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20050329
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定時きっかりにタイムカードを押し、渋谷のTSUTAYAで前売り券を買って映画館へ。『マルコヴィッチの穴』でアカデミー脚本賞を受賞したチャーリー・カウフマンの新作『エターナル・サンシャイン』。「失恋の記憶を消したいと思ったことはありませんか?」「また恋がしたくなる」そんな触れ込みに魅かれたわけでは決してない▽この映画を観たからといって古傷が癒えるわけでも、新しい恋を始めたくなるってわけでもなく、もしかしたら忘れかけていた失恋の痛みを思い出して、切なさでいっぱいになってしまう人もいるかもしれない。でも倦怠期だったり、最近は折角会っても憎まれ口ばかり叩いて喧嘩ばかりしているような二人にはいいと思う。あと、終わってしまった恋を思い出すとき、楽しかったことよりしんどかった想いばかり浮かんでくる人にも……▽過去と現在が交錯し、さらには2組の男女のエピソードがパラレルに進行するから、普通に恋愛映画が楽しみたい人にはちょっとキツイかな。作品は秀逸だし、個人的には好きな映画。もう一度観に行きたい。
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20050328
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3月28日。相方は今日が何の記念日だか気付いているのだろうか。実はこの日記を始めて今日でちょうど一年になる。この日に合わせて母体を開設したから、つまりはホームページ「halfmoon」の1歳の誕生日でもある。自分で言うのもなんだが、よく続いてるよなぁ。自分一人だったらここまで続いたかどうか。流石に毎日更新ってわけにはいかないけど、春と秋のG1シーズンには「Derby」のページもほぼ毎週アップしてるわけで。その他のページは滞りがちだけど、いつかは「Document」のページで小説の連載にも挑戦してみたい。トップページやその他のメインページもリニューアルする予定。おかげさまで1年間のアクセス数は5000強。常連の閲覧者の中にはメインページをお気に入りに登録している人もいるみたいだし、多少の誤差はあるとは思うけど、無名の2人の趣味的サイトにしては上出来ではないだろうか。来訪者は限られた知人友人と、相互にリンクを貼っている先方から飛んで来る人だけなわけで。とはいえ、人気サイトは一日で何百というアクセスがあるらしい。2人がBIGになるか、競馬の予想をバンバン当てるか。ちょっとした話題に上るホームページになっていけば嬉しい▽今日は日舞の稽古日でもないのに一日雨だった。「催花雨」と呼ばれる桜の開花のきっかけになる雨。東京の開花予想は31日とか。雨が降った後には虹が出たり、澄んだ夜空に星がきれいに見えたり、桜も開花する。特に予定もない休日にしとしと降る雨は結構好き。箱根の温泉で風呂上がりに山の緑を眺めながら、雨音を子守歌にしてうたた寝をしたひとときは素晴らしかった。いつか森の奥深くの山荘で、静かに降り続く雨を窓の外に見ながら創作活動に没頭できたら最高だ。
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いい天気。休日の朝はどうしてこんなに気持ちいいんだろう。先週から部屋を少しずつ片付けている。気にし始めるとどこもかしこも気になってくるから始末におえない。しかし週に一度の休日、本当に出かけなくなってしまったな。出かけるとしても夕方からとか。ま、心置きなく趣味に没頭できるからいいんだけど▽夜、職場の人のお宅にお邪魔する。数日前の日記に書いた新しく始めようと思っていることの一つ目が今日からスタート。これから何ヶ月間かは久しぶりに真剣勉強モード。飽きっぽさと記憶力の衰えに負けず頑張るのだ。この努力は必ず近い将来報われる▽勉強前に用意していただいていたテーブルいっぱいの料理。どれだけ食べても次から次へと新しい料理がもてなされる。これから頭をフル回転させなきゃいけないのに、血液は間違いなく胃へと流れ落ちていった▽約1時間半の授業。お腹に続いて頭までもうパンク寸前。想像以上に大変なことだと思い知らされました。何でもそうだけど最初が一番大変で、そこを乗り越えられるかどうかにかかっている。昔から苦手な予習復習もちゃんとしなきゃ。楽しくなってきたらこっちのもんだ。
20050323
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雨。日が落ちて気温もグッと下がる。でも確実に春は近づいてきている。そう信じられるってことは精神が健全な証拠。不健全だなぁ……▽仕事を終えて「spuma」へ。今夜これからライブを行う3組のグループがリハーサルをしている中、某テレビ番組の撮影も同時進行中で店内は慌しい雰囲気▽少し遅れて到着した広瀬さんと『最後の約束』の打ち合わせ。ツッチーが新しく作ってくれた曲を聴いてもらう。議論を重ねた結果、「アイアルセカイ」のイメージが強力に印象付けられているという事実と、新しい曲が使用するシーンには合わないのではないかという疑問が明確なものになる。さて、どうするか▽そもそも今回の企画はみんなの厚意によって成立しており、相応の報酬も支払われず、実質的・将来的なメリットはあまりに不確かなものだ。