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20041129
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いつも日曜には一週間の疲れがドッと出て、折角の休日に結局お出かけもせず、夕方過ぎまで部屋を一歩も出ないことがざら。うーん、不健全だ。遊園地とか水族館とか、たまには温泉とか行きたいもんだ▽これを書いているのがほぼ30日の午前0時。実は明日(てか今日)、友達がアナウンサーをやってる地元の某放送局某ラジオ番組で募集しているクリスマスものの短編小説が締め切られる。出そうと思って構想はだいぶ出来上がってきたものの、まだ1行も書けていない。ドキュメントのページで紹介している高知の砂浜美術館主催の「漂流紀行文学賞」に応募した作品も、締め切り当日数時間で書き上げたのだが、今回は文字数にして4000字。短編とはいえ、少々長い。大丈夫なのか。間に合うのか。残された時間は24時間。まるで『24』のジャック・バウアーのような心境。日記書いてる場合か。
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20041127
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仕事が半端じゃなく忙しい日。忙しいのに人が足りない。いや、人が足りないのに忙しい。どっちでもいいか。純粋に人が足りないのならもう頑張るしかないのだけれど、もう一人いるはずの人間が全く働かなくて忙しいのは正直辛い。仕事量は同じでもストレスが溜まる。そういう人間に限って働く人間の何倍も多く給料をもらっている。立派な泥棒▽夜、新宿でtellとSさんと新宿で待ち合わせ、ハラホロシャングリラという劇団のお芝居『ワンダーランド』を観劇。笑い主体の前作までとは明らかに異なる、ちょっぴりヒューマン系な芝居。無難に楽しめはしたが、普段のハラホロが好きな人間としては物足りなさも感じる。取り上げた題材も、敢えてハラホロがやらなくてもいいような気がするし。ま、そんなの観てる側の勝手な言い分でしかないんだけど。漫画喫茶という場所を選んだのにも、パンフに書かれた挨拶から推測できる理由以外に本当はやりたいことがあったんじゃないだろうかと、さらに勝手な推測。ここの劇団に対する期待は大きいのでついつい▽終わった後、東口のアジキチで食事。Sさんとまともに会うのは半年ぶりくらいになるんだろうか。最後に会ったのが、長野に行くはずだったあの朝。彼女は半分夢の中、こちらは鞄失くして相当ヘコんでたからなぁ……▽アジキチは誕生日やら結婚式の2次会やらで大盛り上がり。店員さん総出でお祝いしてあげるのはとっても素敵だと思うけど、他のテーブルに手が廻らなくなっていた。注文した料理2回もキャンセルしたのなんて初めて。
20041126
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朝からスーツ&ネクタイ着用で水天宮にほど近い日本橋公会堂の中にある日本橋劇場で行われた羽田流創流13周年「真之介の会」のお手伝い。我らが師、琴重美先生が2番踊る(今回は友情出演ということで本名で)ということもあるが、会主の羽田先生にも随分お世話になっている。約8年前、当時は全く知る由もなかったが、初めて袖を通した浴衣が羽田先生のものであり、東京ヴォードヴィルショーの養成所研究生の前に広げられた数ある浴衣のうち、その浴衣を選んだということが、柏木先生との結びつきを運命的なものにした、と言っても過言ではない▽柏木先生は前半萩江の「松竹梅」の「松」を踊り、後半常盤津の「源太」を踊られた。「松」の美しさもあることながら、先生の「源太」は本当に素晴らしかった。その飄々とした武者ぶりにはしばし開いた口が塞がらなかった。それまで少しざわついていた客席もしーんと静まり返り、先生の踊りに圧倒されている。初めて、人の踊りを見て「自分もこれを踊ってみたい」と心から思った。「源太」は柏木の中でもとても大切にされている踊りで、先生も相当思い入れがあるだろうから、志願して習うならそれ相応の覚悟が必要だ。来年、チャレンジしてみるか……▽羽田先生の踊りは、柏木先生の踊りとは全く質の違うものだったが、これはこれで圧巻なのである。動きの一つ一つが洗練され、まさに日本舞踊の持つ「美」がそこに体現されている。時に男性的で、時に艶かしいほどの女性的な面を見せる。この域に達するにはどれほどの努力と強い想いがあるのだろう。全く頭が上がらない▽疲れてはいたが、終わってから打ち上げに参加。こういう会の打ち上げは何故か決まって誰かの経営している店で行われる。昔ながらの、所謂スナック。最初は知らない人ばかりが場をほとんど占拠しており、居心地悪かったが、徐々にお店の人とも親しくなり、終盤カラオケ大会が始まる頃にはすっかり楽しんでいた。しかしTONKAさんがカラオケで歌う「津軽海峡冬景色」を聴けたのは貴重だったな。やっぱ演歌はコブシっすね。
