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2008/01
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追い風の中で1つ、また1つと見えてくるリアル
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新宿駅西口を出て、いつか通い慣れた道を足早に歩く。高層ビル群の合間には、信号機を揺らすほどの強いビル風が吹きすさんでいて、体感温度はぐんと下がる。ダウンの襟元まで首を埋め、ビルから吐き出されてきた会社員たちに逆行していく。

ヒルトン東京のロビーで友人を待つ。多国籍の富裕層が、爽やかな笑顔と穏やかな口調で会話を楽しんでいるのを見ながら、過去を思い、今を思う。そして未来を。

役者Aが現れ、新宿で観劇した後によく訪れる、ホテルの向かいにあるデニーズで夕飯。いつもは手際の悪さに辟易するこの店だったが、今日は全く違った。快適に食事を済ませ、彼の劇団の話を中心に演劇論を戦わせ、件のプロジェクトに関して非常に有効な資料をもとに具体的なアドバイスをもらう。流れといかタイミングというか、不安要素も山積みだが、心地よい追い風が気持ちを後ろから支えてくれる。

早い時間から会ったにもかかわらず、途切れることなく話は盛り上がり、気がつけば今日も終電。彼が前の日もオールじゃなければ、夜を徹して語らうことも歓迎だったが、今夜のところは解散。彼にはこれから先も何かと力を貸してもらうことになるはず。協力者たちのモチベーションがあがるような本をまず書かなければ。そろそろ部屋の掃除がしたい。
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春の枯葉
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先週オンエアだった「アンビリ」で共演した役者(主演だった方)、藤本さんの出演する舞台を観るため両国の「シアターX」へ。「日本近・現代秀作短編劇100本シリーズ」というタイトル通り、上演回数100回を目指して、年2回のペースで公演を行っている壮大なプロジェクト。今回は、#53宇野信夫『俥』と、#54太宰治『春の枯葉』が上演演目。シェイクスピアやイプセンなど、海外の古典は何度かあるが、日本のものはほとんど観たことがない。藤本さんの出演する『春の枯葉』は、台本をネットで見つけることができたので、一読してから劇場に向かう。

「シアターX」がというより、両国に降り立ったことがまず初めて。駅構内には力士の額縁が飾られているし、一歩外に出たら右も左もちゃんこ屋だらけ。場所中なら本物の力士とすれ違ったりしただろうか。

劇場は国技館と反対側だったが、江戸東京博物館もずっと気になっているのだし、次回またゆっくり来よう。台場から水中バスで浅草に出て、両国までゆっくり歩いて博物館へ。夕方から桟敷で相撲観戦をして、夕飯にちゃんこが食べられたら最高だな。

さて舞台。スタッフ&キャストも割かし年齢高めだが、客層も8割9割が年配者。装置は美しく、衣装は趣味に合わないが、全体的にまとまりがあって落ち着いて見られる舞台。役者の稽古量は少なく、通しの回数も数える程度と聞いたが、各々がとても丁寧な演技をする。中でも藤本さんの演技は安定していて、安心して物語に入っていける。

『春の枯葉』に関して言えば、内容の解釈は同じだと思うが、キャスティングと演出がイメージしていたものとだいぶ違う。だが太宰の印象とは敢えて異なる色を出したかったのだろうということは想像に難くない。明らかに役者の力量不足で、ただ台詞を吐くのに精一杯という場面もあったが、古典は得てして長台詞の応酬だったりするので、半端な稽古量じゃ難しいだろう。

落葉して冬を迎え、積もった雪の下で土に還ることもなく、枯葉のまま春を迎える。そこに意味を見出す生き方は、今の自分には到底できないな。落ちたら終わりだと思うから、必死に枝にしがみ付いて生きる。まだまだ、落ちてたまるか。

終演後、藤本さんとご挨拶。今楽屋で、アンビリを録画したDVDが流されているのだと笑う彼。本当にいい役者さんだなと思う。またいつか絡める日が来るといいのに。

江国香織の直木賞受賞作『号泣する準備はできていた』を今更ながら読了。彼女ならではの独特な世界観と、繊細な筆致。どれだけ技術を磨いても、こういう物語は書けないだろうなと思う。女性ってば、なんて複雑な生き物なんだろう。一生理解はできないんだろうな。でも物書きとしては、そうも言ってられないわけで…。

今夜はさほど寒いわけでもないのに、何故だか寂しさが募る。両国からフラフラと彷徨い歩くのもいいなと思ったが、大人しくまっすぐ帰宅。こんな日に一人で1本吸ってみるタバコは、きまってマズい。そろそろリフレッシュが必要かも。
新たなる協力者
昼前に来てもらった取引先の担当者Y氏は、昔は高校球児だった熱い人だ。関西人だからノリがよく、もと営業マンだったから喋り上手の聞き上手。さらに同世代ということもあって、初めて会ったときから親近感を覚え、仕事も時間も忘れて語りこんだ。今回もガッツリ話し込む流れは目に見えていたので、「とりあえず先に仕事の話済ませちゃいましょうか」と切り出すと「そうですね。でも仕事の話は特にないです」とぶっちゃけた。毎日終電まで働き、ウチの他にも相当数のクライアントを抱えているにもかかわらず、スケジュールの合間を縫って会いに来てくれるのはとても嬉しい。

職場のレストランで体裁分だけの時間を話し、約束していたランチに出かける。今日もまた「duidui」へ。混み具合で相席や席の移動はあるものの、時間を気にせずゆっくりと話せる居心地の良さがここにはある。

初対面でいきなり意気投合したY氏とは、今日も弾丸トークが炸裂。外気を一度上げるほどに熱く話す。例のプロジェクトの概要を話すと、営業時代に身につけた丸秘技や、実際彼の会社に売り込む場合の有効な手法など、具体的なアドバイスを列挙しながら、「僕に何ができるだろう」と真剣に考えてくれた。それだけでも非常に意義深いミーティングだったが、今後の自分次第で、彼は相当強力な味方になってくれるかもしれない。