舵輪を握ってはいるものの、船は作品に携わる4人のもの。この作品のためだけに、忙しい時間を割いて素敵な曲を作ってくれたからとても切り出しにくかったが、広瀬さんにも背中を押してもらってツッチーにさっき2人で話し合った内容を伝える。彼のことを信じてはいたが、話しながら内心はドキドキしていた。聞き終えて、彼がこちらの意向を汲み取り、再度曲を作り直してみましょうと快く言ってくれたときは心底嬉しかった。新しく曲を作ってくれることがではなく、気持ちが伝わったということが▽こういうこともあって尚更強く思うのは、「アイアルセカイ」との出逢いは奇蹟的な偶然だったんだなということ。今日のライブでも最後に歌ったのだが、本当に素晴らしい曲で(蓋し名曲と呼ぶに相応しい)、改めて聞き惚れつつ悔しさもぐぐぐっと込み上げてきたのでした▽ライブが始まる頃、tellが仕事を終えて到着。そして今日はなんと、この日記や掲示板上でも度々話題となる彼の「素敵なパートナー」も登場。ボサノヴァ系のサウンドに包まれながら食事をしたり、とりとめもないお喋りをしたり▽最近は必要性があって意図的に歌詞に気を配ることも多くなったが、普段はほとんど気に留めない。大事なのは歌い手の声だったり、楽器の音色だったり、メロディーだったり、そこに漂う空気だったり。曲に慣れてくると意識が自然と切り替わり、様々な考えや想いが脳裏をふわふわと彷徨い始める。3組目に演奏した「Minimum Rich」のウッドベースを爪弾く男性の姿は、何年も前から構想だけはあってなかなか形の見えてこない物語のイメージを少しだけ膨らませてくれたし、1月の「多作」のライブに続いて「masterpeace」の助っ人として参加した琴絵さんの奏でるフルートは、まるで音符の一つ一つに宿った精霊がやさぐれた心を優しく慰めてくれるようだった。前回は即興に近い形での共演だったが、今回は事前に少し合わせる機会も持てたらしく、その調和の美しさといったら筆舌に尽くしがたいほど▽ライブの合間を繋ぐDJとして、今日はayum君も来ていた。彼にも利き酒師の「素敵なパートナー」ができたそうで紹介してもらった。早すぎる脱退。男独り身同盟を結成してまだ団結式も行わないというのに。ふん、いいさいいさ。世界が平和でありますように。
20050322
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本当は日舞の稽古予定日だったが、できれば明日までにツッチーの作ってくれた歌詞を完成させたいと思い日程を変更。稽古日の降水確率は相当高い。今日は稽古行かないと決まるや否や降っていた雨がやむ。なんだろなぁ、まったく▽夜、ツッチーと電話で話す。明日「spuma」でのライブを控えている彼から今回発表する新曲の話や、某同盟から脱落者、いや裏切り者、実際には祝卒業的な幸せ者が出たというニュースを聞く。周りはどんどんハッピーになっていく。比例してやさぐれ度はアップする。ふん▽あるきっかけから読んでいた中島修一の『ガベージ・ファクトリー』という著書を読了。久しぶりに胸の熱くなる本。感動というより、自己を冷静に省みつつも将来に向けて熱い気持ちが滾ってくる感じ。多くの同世代の人たちがこの作品に触れ、そこに共通の意識が芽生えたとしたら、この腐敗した日本の社会を変えることだって不可能じゃないと思う。映画化が決定しているが、できればみんなに読んで感じて欲しいと思う。こういう本こそベストセラーになって書店の一番いい場所に面陳されるべきだ▽で、結局詞はできたのか。いや、できない。
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今日も早起き。休みの日に天気がいいとカーテンを開けて朝陽を浴びるだけでも喜びを感じる。仕事の日でもいつもより1時間早起きして、ゆっくりコーヒーを飲みながら朝の読書を楽しむくらい優雅な時間を過ごせたらいいんだけど。無理だろうなぁ……。そういう生活ができたら、何か変わりそうな気もするんだけど▽昼過ぎ、日舞の師匠と霞ヶ関駅からすぐのイイノホールへ。坂東流の「喜久寿会」で友達の女優さんが「舞妓」という踊りを披露した。彼女の踊りを観るのは初めてだったのだが、とっても綺麗で新たな一面を知った気がする。同世代の女性が着物を着て、舞台で日本舞踊を踊る姿はいいものだ。ダンスのように上手く踊れればいいというものではなく、踊る人の心が何より大事。日舞を踊っている姿を見れば、その人の性質がよく分かる▽時間が無くて会主であり家元であろう人の踊りまで観ることができなかった。だから坂東流の特徴というか神髄みたいなものは掴みかねたが、聞いていたように柏木流と似たところのある親しみやすい踊りのようだ▽来月末は一門の踊り初め。立派なホールで、きれいな着物を着て踊るわけでもなく内々の会だけど、恥ずかしくない踊りが見せられるよう頑張らなくては。