20041125
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仕事後、大塚駅で友人と待ち合わせ。北口を出て少し歩いたところにある「ぼんご」というおにぎり屋さんで小腹を満たす。以前は日舞の稽古に行く前によく来ていた。具材も豊富だが、何より米が美味い▽今日は大塚萬スタジオでSTRAY DOGの公演『映像都市』を観た。テーマというか、何を見せたいのかは分かったが、過去と2通りの生き方を選んだ現在の自分との繋がりが分かりづらく、その結果一つ一つのシーンの必要性が希薄になっていたように思えた。演者はその関係性をどう消化しているのだろう▽帰りに駅近くにあるインド料理屋でカレーを食べる。こういう店で食べるカレーはやっぱりナンで食べるのが美味しいです。なんでだろう▽新宿駅でSTRAY DOGの役者さんと待ち合わせ、いつものファミレスで今回の芝居に関して少し話して帰宅。
20041124
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近所のビデオ屋が定期的に過去の作品を入荷して、何故か新作料金でレンタルしている中に、映画『フライド・グリーン・トマト』があったので借りて観た。物語の構成のお手本となるような正統派ヒューマン・ドラマ。最近心がトゲトゲしてきたなって思うときに観たい映画。主演のメアリー・スチュワート・マスターソンがいい。映画『恋しくて』に続いて、勝ち気で奔放だけど、女性らしい一面を隠し持つ彼女は最高にキュート。『恋しくて』は今まで観た映画の中でも、いまだにベスト10に入る大好きな作品。田舎の寂れた映画館に、こんな正統派ラブ・ストーリーを男友達と2人で観にいって、2回観て2回とも泣いた。2回目観たときは他に観客もいなくなってて、男2人で泣いていたのは今考えるとかなり寒い。久しぶりにまた観たいな、『恋しくて』▽一昨日、日記に書いた本多孝好の『真夜中の5分前~side-B』読了。ドラマの書き方を勉強していると、今となっては取り上げる題材としてタブーに近いとされるものがいくつかある。そのうちの一つが「双子」なのだが、既視感も特になく、面白く読めた。最近ふと考えることの多い「アイデンティティ」というものについて、ちょっとしたヒントを与えてくれた作品。side-AとBの2冊に分けられているから全く別の視点で書かれた一風変わった切り口なのかと思ったが、そうでもなく。少しがっかり。
20041122
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先日金券ショップで買った株主優待券が1枚余っていたので、今日もまた『ハウル』を観に行ってきました。好きな映画は上映中にもう一度行ったりするけど、流石に二日連続ってのは初めて。やっぱいいなぁ、宮崎さんのアニメ。何回でも何十回でも見てしまう。そういえばどん底に落ちてた2年ほど前、食欲もないし眠ることもできなかったとき、レンタル屋さんで借りてきた『となりのトトロ』を一日中見てた。深い深い闇の中、手のひらの中でぼんやりと浮かび上がる蛍の光のようだった▽今日もまた最後にじーんとなって、温かい気持ちで映画館を後にし、渋谷TSUTAYAで原作本を買って帰る。少なくともあと一回は見に行くんだろうな、『ハウル』。周りは恋人たちばかりでした。3回目は誰か友達を誘って行こう▽本多孝好『真夜中の五分前~side-A』読了。本多孝好さんも市川拓司さん同様、今好きな作家の一人。世界観もそうだが、彼らの作品に登場してくる人物に魅かれる。その言葉、その行動。どこにでもいそうで、絶対にいない。そんな男性がいたら友達になってみたいし、そんな女性がいたら恋人になってみたい。『真夜中の~』はサブタイトルから想像できるように、「side-B」が存在し、同時出版されている。楽しみ▽月がとてもきれいな夜。ネオンが煌々と明るい渋谷の街で、優しい光を投げかけていた。
20041121
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昨夜は遅くまで作業をしていた上に、明け方そのままロードワークに出たので流石に昼過ぎまで起きられず。星空の下、何も考えずに走る時間と、ぼんやりと創作しながら歩く時間。昼間の散歩より雑念が入り込みにくく、物事を考えるには適している▽週に一度しかない休日を昼まで寝てしまうと、掃除やら洗濯やらでアッという間に夕方▽肩が凝っているのか最近右腕が上がりにくい。たまにはゆっくりと湯船に浸かるのもいいかなと、近場の銭湯へ。夜10時より早い時間に行ったことはなかったのだが、今日は日曜ということもあってロッカーがほとんど空いてないくらい混んでいた。熱い湯の中で身体を揉み解す。