帰宅後、執筆中の戯曲の参考になるだろうと思って借りた某劇団のDVDを2本続けて見る。どちらも一度ナマで観たことのある作品で、話の筋はしっかり覚えている。内容ではなく展開、ステージの使い方や、舞台美術などを意識的に鑑賞。学ぶべきところは多すぎるほど。何度も繰り返して見なければ気づかないこともあるだろう。他にも観ておかなければいけないものはたくさんある。
猫の着ぐるみを被った鳶
最近また足を運ぶようになった「duidui」で、職場で仲良くなった学生Kとランチ。今春社会人デビューを控えた彼女とは、最近顔を合わせる機会もめっきり減ってしまった。渋谷に用事があったついでに、欧州旅行のお土産を持参してくれた彼女、「若さ」ではとても説明のつかない不思議な個性の持ち主。たまに理解不能な発言をするが、情熱的で、行動力もあり、リーダーシップまで取れるというキレ者。「能ある鷹は爪を隠す」というが、彼女の場合は、「猫の着ぐるみを被った鳶」みたいな…。

「協力者」に違いないと踏んだ人には、会うたび積極的にそのコンセプトを伝えている今回のプロジェクト。彼女はきっと想像以上、というより予想外の力を貸してくれるのではと期待している。

さて、初回だけは勉強のために極力見るよう心がけている連続ドラマ。
月曜日
「薔薇のない花屋」タイトルもいいし、野島伸司脚本だけに期待して見ているのだが、彼独特の痛い世界は今後炸裂するのだろうか。
火曜日
「ハチミツとクローバー」言わずと知れた羽海野チカ原作の大ヒット漫画。何故敢えて映画の轍を踏むのか理解に苦しむ。最初の5分見て、電源オフ。
「貧乏男子」今最も旬な俳優、小栗旬が主演。展開も非常に分かりやすく、何も考えずに見られるとは思うが、次回も見たいとは思えず。
「あしたの、喜多善男 」脚本が飯田譲治なのは後から知って納得。地味だが力のあるキャスト陣。先々の展開が楽しみ。
水曜日
「斉藤さん」初回は見逃したが、面白いと評判だったので。劇作家の土田英生氏が脚本担当。ハマり役なのかもしれないが、このヒロインのドラマはどうも見る気になれず
木曜日
「交渉人」 女性がネゴシエイターのドラマをっていうのは、いつかシナリオ学校のイベントの課題になった。これが正解なのかは分からないが、第二話以上の見せ場はなさそう。
「鹿男あをによし」話題沸騰中の万城目学が原作。相沢友子は「世にも奇妙な~」で名前を知った脚本家で、好きなタイプの本を書く人だが、この作家の作品は実写化に相当無理があるのでは。
金曜日
「エジソンの母」なんかいろいろ微妙。やりようによっちゃ面白くなるんだろうか。ヒロインもそうだけど、子役が。最近は日本人の子役も上手くなってきたのかなと思っていたのだけど。月9の女の子なんて演技上手だし。
「未来講師めぐる」実はこれを一番見るべきだったのに、すっかり忘れていてまだ一度も見ていない。宮藤官九郎の本だし、きっと面白いんだろうな。
土曜日
「1ポンドの福音」高橋留美子原作の漫画。亀梨くん、身体動くね。流石ジャニーズ。でも気取らない演技がとてもグッド。フツーに面白い。
日曜日
「佐々木夫妻の仁義なき戦い」設定はとても面白いと思う。キャスト次第で毎回泣けるドラマになったはずじゃないだろうか。

で、最後に「ロスタイムライフ」これはまだ始まってないんだけど、来月から土曜日の23:10フジテレビ系でオンエア。詳しい情報はないのだけど、毎回脚本と主演が変わるみたい。キャストのラインナップを見ると、かなり面白そう。これは要チェック。

てことで、今後も見たいのは「薔薇のない花屋」と「あしたの、喜多善男」。あと「未来講師めぐる」も一度見ておきたいし、「ロスタイムライフ」に期待。
以上、勝手にドラマ批評でした。
長い時間をかけてようやく築けたものの好ましい変化
お風呂入らなきゃ。あ、その前に…と思って洗濯機を回したところから記憶なし。そのまま今朝9時半まで爆睡でした。起きてもう一度洗濯機を回しながら、バタバタと出かける準備。今日は、日舞踊り初めの会に顔を出すことになっていた。

もう随分長らくお休みしている日本舞踊。他の門下生も年齢と共に忙しくなって、今年の演者は一時期の半数以下。

各々が次回の稽古日を書きこむ先生宅のカレンダーは、いつも生徒たちの名前で真っ黒だった。いつ行っても誰かしら他に稽古している人がいて、あんなに賑やかだった稽古場が今は…。結婚、就職、出産、異動、それぞれに様々な要因があり、それはもう仕方のないことなのだけれど、あともう何年踊れるかと不安を口にする先生の寂しさを思うと忍びない。毎週は無理でも時間を見つけて稽古に通って、一年に一つでも最後まで通して踊れるようになればいいのだけど、残念ながらまだしばらくそんな余裕は持てそうにない。だからせめて、先生の舞台や、年に一度のこの新年会くらいには顔を出して、先生の元気な顔を見られればと思う。

少なめに並べた客席に、さらに少ない見学者と演者たち。その前で、次々と大物を踊る門下生。当たり前だけど、日舞への想いや稽古に臨む姿勢がそのまま踊りの巧拙に表れる。やはり本気でやってる人の踊りは違うものだ。環境さえ整えば名前を取りたいと願う彼女は、流石に上手くなった。もっとたくさんの人前で、踊れる機会があるといいのに。でも他のみんなも、貴重な時間を割いて頑張って稽古した踊りを一生懸命踊ってて、ちょっぴり感動。