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巷では今日から3連休らしいが、個人的には2連休。その初日。なのにとっても早起き。昨日TBSの深夜番組「R30」にゲスト出演していた熊川哲也の言葉に触発されて、生活習慣を変えてみようと思い立ったのだ(尊敬する人や好きな人からすぐに影響を受けてしまう……)。ま、例によって長続きしないんだろうけど。でもやっぱり早起きは気持ちいい。休みの日だから余計そう感じる▽シャワーを浴びて、ジャズを聴きながらマックで買ってきたベーグルサンドを食べる。洗濯をしながら、兼ねてから気になってはいるが普段なかなか手を付けるに至らないところを整理整頓。やり始めると止まらない。あぁ、止まらないのに出かける時間。なんだか余計散らかしただけみたいな状態で外出。でも清々しい一日の始まり▽午後から銀座に出て、毎月恒例の出版麻雀リーグに参加。いつもは日曜開催なのだが、今回は土曜日に変更。そのせいもあってか出席率は低かった。結果は真ん中くらいの順位で、今日も中間賞をゲット。前回はプーさんの壁掛け時計とミッキー&ミニーのストラップだったが、今回は中国の獅子を象ったキーホルダーをゲット。因みにトップ賞はD&Gのネックレス、2位はガラス製のチェスセットでした。毎回なかなか豪華な賞品が用意されていて、次回はなんと優勝者に「i-pod shuffle」が送られる予定とか。欲しい。でもプロもいる中で優勝するのはよっぽどついてなければ……。
20050317
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夜、久しぶりに汐留へ。5日に結婚したばかりの友人が出張で上京している。毎朝2時起きで仕事だから、会ったときはまだぼーっとしている感じだった。本当は翌朝に備えてもう床に入りたい時間だろうに申し訳ない。入ったのは以前にも利用したことのある汐留シティセンター42Fの「和食えん」。都内各所に展開している居酒屋風の「えん」と違ってゆっくりと落ち着いて話せるし料理も美味しい。何より夜景が素晴らしい▽2人の結婚式は本当にすばらしかった(披露宴での友人代表スピーチのことはおいといて…)。女の子が友達の花嫁姿に涙ぐんでいるのを見かけたりするが、他人の結婚式で泣くというのはよく分からなかった。でも今回ばかりは涙を抑えるのがやっとで、賛美歌もろくに歌えなかった。理由はいまだによく分からないんだけど▽「新婚だけど新居に移るのは10日も先で、まだ一緒に住み始めていないから実感も湧かない」とは言いつつも、今までになく松山に帰れる明日が待ち遠しいというのは募る愛しさの現れ。おおっぴらに表現したりはしないけど、幸せな気持ちが自然と滲み出ている。いいなぁ▽地方局のアナウンサーとしてキャリアも実力もナンバーワンという周囲の評価に決して驕ることなく、自分の仕事に誇りとやり甲斐を感じている彼女の話はとても面白く、感心させられることばかり。宇和島で小学校の教員をやっている友人しかり、愛媛の友人たちがキラキラと輝きながら生きているのはとても嬉しい▽何もない町。保守的で退屈な町。大学を卒業したら一日も早く出たかった町。故郷は遠くにありてと言うけれど、実際今の自分にとってはその通りだったりするけれど、生まれ育った町で仕事を持ち、家庭を築き、老いていく。それも素敵なことだなと今思う。
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夕方職場まで来てくれた友人に、作詞のために必要な作業を手伝ってもらう。楽曲はもう何度聴いたか分からない。まだ全体的な世界がイメージしきれていないので、少しずつ言葉は浮かぶものの悪戦苦闘中。物語とシンクロしつつも、この曲独特の世界も築き上げたい。23日のツッチーのライブまでに間に合うといいのだけど▽仕事を終えて、渋谷でコンタクトを購入。ついでに先月「出版麻雀リーグ」の景品でもらったプーさんの時計を、いつもお世話になっている友人の旦那さんに渡そうと思い持参するが生憎休み。仕方ないので店に預ける。はるぴん(勝手にそう呼んでいる友人の息子)が喜んでくれるといいのだけど▽その後tellと合流。某高級ホテルの高層階に用事があるというので付き合う。そこは眼下に都内の夜景を一望できるレストランで、店内には入れなかったがここのディナー券をプレゼントしたら間違いなく喜ばれるだろうと思う▽牛肉が食べたいというtellの強い要望に応え、センター街の焼き肉屋で夕食。友人が帰った後、この先の展望について話す。実現するためには足りないことだらけだが、目標を持って少しずつ準備していかなければ。なんとなく描いているイメージだけじゃ、結局イメージだけで終わってしまう。そのために何を始めるか、実行していくか。若干停滞気味な日々。近いうちに3つのことを始めようと思っている。無駄なお金と時間を極力ゼロに近づけなければ。
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昨夜帰宅すると、ツッチーから速達が届いていた。当初『最後の約束』のテーマ曲として使用するはずだった楽曲「アイアルセカイ」の代替曲のデモが入ったMD。先週電話越しに歌ってくれた感じより深みが増して、未完成ながらも名曲の原石たり得る素敵な曲。通勤時はもちろん、今日は暇があったらMDウォークマンを取り出してヘヴィー・ローテーション。作品のメインテーマになる曲であり、いい曲だからというのもあるが、実はこの曲の作詞をさせてもらうことになったからというのが最たる理由。作詞の経験?ないっす▽深夜ツッチーと電話で少し打ち合わせをしながら、彼自身もこの曲の可能性に期待していることを知り、輝くべき原石をこの手に委ねられた責任を感じる。聴いた人の心に沁み入るような詞をつけて、「アイアルセカイ」に負けない素敵な楽曲ができればいいと思う。とはいえ、繰り返し聴いた分それに比例して良作ができるというわけでもなく。人事を尽くして、言葉が降りてくるのを待つしかない。
20050313