これからの季節、冷え込みも厳しくなるし、シャワーだけじゃなくて湯を溜める習慣つけなきゃな▽部屋に戻ってパソコンに向かいつつ作業をしていたらいつの間にか眠ってしまっていた。ハッと目を覚ますと9時20分。慌てて部屋を飛び出して電車に乗る。昨日のうちに指定席を購入しておいた映画の上映開始時間は9時35分。ギリギリ間に合った。よっぽど疲れているときや、油断してない限り人間の体内時計はかなり正確。電車でハッと目が覚めたら一駅手前だったとか、たまたま目覚ましセットし忘れた日でもちゃんと起きられたり。もちろん、終電寝過ごして痛い目に遭ったことは何度かあるけど、そういう時は大概究極疲れているときだ▽で、今夜観た映画は宮崎アニメ話題の最新作『ハウルの動く城』。もちろん内容には触れないが、エンドロールが流れた瞬間じーんと感動が心に染みわたる、温かーい映画でした。人を好きになるっていいな、また恋がしたいなって前向きに思える素敵な作品。近いうちにまた観に行こうっと。
20041119
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渋谷で『いま、会いにゆきます』を観てきた。『恋愛写真』のときほど失望したわけではなかったけど、観なくてもよかったかな……▽市川拓司という作家は、インターネット上で発表した『Separation』(未読)で話題になり、その小説がいきなりドラマ化され、その後も本を出せば映像化されるという今となっては超のつく売れっ子作家だ。「14ヶ月」というドラマは観ていないので何とも言えないが、彼の描く世界を映像で表現するのは難しいと思う。いや、彼の作品に限ったことではない。読者が小説を読んでイメージする世界は各々違うし、登場人物だって最も感情移入できる理想の人間を思い描くはず。この先、少なくとも彼の作品に関してはドラマ化、映画化されても観ることはない気がする。中村獅堂も竹内結子も演技力はあると思うけど、もう最初っから「あ~、やっぱ全然イメージと違うよー」って思うと……。尊敬する岡田恵和さんが脚本を担当し、TBSの敏腕演出家が監督をしてもあれが限界だったのだろうか。緑いっぱいの長野の風景はとても素敵だったけど。リアリティを持たせようとすることで、よりリアルじゃなく見えてしまうこともあるのだなということに気付くいいきっかけになった。
20041118
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火曜日に予定があって日舞の稽古を今日に替えたらやっぱり雨。稽古に行くから雨が降るのか、雨が降る日を選んで稽古に行くのか。今夜も先生とたっぷり話をした。年の差は親子以上も離れているが、共通言語をたくさん持っているし、何より感覚がお若い。時として母親のように温かく、時として少女のように愛らしい。先生の楽しそうな笑顔を見ているだけでとても癒される。ふと気がつけば4~5時間なんてアッという間に過ぎている▽白川道『終着駅』を読了。ドラマ化された『天国への階段』(ドラマは一話見て辞めてしまったが)の迫力と感動には及ばないものの、読み応えのある「男」の物語。「筋を通す」なんて言葉は今ややくざ社会だけに存在するもので、現代の若者からすればウザったい死語でしかないのかもしれない。日本男児が美徳とした主義や理想は今や死に瀕している。硬派で不器用な人間にはますます生きにくい世の中で、一本筋の通った高倉健のような男。憧れます。
20041117
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9月に池袋のアイシティでキレそうになった話は日記に書いた。もともとは新宿南口店に通っていたのだが、友人が池袋でアルバイトを始めたと聞いて店をかえた。とても親切にしてもらって随分と助かった。友人が結婚して、子供もできて退社してからも通っていたのだが、件の事情があってもう二度とあの店に行くことはない。友人はその話を聞いて、自分のことのように憤り、店に苦情の電話までかけてくれた。さらに、旦那さんの店を紹介してくれて。本当にありがたい。今日初めてその旦那さんに会ったのだが、とても優しそうな人。子供はもう8ヶ月になるらしい。幸せが滲み出ていた。近々また家の方にお邪魔して、鍋でも囲めればいいな▽帰りに渋谷Q-FRONTのTSUTAYAで本を4冊まとめ買い。どうして欲しい本やCDは時期を同じくして発売されるのだろう。基本的にあまり文庫は好きじゃないので、今鞄に入っている分厚いのと合わせて単行本4冊と絵本が1冊、重い。だいたいウチのすぐそばにある駅前の書店の品揃えが悪すぎるからいけないんだ。やる気あるのか、O書店!▽一旦職場に戻って少し作業をしてから、tellと待ち合わせて久しぶりに渋谷のSPUMAへ。先日鎌倉で出会ったmasterpeaceさんのピアノには間に合わなかったが、DJで入っていたAYUMU君も含め、東京での再会を喜ぶ。今回は閉店まで時間もなく、ゆっくりと話す機会もなかった。また近々改めて、来たるクリスマスを幸せに過ごすべくミーティングをしようと再集結を誓って別れる。そういえば4人の中で一人だけ余裕綽々なヤツがいたなぁ。ま、きっと一肌脱いでくれることでしょう▽明治通り沿いのいつものDenny'sに場所を移してtellと仕事の打ち合わせ。意思の疎通に欠け、時間も不足しており前途多難の様相を呈している。充実した日常と睡眠不足は表裏一体。学校もあるし、近々引っ越しも控えているtellだけど、なんとか踏ん張ってほしい▽昨夜あんなに晴れていたのに、今日の空は星どころか月さえ見えない。しし座流星群、楽しみにいてたのにな……。