最後に先生が、先日荒川の文化祭でも披露した長唄「秋の色種」を踊られた。優雅で、でも変に気取ってなくて、柏木流の良さが滲み出る踊り。まだまだ、先生の踊りには誰も叶わない。いつまでもずっと元気で、大好きな踊りを続けていけますように。
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終わった後、バスに乗って三河島にある「山田屋」という焼肉屋へ。小ぢんまりとしたアットホームなお店だが、敷地的にも、味的にも奥が深い。肉もお酒も美味しくて、大好物のユッケも一人で二人前頼んだ。いやぁ、食いも食ったり。人数は減ったけど、こうやって若い門下生たちと過ごす時間が、先生は本当に嬉しいのだ。
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たらふく食べて、タクシーに乗り込む先生をお見送りし、若手はみんな三河島の駅から電車に乗る。西日暮里からは、最寄り駅がさほど遠くないNと小田急線直通の千代田線に乗り、長い乗車時間久しぶりにゆっくりと話した。日舞への想い、女優としての苦悩、今後の方向性。彼女がこれほど話せる人間になっているとは、正直驚きだったし、とても嬉しかった。人は変わる。変わらなきゃ嘘だと思うし。彼女とたくさん話したことで、自分の中で一つの壁が崩れた気がする。そして、あとにあたたかくて、清々しい何かが残った。
いい夜だったな。
APARTMENTs Acoustic Live @下北沢
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kenさんのバンド「APARTMENTs」は、諸事情あって(?)現在活動休止中なのだが、本格的な活動再開を前に、新メンバーのお披露目も兼ねてリハビリ的ミニライブが行われた。場所は以前kenさんと仕事帰りにふらりと立ち寄った下北沢の某カフェ。弦楽器主体のアコースティックライブは、ごくごく親しいお友達を集めての非常にアットホームなもの。そこにいる誰もがメンバーのことを好きで、あたたかい目で見守っている。動員数やライブのコンセプト、音楽のクオリティなんかを気にしてプレッシャーいっぱいにやるのもいいけど、たまにはこういう雰囲気の中でまったり音を楽しむのも悪くない。

遅れて来たくせに、次の約束があったのでライブが終わりで駅前の居酒屋へ移動。現在も公演中の「ヤニィーズ」の女優Fさんと、今日のソワレを観てきたminと飲みながら芝居の感想など。オール明けなのに酒は飲むわ、たらふく食べるわでフラフラ。そろそろガッツリ寝溜めできる日を作らないと、能率もテンションも下降してしまいそう。
銀座でブレスト
台湾で製造販売され、199$という激安価格が話題となって北米でも爆発的に売れたASUSの「EeePC」が、ついに本日日本でも発売開始となった。価格は49800円と倍近い値段だが、OSはLinuxからXPに変わっているし、このスペックで920グラムの軽量化を実現しているとなれば断然買いだろう。日本上陸が決定して以来、ずっとこの日を待ち続けてきた。昼休みに予約していたビックカメラに商品を受け取りに行き、社に戻って開封。オフィスが別売なので、外付けドライブが必要なものの、形状・重さ・性能・操作性共に悪くない。これで、常にPCを持ち歩き、僅かな時間も執筆にあてることができる。これからは、ずっと一緒だからね。
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夜は銀座シネスイッチそばの喫茶店に入り、早速EeePCを開いてノート上に散乱しているシーンの断片を少しずつ整理。しばらくして稽古終わりの広瀬さんと合流し、閉店時間までブレスト。頭の中を整理しながら、極力順序立てて、現段階で浮かんでいる構想を聞かせる。じっと聞き入る彼女の表情を窺うだけでも、そのシーンが面白いのか微妙なのか分かったが、全て話し終えた段階で、改めて意見を聞く。鋭い突っ込みをしっかりと受け止めて、課題を一つずつクリアしていかなければ。

待ち合わせた時間が遅かったこともり、今夜は時間にも余裕があるということだったので、殺人的に混み合った銀座線で渋谷に移動し、寒風吹きすさぶ中やっと始発待ちコースの空きがあるカラオケボックスを見つけ、朝までブレストに付き合ってもらう。ま、ボックスに入ってからは寒さと疲労で、まともな話し合いにはならなかったのだけれど。

まだ暗い渋谷の街を歩き、ぶるぶると震えながら駅に向かう。長い時間ブレストに付き合ってもらって、広瀬さんには本当に感謝。週末はゆっくり休んでください。

彼女とは別の電車に乗って、幾度となく意識を失いながら、なんとか寝過ごすことなく無事帰宅。あまりに寒いので、熱いシャワーを浴びるのだが、風呂場でも立ったまま寝そうになる。髪も乾かさず小一時間だけ眠り、仕事に向かう今日はもう土曜の朝。また長い一日が始まる。
壁と向き合う
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昨年末に撮影が行われたフジの人気長寿番組「奇跡体験!アンビリバボー」が、今夜オンエアされた。番組が始まる直前に帰宅し、緊張し慌てていたのもあって、脱いだ靴下を洗濯機に入れるつもりがゴミ箱に放り込んでしまったりしながら、それでも珈琲一杯はなんとか用意して、テレビの前に座る。

期待よりも不安の方が大きく、友人知人への告知もギリギリまで行わなかったが、映像に耐えられないほど拙い演技でもなく、演出上かなりハイテンションな芝居にはなったものの、それが逆に好感を持てたという感想も戴いた。実際もっと素に近い演技をしていれば、見せなくてもいい粗を目立たせただけかもと思うと、あれでよかったんじゃないだろうか。

もらった役もよかったし、ストーリーも普通にドラマとして感動できる素晴らしい筋だった。何より、話をふってくれたディレクターさんが快適な現場を提供してくれたこと、そして素晴らしい編集技術によって、助けられたところが非常に大きい。本当に、感謝の一言に尽きる。現状に決して満足しているわけでなく、自らの手で新しい時代を築こうと日々努力している彼と、また何かの機会で絡むこともあるだろう。それまで互いに切磋琢磨し、共に上を目指していければいい。

オンエア終了後、何本かのメールやら電話をもらい、感謝の気持ちいっぱいにレスを返す。しかし親の感想が一番手厳しいものだったな。ま、それは演技どうこうというより、生きる姿勢的なところへの突っ込みだったのだけど。今回の件で、親に喜びより不安を与えてしまうような生き方をしてきている自分が不甲斐ない。

年始に録画しておいたNHK「プロフェッショナル~仕事の流儀」の特番、「イチロー・トークスペシャル」を見た。彼の野球に対する真摯な態度、そして自分と向き合う厳し過ぎるほど真剣な姿勢。彼がすごいのは充分知ってるつもりだったけど、改めて感動。