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昼前に品川で友人と待ち合わせ、劇団四季の『EVITA』を観に行く(因みに観劇前に食べたランチはハンバーグ定食。昨夜あれだけ食べたのに)。今回の劇場は「秋」。自由劇場、キャッツシアター、「海」は既に行ったことがあるので、東京の劇場でまだなのはあと「春」だけ。現在「春」で上演中なのは『ライオン・キング』。最初に観ていてもよさそうなのに、実は未見。『EVITA』は96年にマドンナの主演で映画の方で話題になったが、もともとミュージカル用に作られたもの。千秋楽ということもあってキャストの声や動きも一層力強く、舞台はおおいに盛り上がった。しかし10回近くものカーテンコールは正直微妙。四季のカーテンコールは普段から多めだが、何でも過剰なのはよくない。スタンディングオベーションにしても、カーテンコールの度に立ち上がる人が増えるのはおかしいだろう。本当にそれほど感動したなら、最初から立つはず▽一般的に男の成り上がりは、人を殺すほどの重罪を犯さなければ、過去の倫理に悖る行動も、出生や投獄の事実さえプラスイメージとして評価されたりする。が、女性の場合はどうしても妬みの対象になりやすく、強い上昇志向で無理矢理自分を正当化して、身体を犠牲にしたツケが、最悪な時に最悪な形で返ってくる。体中に刻まれた傷は、男にとって勲章でも、女にとっては一生消えない烙印となってしまう。って、そんな内容の話ではないんだけど▽幕間の休憩時間、煙草を吸いに外に出た友人がすぐに戻ってきて雪が降っていると教えてくれた。上空は雲もなく、からりと晴れている。きっとこれが「風花」という現象なのだろう。雪が太陽の光を受けてキラキラと輝き、まるで光の精が現れる前触れのような神秘的な美しさだった▽終演後、本当は人と会う約束だったのだが急遽キャンセルになり、折角だから品川駅の高輪口に出来たラーメンのテーマパーク「麺達七人衆-品達」に入っている「なんつっ亭」の二号店へ。マー油を使った黒いスープで有名なここのラーメンは各メディアで何度も絶賛され、いつも店は長蛇の列を作っている。今日も4時という中途半端な時間に行って30分以上待たされた。確かにラーメンも餃子も美味しかった。でも個人的にヒットだったのは「ぶたまんま」。絶品▽希望の光なんて残酷なまでに一瞬にして消え去ってしまうもの。そうやっていつしか期待することを止め、諦めることで安堵するのだ。「しょうがないよ」って言葉で、この先何度自分を騙せばいいのだろう。
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夜、もうすっかり毎月の恒例となった友人宅でのホームパーティー。今回のお題は前回の餃子同様大好物のハンバーグ。でも意外と大人になってもハンバーグ大好きってそんなにいないのかも。餃子とハンバーグとカレー。寿司も焼肉もたまーにでいいけど、その3つは最低月に1度は食べたい。って、まるで子供の日記だな▽今回は常連さんも一人欠け、前回から仲間入りしたtellも海外からまだ戻らずで、スタートは3人だった。ま、人数が少ない分コアな話ができていいこともあるんだけど。食べてるものはお子様メニューだけど、話す内容はスピリチュアルだったり、メディカルだったり、セクシャルだったり。とても大人▽一人、また一人とゲストが増え、これからさらに盛り上がりそうなところで終電の時間。明日は休みだけど午前中から予定あるし、オールってわけにもいかないので名残惜しかったが帰宅。今回もYURIA嬢の作ってくれた料理は最高に美味しかった。愛媛から送った濁酒も旨かったし。次回はなんだろ。お好み焼きにはウルサイと評判のtellが腕を振るうのか。なんだかんだ言いつつ、そういえばまだ一度も彼の作るお好み食べたことないんじゃないかしら▽帰宅して借りていたDVD『ボーン・アイデンティティー』を観る。現在上映中の続編を観に行こうと思うほどでもなく。
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夜、日舞。やっぱり今日も雨。実は今週のお稽古は火曜日の予定だった。が、松山に1週間も帰省した後ということもあってすっかり失念。火曜は晴れていたのに。来月24日の踊り初め会に向けて「船揃」という演目の稽古。なかなか前に進めないが、ゆっくり覚える方が性に合っているのだ(言い訳)▽稽古後、先生手作りの夕飯をご馳走になる。ひじきと筍の煮物がとっても美味しい。こういう素朴な味が好きになったのは親元を離れてから。親、友達、そして恋人。身近にいるときにはそのありがたみに気付かないもの。その結果いつの間にか傷つけていたり、離れていってしまったり。若さ故という言い訳はもう通用しないし、すべきではないとも思う。日頃から感謝の気持ちを忘れないように▽帰ると、一通の封書が届いていた。近頃の郵便物といえばDMか請求書ばかり。上京してきたばかりの頃は、毎月何通もの封書やハガキが友人から届いた。友人と会って、帰宅すると「今日は楽しかったね」なんてファックスが届いていたのはそんな昔のことなのか。メールは確かに便利だけど、いくら絵文字や顔文字を使ってみても、自筆の文字に比べたらなんとも味気ない▽今日届いていた封書は、大学を卒業してすぐの頃に上京する資金を貯めるためにアルバイトしていた職場の上司であり、今は友人関係を築いている女性から。先月、ハワイで挙式しましたという報告。この2ヶ月で松山の友人3人が結婚。今度帰ったときは新居巡りだな。愛情たっぷりの手料理、ご馳走になりに行きます。ということで旧姓Uさん、結婚おめでとう。お幸せに!!
