くはなかったが、彼女の表現力は群を抜いていた。最高の表現手段と一流の技術が揃っていても、それを表現する力が伴わなければ、美味しい料理は作れない。今日の料理は、塩味と若干の苦みが効いていたが、ご馳走であることには違いなかった。
will be back
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珍しく朝方まで頑張って起きていたtellは、朝方ann姫に何度呼ばれてもなかなか起きられなかった。でも頑張って起きて、Sさんの作ってくれたハヤシライスをみんなで食べる。名残惜しくて仕方がなかったけど、本当は今日一日くらいずっと一緒にいたかったけど、東京滞在時間は刻一刻と短くなっていく。

ご両親に御挨拶をした後、tellに駅まで車で送ってもらい、Sさんとann姫にさよならと手を振る。次ann姫に会えるのはいつだろう。今度は、「ryuuくん、会いたかったよ」って思ってもらえるだろうか。

青山に着くと霧雨が。念のために傘を買って、美容院へ向かう。帰郷後半年以上過ぎたのに、松山で髪を切ったことは一度もない。もともとこれくらいのペースだったし、そのうち東京に戻るんだし、頑張って探さなくてもいいかな…。

飛行機の時間を気にしながら、最後にもう一人だけ。高校からの親友KYOと高円寺で合流。待ち合わせ場所が雀荘ってところが彼らしくっていい。とはいえ面子に入れてもらってゆっくりとってわけにもいかないので、小一時間ほど彼の身体をお借りして、近場のカフェで話す。5月に挙式、8月に奥さんが出産を控えている彼の幸せを、その時、すぐ近くで祝福できるようになっていればいい。上京直後は、常に彼が近くにいたけれど、どれだけ離れてもその存在は頼りがいがあり、いつも守られている気になる。この先、少しずつでもその借りを返せていけるといいのだけど。

18時過ぎ、タクシーと電車を乗り継いで、羽田空港に少し余裕を持って到着。小腹が減ったので、停機中の飛行機を見ながらカツカレーを食べる。

あっという間の6泊7日。東京がこんなに楽しいなんて。まだまだ行きたい場所は山ほどあったし、会いたい人もたくさんいたけど、本当に充実した、中身の濃い1週間だった。自分にとって東京がどういう場所か、自分にはどれほど心強い味方がたくさんいるかを思い知った。それもこれも全て、大切な大切な友人たちのおかげ。かけがえのない財産だ。本当に、ありがとう。

今回の旅で、決意はいよいよ強固なものとなった。今どうしてもクリアしなければならない課題と、今簡単には片付かない課題がある。全ての課題を完璧に解決した上で行動するには時間がかかり過ぎるし、時間をかけたからといってクリアできる保証はない。ただの言い訳にはならないように、自分なりに納得のいく折り合いのつけ方で、一日も早くこの街に戻って来られるように、明日から頑張ろう。
The power spot
早朝から出勤する土田くんを寝惚け眼で送り出した後、少し作業をしてから三鷹を出る。途中、これが最後のチャンスだと思い原宿で電車を降りて、再び明治神宮へ。まだ10時前ではあったが、開門は9時。足早で清正井入口に向かうが、既に長蛇の列ができあがっていた。しかし、整理券はまだ配布中!原稿が仕上がっていないのに、何時間待たされるか分からない列に並ぶわけにもいかず、作業をするために一旦神宮を出る。

原稿の大凡の目処はついたがあと一歩というところで、次の予定との兼ね合いでタイムアップ。この先どこかでタイミングを見つけることにして、再度神宮へ戻る。13年間東京にいて一度も足を踏み入れたことがなかった明治神宮に、この一週間足らずでなんと4往復…。

入口にはやはり長い列が出来上がっていたが、早い時間にもらった整理券だったせいか、ファストパスのように列に並ぶことなく優先して入ることができた。お、早くもいい流れ?
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清正井に続く道は、参道よりさらにスピリチュアルな空気に満ちており、非常に厳かな気持ちで静かに歩く。そしてしばらく歩いて辿り着いた先にあったのが、この井戸。
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四季を通じて15度前後の水温を保ち、毎分60リットルの水量があるこの井戸に手を入れ、名乗り、願いを告げる。ファストパス効果のおかげで他に参拝客も少なく、自分の後にはしばらく誰も来なかったので、ゆっくりと時間をとることができた。これもいい流れ。あとはこの願いが叶ってくれれば。
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それにしても清正井の人気恐るべし。毎日5000枚配布する整理券が、平日でも午前中にはなくなってしまう。天気が悪かろうが、本気で神様に縋りたい人にとっては関係ない。みんな幸せになれるといいのだけどね。