そんな彼が、昨年自分に課したのは、プレッシャーに対して逃げることなく、向き合うこと。目の前の壁に立ち向かう覚悟を持ち、乗り越えるべく最大限の努力をする。その気持ちを持てて、やっとスタートラインに立てたのだと彼は言う。結局は、人生、自分との闘いなのだ。野球という競技を通して、彼は本気で勝負を挑み、勝とうとしている。

先日のブレストで、目の前に「壁」が立ちはだかったところだけに、イチローの言葉はビンビン心に響いた。「壁」に立ち向かうことが少し楽しみになり、いつしか「壁」を乗り越える機会を得たことを幸福だとさえ思えている自分に気づく。洗濯機を眺めながら一人、ニヤリと笑う。
奴が現れたら、消える
外に出たら雪。先日降った東京の初雪は早朝だったので、自分的にはこの冬初めて。普段見慣れた景色も、雪化粧でガラリ一変雰囲気が変わるし、空を見上げて舞い落ちる雪を眺めるのは結構好き。寒いのは嫌いだけど、雪の降る日は別。北国の人には「いい気なもんだ」と笑われそうだけど。でもどうせなら周囲に田畑以外何もない山に囲まれた田舎か、海の上にしんしんと降る雪が見たいなぁ。
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夜は下北沢で「ヤニィーズ」公演『奴が現れたら、消える』を観劇。評判も話の筋も分からず、知らない劇団の舞台を所謂「付き合い」で観る本数はめっきり減ったが、一つでも気になる要素があれば話しは別。今回は、報せをくれた役者以外にも、数年前に共演した女優も出演していることが分かり、音信不通だった彼女と久しぶりに話もしてみたかったので決定。
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前半はテンポも良く、いつか自分も考えた物語の設定に似ていて面白かったのだが、中盤から展開が行き詰まり始め、役者は台詞カミカミでテンポがガクンと落ちた。こうなると昨夜2時間睡眠の身としては、観劇より睡魔との戦闘モードに突入。テーマはぶれ気味だし、群像劇にもなりきれないまま淡々と進む芝居。女優陣はみんな良かったのになぁ。残念。

終演後、二人の友人の近況それぞれに衝撃の事実があり、できれば飲みながら詳しく聞かせてもらいたかったのだが、それはまた後日にということで。
雪、やんじゃったなぁ。
原宿でブレスト
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今週唯一予定のない日だったので、帰りに「原宿餃子楼」韮大蒜入り水餃子を二枚食べて岐路に着く。一人餃子、板についてきたなぁ。

そろそろウチに着くという頃、明日の観劇後に会う予定だったminとの約束が今夜に変更になる。とりあえず一旦帰宅して諸々の用事を済ませ、再び原宿に戻る。

上京後しばらく、一緒にラジオをやっていた頃は、それこそ毎日のように顔を合わせ、電話をかければ夜明けまでが当たり前だったminだが、最近はめっきりそんな時間も減ってしまった。何かしらのイベントでちょくちょく顔は合わせるものの、こうやって二人で会うのは本当に久しぶり。

夜が早い原宿で、ゆっくり話をしたいと思えばやっぱり「montoak」。お洒落だし、客層も落ち着いていて、珈琲の味も悪くない。一階窓際に向かい合って座り、互いの近況など改めて報告し合う。

先日の銀座「砂漠の薔薇」でのminの活躍ぶり、今週木曜日オンエアの某番組撮影時の話、そして先日からブレストを繰り返している構想中の作品について。普通に話しているはずなのに、なんだか少し違和感があって、その距離に戸惑う。先週渋谷でtellと会ったときの感覚に似た、少し寂しい感じ。齢を重ね、それぞれの時間を別々の場所で生きていけば、当たり前のことなのかもしれないけど、やっぱり…。

でもそんな溝も、会っている一分一秒の間にぐんぐん縮まっていく。もちろん、人によっては切れてしまった糸を、二度と結び直すことができない人もいるのだけど。

話の途中、minからとても大きな一つの決意を聞かされる。十年来の付き合いで、彼女の口からその言葉を聞ける日をすごく楽しみにしていたから、本当に嬉しい。来たるべく日が来て、そうなるといいなと思うし、そのときはまた改めてこうやって会いたいなと思う。

ブレストに関しては、現段階で見えている大まかな筋を話した上で、彼女にも聞いてみたいことがたくさんあったのだけど、本題に入るまでに相当な時間を要し、いざ切り出そうとした途端にとてつもない難問にぶち当たり、結局その高い壁を見上げたまま、乗り越える気力もなくして立ち竦んでしまった。

ということで物語に進展はなかったのだが、外堀をどう埋めるかという計画については貴重な意見も聞けたし、やっぱり課題は山積みだけど、クリアすべき問題点を把握することも大事な一歩。

帰宅後、目下の障害に苦悩する友人と電話で相談に乗り、1時間半ほど離した後、目の前にいきなり現れた高い壁を乗り越えるべく、PCに向き合う。
気がつけば6時前。寝なければ。
町屋でブレスト
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今夜は、昨年末に文京区から荒川区に引っ越したtellの新居へ。新築マンションの高層階の一室は、広く清潔で、それでいて今までと変わらない温かみのある部屋。ann姫にとっても非常に快適な空間であることは間違いない。

毎度お邪魔してはご馳走になる、Sさん手作り本日の夕飯のメニューは、「ロールキャベツもしくはロール白菜と、オムライス!!」お子様メニュー&挽肉が大好きな来客者を最高に喜ばせるラインナップ。ケチャラーなので、遊び心たっぷりにケチャップでお絵かきをして、ann姫と記念撮影。超キュート☆もちろん味もバッチリでした。

食後、tellがann姫をお風呂に入れてから、先日渋谷で行ったブレストの続きをSさんも交えて。解消された矛盾と、新たに持ち上がってくる問題点。Sさんの女性ならでは、というよりSさんならではの意見も非常に参考になった。来たときよりも課題は増えた気もするが、脱稿まで一つ解決してはまた新たな問題点が発生するというその繰り返しなのだろうし、根気よく付き合っていくしかない。徐々に短時間睡眠に慣れていかないとな。
届いた!
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この一週間、予定のない日は一日だけだったし、来週も予定のない日は一日だけだし。今日はゆっくり休むのだ。

昼過ぎに、待ちにまった例のブツが届いた。
厳重に梱包されていて、ズシリと重い。

ドキドキしながら、包みを解いていく。

!!!!