20050310
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当初『最後の約束』のメインテーマとして提供してくれるはずだったツッチーの「アイアルセカイ」という楽曲が、その後「北國銀行」という石川県を中心に東北・北陸地方に勢力を広げる地方銀行のCMソングに使用されることになったことはこの日記でも紹介した。自分を含め『最後の約束』の制作に携わっている誰もが喜んだニュースだった。が、2つの異なる作品で同じ曲を使うことには問題がある。今はなくてもトラブルに発展する可能性がゼロではない▽先日松山で車を運転中、ツッチーからやはり「アイアルセカイ」の曲を使うのは厳しいので、新しい曲を作りましょうという電話をもらった。その時は「そっか、仕方ないね」と安易に了解したのだが、既に描いてしまったイメージを新しいものに変えてしまうことが残念で仕方ない。物語に漂う空気にピッタリの曲だったし、何より大好きな曲だったから▽昨日今日ツッチーと検討を重ねた結果、結局「アカルイセカイ」の使用は諦めて新しい楽曲を作ることに。既に大まかなメロディーは作ってくれていたので、電話越しに聴かせてもらう。受話器を肩で挟んでギターを弾きながら歌ってくれた彼の新曲は、まだまだぼやけてはいるけど「アイアルセカイ」同様優しく柔らかな旋律の集まり。いいかも。リズムも歌詞も、見えてない部分はたくさんあるけど、きっと素敵な曲になる。今月23日に出演する「spuma」でのライブの準備で忙しい中、『最後の約束』のために頑張ってくれているツッチー。本当にありがとう▽返却日ギリギリのDVD、ロバート・アルトマンの『バレエ・カンパニー』を観た。ダンサーたちの素顔と、1つの舞台が出来上がるまでをドラマチックかつドキュメンタリーチックに。さらに作品中には数々の芸術的なステージの断片が盛り込まれている。気軽に楽しめるオススメ映画▽しかしあのダンサーたちの身体の動きは、とても同じヒト科に属する生物とは思えない。とりわけ身体の硬い人間としては、羨ましいを通り越して若干不気味。でもいつか子供ができたら、楽器と共にバレエは習わせたい。柔軟で身軽な身体は何をするにも通用すると思う。役者然り。役者として一番最初にぶつかる壁は「自分の身体を思い通りに動かすことがいかに難しいか」ということ。バレエダンサーのように意のままに操ることができたら、演じることだって随分と楽になるはず。いつかナマでバレエの公演を観てみたい。
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帰宅後、随分長い間滞っているこのホームページの作業。いい加減更新しないとtellに怒られる。今彼は海外出張中なのだが、向こうからもこのサイト見れたりするのだろうか。しかし、やってもやってもなかなか終わらず。流石に2週間分の日記を溜め込むと大変。自業自得▽気分転換に広瀬未来さんがパーソナリティーを務める『Aoyama Plaっと Street!!』というインターネット・ラジオを聴く。リンクページの紹介文にもあるように、彼女との出逢いは三軒茶屋の某ミニFM局。担当した曜日は違ったのだが、彼女の声に惹かれて「いつかラジオドラマでも一緒に作りませんか」と口説いたのがきっかけだった(あ、そういう意味の口説くではなくてですよ、念のため)。彼女がまたこうやってラジオに復帰することになって嬉しい。▽トライアル版と2度目に収録されたもの両方聴いたが、個人的には探りながら喋っているトライアル版の方が楽しめた。もちろん2回目の方が聴きやすくて、番組としては完成度高いと思いますけどね。のんびりとお茶でも飲みながら、眠りに就く前に聴くのもいいかもしれない。癒されますよ。そして番組名がまたセンス抜群。名前の由来はトライアル版で説明しています▽遅い時間に、愛媛から送ったお酒が届く。土曜日に友人宅に持っていくまで冷蔵庫で保存。やはり「お父さんの密造酒」という名前でなくなったのはとても残念。税務署のバカ▽松山で学生時代の友人二人の結婚を祝い、帰京してすぐこっちの友人から幸せな報告メールが届く。少しずつ日常にシフトしていく中で、他人の活躍や幸せが羨ましくて、ここ数日抱いている無気力に拍車がかかる。ものすごーく孤独を感じる。久々に『天空の城ラピュタ』を借りた。こういうときは必ず宮崎アニメに逃避してしまう。燃え盛る火の手に包まれた塔の上からシータを救出するパズー。何度観ても泣ける。
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朝7時に帰宅した時点で帰京の準備は何もできておらず、10時50分の便に乗るためにはゆっくり布団に入って寝るわけにいかない。とはいえ、前の晩も遅くまで結婚式のスピーチ原稿を考えてたから睡眠不足で脳は全く働かない。電気カーペットの上に座ってぼーっとしながら、少し片づけてはウトウトしつつ荷物を鞄に詰め込む▽ちょっと早めの昼食に母が作ってくれたミートスパとコーンスープ。母のミートソースは、友人が「店を開ける」と絶賛したほど。いつも「料理が下手でゴメンね」と詫びる母だが、そんな風に思ったことなど一度もないんだけどなぁ。ミートスパに限らず、水餃子やチャゲタなんて是非友人にも食べてもらいたいと思っている▽空港まで父の運転で送ってもらう。今回は季節的に一緒に登山する機会もなかったし、毎日朝から晩まで家を出ていてトレッキングすらできなかったので、父とゆっくり対話する時間が持てなかった。唯一初日と最終日、空港への送迎中に話したことといえば、やはり身内のことが中心。どうしても重い空気が漂うので、できれば避けたいけど避けられるはずもない話題。考えただけでも少し憂鬱になるが、現実問題として直面せずに済んでいるのだから幸せだと思うことにしよう▽帰りの便もJALのクラスJ。離陸後、しばらく瀬戸内の島々を眺めながら、今度はいつ帰れるのだろうとぼんやり考える。しばらく後、シートを倒して新聞を読んでいたら猛烈な睡魔に襲われ、闘わずして降伏。クラスJならではの枕の貸し出しや、ハーブティーのサービスも受けることなく、気がつけば飛行機は着陸態勢。ま、でも快適な睡眠を得られたし、プラス1000円の価値はあったかな▽羽田から品川、新宿、もう一本電車に乗って自分の部屋まで。非日常から日常へ、少しずつシフトしていく。アッという間だったな、一週間。さて、何から始めなきゃいけないんだっけ…などと炬燵の中でぼんやり考えていたらいつの間にか眠ってしまっていた。今日はいいや。何も考えずに寝よう。おやすみなさい。