電車を乗り継いで葛西で待っていてくれたKちゃんと合流。ジョナで近況報告など。彼女はいつも見ていて爽快な背伸びをしているよう。ポジティヴで、好奇心旺盛で、常に前向き。心の中に熱い思いがあって、誰かの幸せを願って一生懸命頑張っている。だから応援したくなるし、今のピュアな気持ちをこの先も失わないでいてほしいなと心から思う。こんな自分でも慕ってくれる彼女のような後輩がいること、非常に有難い。annちゃんの分と一緒に、2つ目のチョコをもらったことも、非常に有難い。

Kちゃんと別れ、一駅隣の浦安へ。仕事帰りのtellくんと改札前で合流し、今夜宿泊させてもらう彼の家へ。

到着すると、既にお母さんが餃子を焼いてくれており、お父さん、奥さん、そしてannちゃんと共に一つのテーブルを囲み夕飯を食べる。幸せの理想形であると信じて疑わないtell家に混ざり、至福の料理と団らんを味わう。
恋人同士として、夫婦として、親として、子供として、孫として、全ての形でほぼ理想的な関係を築けている彼らは、本当に素晴らしいと思う。何が幸せって、これが幸せなんだと強く強く思う。大金持ちだろうが、仕事が充実してようが、異性に死ぬほどモテようが、この幸せの形には及ばない。もちろん人それぞれだけど、今自分が思う最高の幸せの形がここにあるなと本気で思うのだ。

ご両親ともお話ができ、お祖母さんにもご挨拶ができ、とても幸せな気分で2階へ。まず最初に原稿を仕上げて、メール送信まで済ませる。そしてお酒を飲みながら、久しぶりにSさんと、ゆっくり話をする。彼女との関係というか距離感は、親友の奥さんという括りからは少しはみ出していて、上手く説明できないのだけど、近過ぎず遠過ぎず、個人としてとても尊敬できる人だから、話していて気持ちいい。会っている回数にしては、ちゃんと話せてる時間はとても少ないのだけど、一度話し始めると、とことん深くまで掘り下げて話せる。

で、そうやって二人でこんこんと話している間、tellはずっとann姫のお相手。自分も子供ができたら相当の親バカになるだろうと思うけど、ここまで出来るかといえば、恐らく無理だろう。我が親友ながら、この人の人間性は人間性を超えていると思う。ほんと、神、仏の境地。
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夜更かしのann姫が眠りに就いた後、tellも合流して三人で遅くまで話す。こんな風に三人でゆっくり話せたのは、もう何年ぶりだろう。この愛に満ちた家族と、この先もずっと、さらなる強い結びつきで付き合っていければいい。てか、じゃなきゃイヤだ、絶対に。彼らとこの関係を育んでいけないような人生なんて、どれほど空虚で色褪せたものか、想像もしたくない。誇張でもなんでもなく、それが真実。この思いを本当に分かってくれる人、いるだろうか。

清正井は確かにパワースポットと言われるに相応しい場所だなと思ったけど、tell家も来る人を幸せにするパワースポットだと思う。
Relationship
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帰郷後会えてなかった広瀬未来さんと、お昼前に新宿ワイヤードにて互いの近況報告など。広瀬さんの足跡を辿ると、それなりに紆余曲折あったにせよ、確かで順風な波に乗ってきたと思う。彼女がとても努力家で、向上心の強い人だということは分かっているし、だからこそ今があるわけなのだけど、やはりそもそもこの道に進むべき人だったという宿命的なものも感じる。それに引きかえ、スタートラインは同じなのに、今の自分はどうしたものか。ま、考えても仕方のないことで、さっさとやるべきことやりゃいいんだけど。
広瀬さんとは、東京にいたときも半年くらい会わないことは普通にあったけど、やはり今の状況になっても変わらず会える貴重な友人。普段、結構辛口だったりするけど、細やかな心遣いのできる人で、そのギャップがまた魅力。今日も思いっきり義理なのは分かっているけど、ちゃんとチョコを用意してくれていて。今年はないなと諦めていたから尚更感動。

昼過ぎに広瀬さんと別れ、まだ一昨日より早い時間だったし、平日だからもしかしたらと思い、今日も明治神宮の鳥居を潜り清正井へ。が、やはり整理券は既に配布終了。帰りの参道がやたらと長く感じた。