ついに、手元にこの絵が!!

ぼんやりとした頭で、まったりと過ごしていた休日の午後だったけど、一気にアドレナリン大放出。テンション上がりまくり。

画像は勿体無いので、ここに載せるのやめました。

この絵に相応しい、いい部屋に住めるようになったら(いつ?)、是非見に来てくださいな☆

画像は、先日母が買い物帰りに空を見上げて撮ったもの。いつぞや紹介した落葉紅葉を拾ったのと同じ道からなのだって。いい雲。
浅草・曳舟・銀座
「先行って初っ端からやってますよ」と言っておきながら、浅草に着いたのは午後1時過ぎ。夜勤明けの呑兵衛おじさん二人は、WINSそばの屋台で既に赤ら顔。たまにはこういうのも悪くないかなと、昼間から濃い目のにごり梅酒を一杯。おでんやらモツ煮などつまみながら、もうすぐ一周忌を迎えるKさんを偲びつつ、夕方まで競馬を楽しむ。

競馬が大好きで、個人的にとてもお世話になった夜勤のKさん。「書いた本を読ませろ」と言われていたのに、早稲田卒の彼に読ませるにはそれなりの自信作でないとと思っているうち、その機会を逸してしまった。執筆中の本が上がったら、持っていきますね。あと、いつか枕元に立って、当たり馬券教えてください。
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朝まで勤務だったのにまだ飲み足りない呑兵衛たちと別れて、折角浅草にいるのだからと、次の予定までの時間「まつり湯」へ。週末、新年会シーズンということもあって芋洗い状態だろうと覚悟していったが、さほどでもなく。サウナで相撲を観戦し、露天で物語の矛盾を解消すべく頭を捻る。風呂上りにはやっぱりマッサージ。朝から頭いっぱい使ったし。

予定が目白押しの本日次の行き先は曳船。昨春tellと参加した「miru-project」の主宰シンノスケくんが駒沢からここに拠点を移したので、引越し祝いと新年会を兼ねてホームパーティーに招かれたのだ。いや、そんな横文字は似合わない新居だったな。正確には墨田区京島。築後40年は軽く経過している廃屋寸前の、まさに荒ら屋という言葉がピタリと当てはまる二階建て。ここに、シンノスケくん含め男三人で共同生活をしている。
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もとは飲み屋でカウンターのある一階は、台所として機能しているようだが、物がこれでもかというくらい乱雑に放置されていてほぼ手付かずの状態。土足で上がる二階は、壁や天井をぶち抜き、床板は丁寧に張り直されている。だだっ広い空間に、雑然と片付けられた布団やら何やらがあって、中央壁寄りに事務所的なスペースがある。下町情緒溢れる雰囲気抜群のその部屋の中に、映像、音楽、美術などなど、様々なクリエーターたちが所狭しと膝を並べて酒を飲んでいる。国際色も豊かで、在日地球人(彼らは外国人のことをそう呼んでいた)も幾人か。次の予定があったので、ほんの1時間ほどの滞在だったが、その間に次々と来訪者が現れ、50人ほどは集まっていただろうか。シンノスケくんたちの求心力に改めて感心。

主催者を独占してゆっくり話す時間はなかったが、彼らの今後の企みを聞き、こちら側からも協力を要請して、最低限伝えるべきことだけは伝えて、後ろ髪を引かれながら「侘庵」と呼称のついた彼らの新しいアジトを後にした。話してみれば面白そうな人たちがたくさんいたのに、次回はゆっくりお邪魔させてもらうことにしよう。

本日最後の予定はminがレギュラーDJを務める銀座のクラブ「砂漠の薔薇」へ。流石に銀座だけあって、ドレスコードありのとてもセレブなハコ。クロークで荷物預けるだけで500円取られちゃいます。内装も客層も想像通りのゴージャスさ。さっきまでいた曳船の家とは何もかも180度違う。人が大勢いる場所という点で、どちらともあまり得意じゃないのは共通しているけど。
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でも久しぶりに再会する友人もいたし、minのかける曲は相変わらずキュートでポップでいい感じだったし、それなりに楽しめたかな。先日min絡みの別のイベントで知り合ったプロデューサー兼クリエイティブ・ディレクターの人にも、来たるべく日のために協力をお願いすることもできたし。

長い長い、結構ハードな一日だったけど、会うべき人に会い、目的は達成できたし、有意義な
一日だったと思う。明日は、ゆっくり休みたいな。
中目黒でブレスト
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久しぶりにフルート奏者K嬢と、中目黒は山手通り沿いのベトナム料理屋で夕飯。先日のオーケストラ鑑賞の話題から、クラシック奏者の知られざる秘密(そんな大袈裟なもんじゃないか)や、マスピの音楽について。ミュージシャンでもないのに音楽について熱く語ってしまった痴がましさは、後で振り返るとちょっと赤面もの。

中目黒に来れば必ず寄りたい「chano-ma」に場所を移す。ここに来るのは雰囲気よりも「お米のババロア」が食べたいから。今までに連れてきた友人の誰もが絶賛(はしてないか)、「東京スイートBEST3」に勝手にランキングさせてしまうほどの美味っぷり…だったのに、なんとメニューから外されていた。「新しいラインナップもきっと気に入りますよ」と店員に言われて他のスイーツ頼んでみたけど、全然、もう全然比較になんないっすから。渋谷109の寿司屋で出してた「酒粕プリン」にしてもそうだけど、どうしてあれほど美味しいメニューをやめてしまうのか。理解に苦しむ。理解させてくれなくていいから、どうか復活させてください(懇願)。