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もう少し早く起きようと思っていたのに、目が覚めたのは10時過ぎ。まずは母が用意してくれた肉うどんを食べる。やっぱうどんはこうでなきゃ。どんな味が一番かって、素朴な味でしょ、うどんは▽木曜は雨でお線香をあげられなかったので、今日改めて祖父の墓へ。一人きりなので、声に出していろんなことを語りかける。霊感が強い人は、その空気を感じることができるのだろうか。その声が聞こえたりするのだろうか。そんな能力は持ち合わせていなけど、きっとそばにいてくれるんだと信じたい▽帰り際、ふと思い立って今日のスピーチのリハをやってみることに。披露宴出席者は総勢160人くらいと聞いている。この墓地に眠っている人の数はその何倍にもなるはずだ。自分以外に生者の誰もいない山間の霊園で、墓石相手に友人代表スピーチのリハをやっている男一人▽その後、先日観た映画『恋は五・七・五!』のロケ地にもなった「伊佐爾波神社」に参拝してから、「キスケの湯」へ行って身体を清める。あんまり時間に余裕はなかったのだが、露天で76歳のおじいちゃんに声をかけられ、さっき祖父に会って来たばかりということも手伝ってつい長話に付き合ってしまう。歌や舞踊の先生をされている方だそうで、自分のことを活き活きと話す姿を見ていると、こちらの方まで嬉しくなってしまう▽一旦帰宅して、バリッと身支度整えて「全日空ホテル」へ。南館屋上にある教会での挙式。到着すると既に大勢の参列者たちが神聖なる扉が開くのを待っている▽時間になって、純白のウェディングドレスを身に纏った美しい新婦と、父親に迎えられるような形で教会へ入場。ヴァージンロードの先には、少し背中に力の入った新郎の姿。そして、「アメイジング・グレイス」の歌声と共に新婦が父親と共に入場。新郎である友人は、こういう場でも比較的緊張しないタイプだと思っていたが、父親から娘を貰い受けるという一大事には流石にその余裕もなかったのか、段取りを忘れて一瞬の間が出来た。照れ笑いする彼の姿がとても微笑ましかった▽学生時代一番仲の良かった友人で、卒業後もずっと仲良くしてくれて、新婦とも彼らが付き合う前から交流があった。いろんな話をしたし、いろんな話を聞いた。いつもくだらないことばっかりやってて、何かと言えばコンパコンパの毎日で、スピーチのネタになるような際立ったエピソードの一つもないけど、ずっと一緒で、その時間がとても居心地良かった。新郎新婦の後姿を見ながら、ふいに涙が溢れそうになる。賛美歌を歌うと何度も泣いてしまいそうになり、ちゃんと声に出せなかった。なんだ?こんなに涙もろかったっけ。友人の結婚式で泣いた経験なんて今まで一度もないのに。年のせいか?いやいや、それだけ彼とは仲が良かったってことだ▽披露宴は、案の定自分のスピーチが終わるまで楽しめるはずもなく、普段は乾杯のシャンパンも一口しか飲まないのに全て飲み干して、もうそれだけでも顔が赤くなってしまって、別に酔っ払っている訳じゃないけど普段より饒舌になって、あーもう何言ってんのかさっぱり……みたいな状況でした。出来は、62点くらいだったでしょうか。友人にも言われたけど、どうも自分で自分に余計なプレッシャーをかけて、そのせいで自滅してしまうタイプのようです。もうちょっとカッコよくビシッと決めて、あわよくば新郎新婦の涙腺ウルウルさせたかったのに。ゴメンね、もっと感動的なスピーチをしてあげられればよかったんだけど▽優しい空気に包まれたとっても素敵な披露宴だった。当時はケーキ入刀なんてやらなかったはずだからと、自分たちのとは別に両親のためにウェディングケーキをもう一つ用意してあげて、両家の親が揃ってケーキにナイフを入れた。4人の幸せそうな顔がとっても印象的だった▽新郎新婦からのメッセージとして、新郎がピアノを弾き、新婦が歌う「Dreams Come True」の「未来予想図?」。これは新郎の練習不足で上手くいかなかったのだけど、新郎に新婦が寄り添って一緒に弾いてあげようとしている姿は、まさに二人の未来予想図だったりしたわけで、きっと二人はこうして幸せになるんだろうなぁと参列者全員が感じたはずだ。オメデトウ。心から、おめでとう!!▽披露宴の後、場所を変えて2次会。新郎新婦共に放送局の人間だけに、お祝いに来ている女性たちもキレイな方々がたくさんいた。それも何気に独身女性多し。とってもいいチャンスだった、はずなのだが結局仲間内で喋って終了。残念。でも今日は夜が明けるまで飲んで、歌って、学生の頃の友人たちと、学生の頃のように騒いで、あー楽しかったなぁ。でももう数時間後には飛行機に乗って帰京。嘘でしょ。