折角原宿まで来たので、裏原の気になるショップなど冷やかした後、北区にある日舞の先生宅へ向かう。急な申し出にも関わらず、来訪を喜んでくださった先生と、あの頃と同じような楽しい会話を繰り広げ時を忘れる。先生のこと、自分のこと、門下生たちのこと。それぞれに想い出や思い入れがあり、過去と現在、そして未来に思いを馳せて止め処なく話す。縁があって出逢い、付き合って別れ、他人よりも遠い存在になって、また違う形で再会する。あの頃の想いと、今だからこその想い。その間、いろんな感情が交錯し、ときに失望し、ときに恨みに思ったことさえあっても、最終的に程良い距離を見つけ、お互いを認め合える関係っていいなと思う。

先生がお元気なうちに、自分も名前を取れたらいいなと思うけど、まずは東京に戻って地盤を固めなければ。でもいつかきっとという思いを心に秘めて、先生宅を後にする。あの頃のように、普通に、「さようなら。また」と笑顔で。

夜は、tellと土田くんと新宿で。何気に3人でゆっくり話すのは久しぶり。土田くんが松山に来てくれたり、tellとばっ旅に行ったりして、それぞれとは結構じっくり話せていたりするのだけど。年末年始にかけて大きな出来事があった土田くん、そして自分。お互い本当に大きな転機を迎えていて、どうしたって人生と向き合うことから逃げられない状況。それを、冷静に優しく見守ってくれているtell。どんなことがあったって、この3人の関係が、この先もずっと崩れることなく、よりスマートであったかいものであり続けることを願う。

終電の時間ギリギリまで深い深い話をメインに、浅い浅い話なんかも織り交ぜながら。駅でtellと別れ、土田くん宅に帰る。実は東京に持ち込んだ、明日が〆切りの原稿があって、できれば朝まで作業したかったのだが、明日も早朝から仕事な土田くんに最低限の睡眠は確保してあげなきゃという大義名分の元に、早々にパソコンを閉じる。明日土田くんと一緒に起きて頑張ろう。
ゴールデンスランバー
東京に来る度また食べたいと思っていた目黒「こんぴら茶屋」のカレーうどんにやっとありつけた。相変わらず美味。この味を超えるカレーうどん、なかなか出会えません。
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恵比寿のデキシーでお茶をして、渋谷で映画。もう東京ライフに違和感は微塵も感じない。原宿から渋谷、恵比寿、目黒は最もコアな時間を過ごした、一番落ち着ける場所なのだ。住むのは難しくても、やはりここが拠点になるような生活を取り戻したい。国営放送の夕方のニュースで、渋谷のスクランブル交差点の映像が流れる。それを遠い世界の景色を見るような感覚で観なきゃいけないのは辛いのだ。

観たのは、伊坂幸太郎の同名小説を映画化した中村義洋監督の『ゴールデンスランバー』。伊坂作品は好きで結構読んでいるが、この小説は未読。正直期待はしていなかったのだが、同監督が手掛けた同じく伊坂作品の『アヒルと鴨のコインロッカー』がなかなか面白かったのと、レビューの評価もそこそこ良かったので。実際、非常によくできていた。伊坂作品の映画化ってどうなんだろうと思っていたが、実は彼の作品は逆に映像向きのようだ。もちろん、監督のセンスはすごく問われるが。伊坂×中村タッグなら、今後も観てみたい。
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夕飯は、明治通りにある、よくランチで利用していた某店へ。夜メニューも全て美味しかったのだが、接客と、さらに何故かこっそり食べさせてくれた秘密の裏メニュー「カリフラワーのプリン」が最高。簡単にレシピを教えてくれたけど、あの味を再現するのは相当大変そう。
冷静と純粋のあいだ
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午後から明治神宮へ。長年原宿に職場があって、代々木公園を通勤路にしていたことさえあったのに、実は今回が明治神宮初参拝。そもそも、明治神宮は代々木公園の中にあるのかと思っていたが、隣接しているだけで別施設だったのね。

長い長い参道を歩き、本殿へと向かう。隣接しているのに、代々木公園よりもずっとスピリチュアルな場所であることを、最初の鳥居を潜った瞬間に感じた。本当は、いい流れを呼び込んで前進すべく、今話題のパワースポット「清正井」を観たかったのだが、メディアで紹介されて以来話題が話題を呼び、今や休日は5時間待ちが当たり前だとか。今日も既に整理券配布終了済みで、残念ながら目にすることはできなかった。本殿に参拝し、「大御心」を引いて、明治神宮を後にする。