「お米のババロア」が食べられないショックは相当大きかったが、大人なのでなんとか気分を立て直し、K嬢が口にした「半身」という存在について興味深く聴く。ついつい突込みが厳しく、終電さえ逃してしまうほど議論が白熱したのは、執筆中の作品のヒントを得られる気がしたから。結局、納得のいく結論まで辿りつくことはできなかったけど、深い考察を加える余地ありの、非常に面白いテーマだった。一人では行き詰まりがちな構想を練る作業も、こうしていろんな人の話を聞くことで、光が見えてくる。その光に、一歩一歩近づいていく。今はそんな段階。
渋谷でブレスト
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渋谷TSUTAYAで待ち合わせ、tellと新年のご挨拶。会うたびに父親の風格というか、落ち着いた雰囲気を醸す彼は、いい齢の重ね方をしているのが風貌に滲み出ていて、少し遠い存在にさえ感じる。当然といえば当然なのだけど、少し寂しくもある。

公園通り裏の「ちゃんと。」に場所を移し、食事をしながら戯曲のブレストに付き合ってもらう。現段階で頭の中にある構想を、初めから細かく話し、ところどころ彼なりの立場で意見を聞かせてもらう。登場人物と気持ちをシンクロさせて、どれだけリアルにシュミレートできるかがブレストの鍵になるわけだが、個性と人間性をよく知り、信頼している彼の真摯な言葉だからこそ、こちらとしても大いに共感でき、非常に意義深い時間となった。

物語は、彼が自身のブログでも賞賛してくれているが、自分でも今までで最高の作品になる気がしている。矛盾あり、破綻している部分もあり、骨組みもグラついているが、これをちゃんとした形に出来れば、きっといい作品になると信じている。

この作品に賭ける。その気持ちを汲んで、力になると頷いてくれたtellの信頼を裏切らないためにも、やるしかない。
AND I LOVE YOU
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とても久しぶりにCDを買った。DREAMS COME TRUEの『AND I LOVE YOU』。
タイアップ曲も多く、何より最愛の人を失ったばかりの吉田美和の「LOVE」が溢れんばかりにぎゅぎゅっと詰まっている話題のCDだけに、これが売れないならコンピやベスト以外でミリオンってのはもう出てこないんじゃないかと思っていた。でも、発売して一月以上経った今でもようやく50万を突破した程度らしい。ロングセラーにはなるだろうが、音楽業界は本当にヤバそうだ。

学生時代に聴いていたドリカムはどれも大好きな曲ばかりで、その頃のどのページを捲っても、彼女の歌声が優しく聴こえてくる。でも少しずつ飽きがきて、何より当たり前だけど女性の気持ちを歌っているわけなので、アルバムを買ってまで聴くことはなくなってしまっていた。この『AND I LOVE YOU』も、これは買ってもいいかなと思っていたのに、なんとなくタイミングを逃していた。

昨日あるきっかけがあって、どうしても手元に欲しくなって渋谷TSUTAYAまで買いに行ったのだが、これは文句なしの名盤。吉田美和はまさしく「愛の伝道師」だ。より心に響く強力な出来事があった直後とはいえ、その歌声を耳にしただけでぐっと込み上げる熱いものがあり、泣けてしまうほどの曲が書けるなんて。未来予想図の完結編「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」はもちろんのこと、吉田美和の大阪弁がとてもかわいい「大阪LOVER」など、いい曲ばかり。中でも、亡くなった彼に向けた私信曲「AND I LOVE YOU」は、報道されてその背景を知っているだけに、涙なしには聴けない。思いのこもった一つ一つの言葉が胸に突き刺さる。

宝物になる一枚。
クラシックと村上春樹
正月不覚にも「のだめ」で泣いてしまったせいもあってか、昨日急にオーケストラが聴きたくなって、本日午後よりNHKホールへと足を運ぶ。

区役所前交差点からホールに向かう遊歩道には、両脇にストリートミュージシャンがずらり。寒さに手が悴んでまともな演奏など出来るのだろうかと思うが、巧拙よりも想いの強さが肝心なのかもしれない。実際、思わず立ち止まってしまう音楽を奏でているミュージシャンからは、伝わってくる何かがある。

NHK交響楽団がNHKホールで演奏するとき、自由席は1500円で買える。ふと思い立って聴きに行くのに手頃な値段。ショパンやモーツァルト、ラフマニノフのピアノ協奏曲なら無理してでもS席で鑑賞したいと思うけど、そんなチケットは会員にでもなってないと到底手に入らないのだろうな。今回だってS席だけは売り切れていたもの。

開演前に北側のロビーで、トランペット・ホルン・トロンボーン、そしてピアノによる室内楽の演奏があり、1610回目を数える定期公演はヘルベルト・ブロムシュテットをマエストロにモーツァルトの『交響曲第38番二長調・プラハ』と、ブルックナー『交響曲第4番変ホ長調・ロマンチック』。両方とも初めて聴く曲。
モーツァルトの優雅で、美しい調べにうっとり。
ブルックナーは通好みで、クラシック初心者にはあまり馴染みのない作曲家だが、シューベルトの楽曲に似た優しさがある。
約80名からなるオーケストラの演奏、存分に楽しめました(画像のホルンは特に関係なし)。
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ホールを出ると、凍えるほどの寒さ。風が刺すように冷たく、痛い。そんな中、まだ演奏を続けているストリート・ミュージシャンたち。頭が下がる。
代々木公園を突っ切り、上原で簡単に食事を済ませた後、豪徳寺のデニーズでしばらく書き物。筆は進むのだが、身体が冷えすぎたのか、どうにもこうにも震えが止まらない。折角乗ってるのにと思いながらも、止む無く筆を置いて帰宅。熱いシャワーをガッツリ浴びる。

帰りに、kenさんに借りたお笑いコンビ「麒麟」田村裕の『ホームレス中学生』を斜め読み。100万部を超えるスマッシュヒット。何がそんなに面白いのだろうかと読んでみたが、読み終わってもその理由はさっぱり分からず。ヒット商品というのはメディアが作り出すものだという典型。