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昼頃、明日の結婚式に出席すべく帰郷してくる友人を迎えに松山空港へ。東京でも年に何回かは顔を合わせる友人だが、田舎で会うのはまた違う感じ。月曜日に行ったら定休日だったカフェでお茶をしてから、いよいよ今回の帰省で初めて街にくり出す。松山で「街」というのは「銀天街」と「大街道」という繋がった2つの大きなアーケードとその周辺を指す。学生の頃は何をするにもここだったのだが、最近は郊外にもいろんなお店や映画館とか出来て、心なし寂しい感じがしないでもない▽さっきお茶したばかりというのに、「赤乃れん」という昔からある懐かしい甘味屋で白玉ぜんざいを食べる。美味。体重増に歯止めがきかんな…。それから大型電化製品店で、お互い遠く離れて暮らす親のために携帯電話を買ってあげたり機種変してあげたり。親に電話ってなかなかしないけど、携帯メールだと気軽にできる。ちょっとした1本のメールが、親にとってはすごく嬉しかったりするのだ▽夕飯にお好み焼きを食べて、友人を家まで送る帰り道に、書店に寄ってスピーチに関する本を買う(今買うのかよ!)。そう、今夜これから明日のスピーチの原稿を書くのです。ホント、間際までやらない。なんとかならないのかしら、この性質。
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今朝7時に帰宅して、流石に今日は昼過ぎまで起きられず。うー身体ダルい。もう今日は一日動きたくないかも。なんて思っていたが、昼に母が大好物の水餃子を作ってくれ、それを食べたら一気にパワー回復!40個くらい食べちゃいました▽冷たい雨そぼ降る中、母を連れて祖父の墓参りに。いつもは帰郷後すぐに一人でも参るのだが、今回は今日が初めて。折角樒を買って行くも誰かが来て間もないらしく、まだ新しいものが残っていた。捨てるのも勿体ないので、新しいものと入れ替え、古いものはしばらく参拝者のいないらしいお墓に少しずつお裾分け。雨なので、お線香はまた今度の機会にして、墓石の前でしばし合掌。帰るまでに、また来るね▽一度母を家に送り届けてから、冷え切った身体を温めるため、今日も「キスケの湯」へ。サウナでじっくりと汗をかく。運動もしないで食べるばかりの毎日、せめてお風呂でダイエット▽その後、松山駅近くの居酒屋で、数年前に知り合った役者たちと飲む。あの頃はまだみんな学生だったが、今ではもう大半が社会人。とはいえ社会人と役者の両立もなかなか難しく、「花火」という劇団を旗揚げしたものの活動は停滞気味のようだ。役者も作家も面白いし、頑張って松山一、いや中四国一の劇団になって東京まで公演を打ちに来てもらいたい▽みんなと別れて車に乗り込んだところに、明後日の新郎から電話。スピーチのこともあるし、式までに何とか時間を作って欲しいとお願いしていたのだ。彼の会社で合流し、新婦も一緒に遅くまでやっているカフェへ。小一時間程度昔を振り返りながらスピーチのネタ探し。特に何を得られたというわけでもなく、それでもなんとなくカタチだけは見えてきた気もしないでもなく。あんまり彼らを引き止めるわけにもいかないので、今日は大人しく帰って寝ることに。餃子パワーが切れてきた……。
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予定時刻より2時間ほど遅れて家を出る。今日は宇和島で小学校の教員をやっている友人に会いに行くのだ。彼とは大学4年の時に初めて経験したお芝居で役者として共演した仲。役者としてもそうだが、男として、夫として、父親として、教師として、つまり人間として尊敬できる人格者。いつか子供が出来たら、彼のいる小学校に入学させたいと心から思う▽松山から宇和島まで高速に乗れば1時間半ほどだろうか。でも今回は時間もたっぷりあるし、天気にも恵まれたし、いろいろ寄り道をしながらのんびりとドライブ▽まずは「双海」の海へ。ここから眺める夕陽の美しさは全国的にも有名。砂浜を歩きながら『最後の約束』のためにツッチーが作ってくれた「亜希のテーマ」にもし詞をつけるとしたらなんてことをぼんやりと考える。CD制作に関わってくれているみんなに綺麗な桜貝のお土産でも拾って帰ろうと思って探してみたけど、1枚も見あたらず。残念
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双海から長浜まで海岸沿いを走る国道378号線は、別名「夕焼けこやけライン」と呼ばれている。きれいに整備された道路を挟んで、右側に太陽光を乱反射する瀬戸内の海、左側には予讃線の列車が走る山の斜面に一面黄色い菜の花。カーステレオからはツッチーの曲が流れ、緩やかなカーブを右に左に▽長浜から山間を抜けて、肱川沿いの道を走り大洲へ。国道56号を少し松山方面に戻って、今回第二の目的地である内子へ入る▽そのお酒を初めて飲んだのは、昨年の5月。祐天寺に住む知人のホームパーティーで衝撃的な美味さに感動すら覚えた。とても気になってネットで検索したら、なんとそのお酒を造っているのは地元愛媛県の五十崎という凧で有名な町だと判明。なかなか手に入らないレアものらしく、次に帰省する機会があればその酒蔵を訪ねてでも手に入れようと思っていたのだ。その酒の名は、「お父さんの密造酒」▽愛媛県内でも各地で市町村が合併し、五十崎も内子町の一部になっていた。五十崎の物産即売所から製造元の「亀岡酒造」に電話し、場所とそのお酒が手に入ることを確認する。電話をした場所からすぐ近くの酒屋にも置いているということだったが、折角なので酒蔵を訪ねてみることに
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途中、山の麓にある「香林禅寺」に立ち寄る。墓地を通って竹を境内に運ぶ住職さんに亀岡酒造への道を聴くと、おっとりとした優しい口調でとても親切に教えてくれた。寺のすぐそばには溜池があって、季節が良ければ多種多様なとんぼが飛び交っているらしい。池の淵に腰を下ろして、竹林と寺を行き来する住職さんの姿を眺めながら、静かに耳を澄ます。池の水面が風に揺れる。懐かしい草の匂い。空をゆっくりと旋回する鳶。長閑だ。長閑過ぎる。一日ここでぼーっとしてられたら、それはとても幸せなんだろうなぁ▽寺から少し車を走らせたところに「亀岡酒造」はあった。創業が江戸後期というだけあって、建物のそこかしこに歴史を感じる。お酒だけ買って帰るつもりだったが、女性の方にお願いして酒蔵の奥まで覗かせてもらうことに。酒の匂いの染み付いた、深い歴史を今に残す立派な木造建築。ここまで来た甲斐ありました▽「お父さんの密造酒」という名前は、税務署からクレームが出て今は「名称募集」と改名されていた。「濁酒(どぶろく)」という呼び方もダメらしく、「もろみ酒」と言わなくてはいけないらしい。お上の下らない言い分のせいで、情緒も台無し。何はともあれ、3本ゲットしました。1本はこれから訪ねる友人へ。あと2本は帰京してから友人と飲むべく、数日後に到着するよう宅急便の手配。
