2008-06-22(Sun)
ずっと雨。窓を開けると、細い路地の向かいに古民家(正確には二間長屋だったらしい)をリフォームした「棕櫚」というイタリアンがある。戦後間もなく建築された古民家は、何年も入居者がなく荒れ放題。寂寥感を通り越して不気味ささえ漂っていたのだが、取り壊し寸前だった5年前、物好きな店主のおかげで小洒落た店に生まれ変わった
オープンして間もない頃に二度ほど訪れたことがあるのだが、それ以降一度も足を踏み入れていない。料理も接客も初々しくて好感が持てなくはなかったのだが、通いたくなるほどの魅力に欠けていたから。でもこの立地で5周年を迎えられるってことは、きっとその理由あってのことなのだろう。近々行ってみようかなと思う。折角目と鼻の先にあるんだし。
そんなこともふと脳裏を過ぎりつつ、夕暮れの薄暗い部屋の中、「棕櫚」の庭に植えられた樹木に、その葉に打ちつける雨音を聴きながら、すっかり行き詰った物語の次の一行を考えている。
オープンして間もない頃に二度ほど訪れたことがあるのだが、それ以降一度も足を踏み入れていない。料理も接客も初々しくて好感が持てなくはなかったのだが、通いたくなるほどの魅力に欠けていたから。でもこの立地で5周年を迎えられるってことは、きっとその理由あってのことなのだろう。近々行ってみようかなと思う。折角目と鼻の先にあるんだし。
そんなこともふと脳裏を過ぎりつつ、夕暮れの薄暗い部屋の中、「棕櫚」の庭に植えられた樹木に、その葉に打ちつける雨音を聴きながら、すっかり行き詰った物語の次の一行を考えている。
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