お口直しというわけでもないが、先日土田くんに薦められた村上春樹の『東京奇譚集』を読了。面白くて一気に読めた。春樹ワールドの入口に散らばり落ちているような、不思議な5つのショート・ストーリー。何かが欠落した人生と向き合い、なんとか折り合いをつけながら前に向かって進んでいく人たち。どの物語のラストにも希望が見えて、読後感の良い素敵な作品。個人的には「偶然の旅人」と「どこであれそれが見つかりそうな場所で」が好き。
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村上春樹といえばジャズというイメージがなくもないが、クラシック音楽を聴きながら彼の作品を読むのも決して悪くない。穏やかな気持ちで春樹ワールドを堪能できます。
感動の牡蠣カレー
masterpeaceこと土田くんと、半年振りに押上のカレー屋「spice cafe」へ。木造アパートを改築して作られた雰囲気あるお店で、外観を眺めるだけでワクワクする素敵なお店。

いつものことながら、本日も予約で満席。土田くんが予約をしてくれたおかげでやっと取れたラスト1席は、彼が「いつか女の子と行きたかった」ソファ席。実際、正面に壁しかない2名掛けのソファは、男二人で座るにはとても違和感のあるラブチェアーだった。
その彼の無念を、予約が取れた旨を告げる確認メールだけに留まらず、店に来る道すがらでも散々聞かされた。すみませんねぇ。今度はカワイイ女の子を連れてきてあげておくんなまし。
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今夜は牡蠣のカレーをオーダー。これが絶品だった。シチューのようなカレーに絶妙なバランスで混ざり込み、そのマイルドな味わいは非常に食べやすく、スプーンを持つ手が止まらなかった。美味しさに満足というより感動を覚える食事って素晴らしいな。
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回転率など度外視して、1晩1テーブル1組の客を厚くもてなすスタイルは非常に好感が持て、アクセスは不便なのにリピート客が絶えることなく訪れる。客層も上品で、店全体に優しい空気が漂っている。

そんな中で、いち早く聴かせてもらったmasterpeaceの新曲の感想や、今年やろうとしている壮大なプロジェクトについて熱く語り合っていたら、あっという間に終電タイム。
出逢いからして運命的だった土田くん。畑は違えど、同じ想いで夢を追いかける彼とは、出逢うべくして出逢い、いるべくして今、そばにいるのだろうと強く感じた夜だった。
2008年、今年の二人に要注目ですよ。

それにしても、執筆中の戯曲と彼の新曲、同じ人間にインスパイアされているという共通項にも驚かされた。当人は不在だったが、彼の存在が二人に与えている影響ってのは決して小さくはないのだなと思い知った夜でもあったのでした。
今更大掃除
今日は朝から昨年末できなかった大掃除やら買い物、洗濯と家事に追われる。部屋が散らかっていると気持ちまでダラけてしまうからというのもあるけど、執筆モードに入るときにはまず掃除。新年明けてこんなにやる気が漲っているのは相当珍しい。このテンションを維持していかなくては。

夜は下北沢に出て、今回の作品の参考にしようと思っている某舞台のDVDを友人に2本借りる。来月頭に舞台を控えているその友人と、ぜんざいを食べながら上演予定の戯曲について話をして、友人が打ち合わせ後は、一人下北に残って自分の本を書く。
金杯で乾杯♪
「一年の計は金杯にあり」競馬ファンならずとも聞き慣れたフレーズ。今年は見事に東西両金杯ゲットしました。中山はアドマイヤフジの複勝、京都は3連複で。京都は買う時間さえあれば3連単も当たってた。
昨年の有馬記念後の中山最終レース「ハッピーエンドカップ」からいい流れは続いている模様。この調子で今年は負けない勝負を。
ということで今日は「金杯で乾杯♪」なのでした。
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気分をよくして、近場の銭湯へ。正月ということもあって、ビックリするほどの混雑ぶり。やっと入れたサウナでは、おっちゃん達が金杯で勝った負けたの競馬ネタ。勝者の余裕で、微笑ましく聞きながら、心地よい汗をかく。

帰宅後、溜め込んでいた日記を更新して、山下敦弘監督の『天然コケッコー』を鑑賞。くらもちふさこの同名漫画を映画化したもの。原作は漫画喫茶で手に取ったことがあったのだけど、絵が苦手な感じで、数頁だけ捲って棚に戻してしまった。
映画は、よかったなぁ。特別な事件が起こるわけじゃなく、スーパーヒーローが登場するわけじゃなく、何がどうってわけじゃないんだけど、きらきらと輝いていて、甘酸っぱくて切ない、まさにこれこそ青春映画の真髄。この手の映画を撮らせれば、今の日本では山下監督の右に出る人はいないんじゃないだろうか。
ささいなことが急に輝いて見える瞬間、当たり前のことに感謝の気持ちでいっぱいになる瞬間。大人になるにつれて、そんな瞬間がたくさん増えていくんだろうな。少し寂しくもあり、でもそうじゃなきゃなとも思う。
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仕事始めと年賀状
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昨日18時間かけて松山から帰ってきたところだというのに、今日はもう仕事始め。しかも朝からバタバタと忙しく、昼休憩もまともに取れず、さらに残業。一息つく暇さえありませんでした。普段より早めに出勤したのにタイムカード押し忘れるし…。

帰宅後、年末年始時間がなくて書けなかった年賀状を書き始める。今更。でも昨年も一昨年も出せなかったので(返事さえ書いてない)、今年はどうしても書きたかったのだ。いや、書かなければいけなかったのだ。何故か年末、それもクリスマス前後に事件が勃発し、情緒不安定になって年賀状を書く気になれなかったりする。でも今年はかなりやる気が漲っているので、筆もすいすいと進み、一気に書き上げた。

ということで、書いた皆さんのもとには週明けくらいに届くと思います。
今年の年末は、ちゃんと年内に書こうっと(はい、鬼さん笑って)。
37時間
4時起き。まだまだ暗い5時過ぎに家を出る。早くから起きて、お弁当を持たせてくれた母、駅まで送ってくれた父に感謝。

6時前に松山駅に到着し、車内で同伴者の到着を待つ。彼女の実家は松山からさらに電車で数時間の南方にあり、松山に着いた30日の深夜は松山の友人宅に泊まらせてもらい、今朝の出発のために昨夜からネットカフェ難民状態だった。しかも脚本の直しでほとんど寝ていないというタフさ。脱帽。