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木蝋の製造で栄えた昔の町並みを今に残す内子町。町全体で景観の保護に力を注いでおり、細い坂道を挟んで立ち並ぶ商店街を歩くとまるでタイムスリップしたような感覚に。特に素晴らしかったのはやはり「内子座」。大正天皇の即位を祝って建設された本格的な歌舞伎小屋で、実際今でも年に数回は公演が行われている。300円の入場料で小屋の隅々まで見学させてもらうことができ、客席はおろか、楽屋や奈落、舞台の上に立つこともできる。他に見学者がいないのをいいことに、少し舞ってみたりして。
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そんなこんなで気がつけば日が暮れかけている。18時には友人も学校から帰ってくると言ってたし、そろそろ宇和島に向かわなければ▽友人の帰宅時間にピッタリ合わせて宇和島到着。松山で知り合った友達も駆けつけてくれて、奥さんの作ってくれた鍋を6人で囲む。前回ここを訪れたのは一昨年の暮れ。二人の子供にクリスマスプレゼントを買って来たのだった。今回は内子のお店で買った木の枝で作った鉛筆と消しゴムのセットを男の子に、和紙の入れ物に入ったお裁縫セットを女の子に。もう少し大きくなったら使ってね。子供たちの就寝時間まで思い切り遊んでやり、それからは友人と男同士で語り合う。昔のこと、知人のこと、子供のこと、将来のこと。彼と話すと、自分が曖昧に放置している事柄や、逃避している現実問題に向き合って困惑してしまうことが多々ある。彼に対して恥ずかしくない生き方をしなければ▽話は尽きないが、明日は遠足。しかも実行委員を任されているらしく、誰より早く出勤しなければいけない友人に無理はさせられない。今度宇和島に来る機会はいつ訪れるのだろう。高速で2時間かからないとはいえ、宇和島は遠い。次に会うときは、子供たちもかなり大きくなってたりするのかな。そのときまで、覚えててくれたらいいけど。ちゃんと、「お兄ちゃん」と呼ばせるように躾けといてね。
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午前中、松山の役者仲間とお茶。ここ数年、松山は空前のカフェブームらしく、至る所にお洒落気なカフェができた。愛媛のタウン誌「タウン情報まつやま」の今月の特集もまさにそれ。男同士、「ガスト」のドリンクバーで充分なのだが、折角だから情報誌で気になったお店で会うことに▽「アレグリア」という花水木通り(道路にまで小洒落た名前がついているのには驚いた)沿いの店は、外観もさることながら店内の壁の至る所に絵が飾られており、とてもアートな感じ。店の雰囲気も従業員も、コーヒーも美味しかったが値段は少々割高。都内と変わらない…。役者の彼とは、高田馬場で先月行われた某公演に出演した感想や、所属している劇団の現状、一昨日観た映画「恋は五・七・五!」の地元民ならではの裏話などの話で盛り上がり、夜にまた会う約束をして別れる▽「松山城」といえば「道後温泉」に並ぶ愛媛の観光名所であり、歴史的価値の高い日本の代表建築物だが、何故か松山には西洋風のお城もある。小高い丘の上に「松山総合公園」という松山市政100周年を記念して作られた場所があって、公園の中央に位置する古城風展望台がそれである。幹線道路に面しており、車でのアクセスがとても便利ということもあって、昼は家族連れがピクニック気分を楽しみ、夜は夜景を見に来るカップルで賑わう。幹線道路から公園への入り口付近にあるのが今日2軒目のカフェ「LAPUTA GARDEN」。概観、内装、食器、食材、随所に拘りが見られ、青山や恵比寿あたりにあってもきっと人気になるだろういい感じのカフェ。ランチに1000円オーバーは少々痛いが、前菜・メイン(肉or魚、パスタ、キッシュの3種プレートから選択)、ドリンク、食後にはパティシエの作るデザートまでついて、デートには最適なんじゃないでしょうか。公園もすぐそこだし▽パスタも美味しかったが、友人の食べていたキッシュはもっと美味しそうだった。今日のように晴れた日は、外光が店内をいっぱいに満たして気持ちいい。深夜まで営業しているらしいので、今度は夜の雰囲気を味わいに来よう。広めの個室もあったし、ダブルデートには最適なんじゃないでしょうか。ま、素敵なパートナーがいればの話ですけど(相変わらずやさぐれキャラ)▽夜、一旦帰宅して夕飯を食べてから「トイザらス」へ。明日訪ねる友人の子供たちへのお土産選び。しかし、なかなかピンと来るものも見つからず。とりあえず保留にして、午前中に会っていた役者と某劇団の稽古を見学に行く。見学のつもりが「折角来たのだから」といきなり本を渡されて、「動きたかったら動いてもいいので」といきなり本読み。初見でいきなり上手く読めるはずもなかったが、こういうの結構久々で楽しませていただきました。稽古のための稽古なんてあるわけなくて、本番があるからこそ稽古をする。こんなちょっとしたきっかけでも、やはり舞台への欲求はふつふつと……。で、いつやるんだよって話なんですけどね。
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