約束の時間まで原宿をブラついてから、新宿で待ち合わせていたYさんに会う。立場的心境的に複雑であるはずなのに、冷静に物事を判断する力を持っている彼女は信頼に値する。輝かしい経歴を持ちながらも、奢ることなく謙虚に、人を大事にしてきた人だからこそ理解できることがあるのだろう。彼女を観ていると、純粋さと冷静さというのは両立できるものなんだと、それって実はめちゃくちゃカッコイイんじゃないかってことに気付く。信頼できるから、自然と距離が縮まるし、ついつい心がはだけてしまう。でも会えてよかった。正直、会う直前まで不安でいっぱいだったのだけれど。

今夜は、友人宅で鍋パーティー。性別なんて全く気にせず(というか、されず)、ざっくばらんで無礼講な楽しいひととき。でも心の中は思い遣りや優しい気持ちで満たされていることが分かるから、仕事終わりで駆けつけてくれたみんなに、感謝の気持ちでいっぱい。
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新たなる絆
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待ち合わせはどこにしようかという話になって、「府中の競馬場でもいいよ~~~☆」というメールが返ってきた。人によっては俄かに信じられないと露骨に疑惑の目を向けられたりするが、実は今年に入って競馬をパタっとやめている。久しぶりに競馬ができるとかそんなことよりも、待ち合わせを競馬場でどうかと提案されたことに、今日会う二人だからこその意味をすごく感じて、なんだか嬉しくなった。府中ではないけれど、競馬場には大切な思い出があったから。

久々の分、運も蓄積しているかと思い、競馬新聞を熟読して臨んだが、結果は惨敗。旅の始まりには痛すぎる大出血。でも晴れた日の冬の競馬場は最高に気持ちよく、声をあげて馬の名前を呼ぶのも気分爽快だった。

最終レースまで競馬を楽しんだ後は、場所を代々木に移して夕食。エスニック料理で腹を満たし、次の店でさらに飲む。その間、途切れることなく話は続き、話せば話すほど心はシンクロし、絆が深まっていくのを感じた。父を失った後、一時帰郷を決断するにあたって背中を押してくれたのも、東京を離れ、孤独に耐えて頑張っているときに支えてくれたのも、年明けに起きた衝撃的な出来事に、折れそうになった心を優しく包みこんでくれたのも、彼らだった。彼らがいてくれなければ、2010年はいきなり立ちこめた暗雲に包まれたまま、いまだに闇の中だったかもしれない。

虚無感や喪失感より、今回のことで得たものの大きさを実感して、だからこそより強く前へ一歩踏み出せる。そう思わせてくれた、新たなる生涯の友の存在に心から感謝。

Poくん、せいこちゃん、本当にありがとう。
home or away
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バスで高知へ向かう姉を街まで送り届け、ジムで汗を流して一旦帰宅。慌しく準備を完了させて、松山空港行きの路線バスに乗り込む。先日のブログにも書いたように、今日から約1週間東京。

ショックだったのは、機上から東京の夜景を見下ろしたとき。今まで、「戻ってきた」と思えていた感覚に違和感を覚えたこと。13年の濃密な歳月を経て、自分にとって「ホーム」となっていたはずの東京が、「アウェイ」に戻りつつあるのかと思うと愕然とした。羽田空港に着いても、山手線に乗ってもその感覚は抜け切らず、恵比寿からタクシーで友人宅に到着し、扉を開いた頃になってようやく、嫌な感じの緊張感が解れてきた。順応性は、時に人を救いもするが、滅ぼすことだってあるのだと痛感。

友人が仕事を終えて戻ってくる頃に最寄り駅で待ち合わせ、遅い夕飯を共にする。自分を、自分にとっての東京を、着かず離れずの距離で、長く深く知る友の一人だから、たった一言呟いただけで、その奥底に秘めた感情まで読み取られてしまう。弱さや脆さ、醜さまでも。だからこそ一切気取る必要もなく、ありのままの自分でいられる。

帰宅後も、飲みながら朝方まで語って語って、でも語り尽くすにはまだまだ時間は足りず。もちろんその頃には、東京への違和感は、どこかへすっ飛んでしまっていた。
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Author:ryuu
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