松山駅にいたワンコロの、切なげな表情がとてもよかったのでパシャリ。
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6時2分に松山駅を出発し、車内で母の作ってくれたお弁当を食べる。愛の味がする。美味い。
画像は瀬戸大橋から。
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しかしJR四国は本当にヒドい。
松山から高松まで5時間近く電車に乗っているわけだが、車内にトイレがないのだ。途中多度津駅で一度下車するのだが、乗り換え時間はたった1分。トイレに行きたい場合は、停車時間が比較的長めの駅トイレを利用することになるので、車掌さんと事前に打ち合わせをしなければならない。車内にトイレくらいつけようよ、JR四国。
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東京から松山は19時間だったが、帰りは18時間。わーい。
松山0602→1001多度津1002→1048高松1113→1206岡山1216→1320相生1321→1541野洲1542→1616米原1644→1845豊橋1853→1930浜松1942→2050静岡2052→2204熱海2208→2329川崎2341→0009登戸0019→0025最寄り駅
これが帰りの行程。行きよりトイレや食料調達も随分スムーズになり、もうイッパシの18きっぱー。席取りも板についてきた。でも今日は帰京ラッシュもピークだけあって、流石に座れないこともあったし、往路より1時間短いとはいえ、18時間の長旅は大変だった。
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往復37時間の旅。1日半電車に乗っていたわけだ。東海道線で聞き慣れた駅名を耳にし、川崎から南武線で登戸に辿りついたときには、とても感慨深いものがあった。
確かにとてもしんどかったけど、ブレストは順調に進んだし、いい旅だったんじゃないかな。ま、もう二度と18きっぷで帰省はしないと思うけど。

明日はもう仕事始め。
でも今年は決して日常に埋没しない。
頑張ろう。
初詣
午前中は父と霊園まで歩いて墓参り。昨年から墓が一基増えて、父方と母方、両方の墓前に手を合わせる。抜けるような青空の下、風はどこまでも爽やかで、しんと静まり返った山間の霊園に、父と二人だけの会話がゆっくりと空気を伝う。帰省の度に毎度欠かしたことのない墓参りだが、父と訪れたのは初めてかも。帰りは霊園から蜜柑山を抜けて、自宅の裏山に出る起伏の激しい道をえっちらおっちら歩く。鳶が雲の下で悠然と輪を描き、手入れされなくなった農地には烏瓜がたわわになっている。なんて長閑な風景。デジカメを持参しなかったことを非常に悔やむ。

温泉に浸かってさっぱりとしてから、学生時代の友人たちに会う。男三人なのに、小洒落たカフェでランチ。白髪は目立ち始めたものの、そのまま大学のキャンパスを歩けなくないほど若い三人。でも未婚者は自分だけ。会った途端、声を聞いた途端に学生の頃に戻ってバカ騒ぎできる貴重な友人。彼らもやがて父親になって、帰省してもなかなか遊んでもらえなくなるのだろうな。

食事の後、「椿神社」へ初詣。参拝客で賑わう中、写真を撮ったり、おみくじを引いたり。久しぶりの再会もあったりして、穏やかな時間が過ぎる。因みに今年の運勢は「吉」。以下のようなことが書いてありました。
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「気運は上昇。足元がしっかり安定しています。新しい事ならたいてい成功。よいパートナーに出会うでしょう。この時期は自分の行動にも自身がもて、また実力もついてきますが、他人の協力を得て事を為すことが好ましい。ひとりでやる事はおおかた失敗する。多くの人の意見を用いてよい結果を得るように」

まさに、今年の自分にぴったりなことが書かれている。嬉しくて、一気にテンションが上がる。昨年は「大吉」を引いたのだけど、何かにつけ事がゆっくり運ぶけれど、急ぐなかれ的なことが書かれていたのだが、実際その通りだった気もする。

日が暮れる頃に彼らと別れ、夕飯前に高校時代の友人と会う。物静かで、おだやかな性格の彼は、介護福祉の仕事に従事している。まさに天職。我がことでいっぱいいっぱいの自分としては、心から尊敬する。そんな彼を前に、おみくじを引いたときのテンションそのままに、今年の抱負を熱く語る。話せば話すほど、それがいかに大変で、乗り越えねばならぬキツい課題が山積しているかが見えてくる。それでも今年は、前進あるのみ。

それにしても、故郷の友人たちは本当にあったかいなぁ。
謹賀新年
2008年元旦。何年ぶりかで、面と向かって両親に新年の挨拶が出来ている今年は、きっといい年になる。昨年末から、間違いなくいい流れが来ていると思うし。ここ数年、今年こそはと毎年のように言ってきたが、今年こそ本当に勝負の年。絶対にやってやる(何をかは、乞うご期待)。

正月の朝はやっぱり雑煮。餅にはもちろん餡子入り。甘い雑煮なんてと思うかもしれないが、マジ美味いんだってば。どうぞお試しあれ。

お昼は、4年前に結婚した高校時代の友人と、彼の奥さんも一緒に衣山の「茶屋茶屋」で食事。正月でいくら普段より忙しいとはいえ、注文から1時間近く膳が運ばれて来ないのは如何なものか。ま、それがさほど気にならないほど話が盛り上がっていたから許すけど。田舎は本当にゆっくりと時間が流れる。
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帰りに実家近所のカフェへ立ち寄る。チョコがこの店の売りみたいだったのでホットココアを注文したが、実際とても美味しかった。優しい味に癒されながら、しばしPCを開いて執筆モードへ。

夕飯は定番の水餃子。やっぱお袋の作る水餃子は天下一品。ダイエット中にもかかわらず、しこたま食べた。
いつも帰省すると友人たちと遊びに出かけ、深夜まで帰宅しないのが常だが、今夜は夕飯の後しばらく親とテレビを見て、それからは自分の部屋でひたすら書き物。

帰省も明日が最終日か。早いなぁ。たった三日しかないうち初日はほぼ寝て過ぎたしな…。
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Author:ryuu
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