20041116
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夜の冷え込みが厳しくなってきた。ようやく治りかけている風がぶり返さないように気を付けなければ。と、思っているのだけれど今夜の空気は鋭くも澄み切っていて、星空を見上げてしばし時間を忘れた。明日の夜は「しし座流星群」がピークだという。晴れてくれればいいのだけど▽それにしても今週は映画三昧。今夜の一本は『シザーハンズ』や『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のファンタジックな世界で幅広い層から絶大な支持を得たティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』▽親が子供に愛情を注ぐ形には色々あると思う。現実の厳しさを教えることも大切かもしれないけど、夢を膨らませてやることもとても大事。世知辛いこの世の中で、甘っちょろい理想論なんて掲げて生きていると命取りにもなりかねないと、子の行く末を案じるのが普通の親かもしれない。だけど、子供の夢を潰す権利なんて親にだって決してない。応援しなくてもいい、子供を信じて温かく見守ってあげられればそれで充分▽親が子供に語って聞かせる物語は、事実に即したつまらない現実より、夢がはちきれんばかりのお伽噺の方がいい。リアリティなんて必要ない。生きるために必要なものは絶望ではなく、希望なのだから。あ、昨日の日記と被ってきた……▽いつか子供ができたら(って、いつだ?いつなんだ??)、親になる。当たり前だけど。父親としての自覚も備えなきゃだが、子供の気持ちも忘れないでいよう。まずは、サンタクロースをいつまで本気で信じさせられるかに命を賭けてみようかな。
20041115
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6月の日記でtellが絶賛していた『21g』を観た。「生きる」ことについて再度深慮する機会を与えてくれる素晴らしい作品▽何が始まりで、何が終わりなのか。断片的な記憶を繋ぎ合わせていくように、物語は原因と結果を結ぶ時間軸を往来する。ジグソーパズルのように機械的な切断面ではなく、むしろ無作為に手で破ったような切れ端の一つ一つを見事に貼り合わせたA・G・イニャリトゥの手腕に舌を巻いた▽さらに、主演の3人ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、そしてベニチオ・デル・トロの素晴らしい演技。人間の心の奥底に潜む愛憎、悲哀、やるせなさを絶妙に演じている▽臓器移植をして手に入れた新しい命がもたらしたもの。愛する夫と2人の娘を一度に失って、次に愛した男が目の前で自らの身体を銃で撃ち抜くということ。過去を悔い改め、善人になろうと盲目に神を信じ、教えに従って努力した結果、神が与えてくれたものは不当解雇と、人を轢き殺すという重罪。人生、一寸先は絶望という名の闇に包まれている。Life goes on...No, life does not go on...▽でも、絶望に満ち満ちたこの世の中で、希望を見出して生きていくしかない。希望が生み出すものは絶望であるという矛盾と闘いながら。絶望が生み出す希望というパラドックスだってきっと成り立つ。星の周りに宇宙があるのではない。宇宙という闇の中で光り輝くのが星だ。So still, life does go on...▽いつか、誰にでも「死」という最後の闇がやって来る。生きている間、あんなに重く感じた「何か」。人によってその形も大きさも違う、宿命とも呼ばれるその「何か」は、実はたったの21g。5セント硬貨5枚。ハチドリの体重。チョコレート・バー1個。「人が死ぬと21gだけ、体重が減るという。どんな人も」
20041114
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久しぶりに予定のない休日。ゆっくり起きて、テレビを見ながら部屋を片付ける。天気さえ良ければ一日窓を開放したかったが、曇り空で肌寒く、ようやく風邪が治りかけているところに無理もできず。洗濯物は基本的に部屋干しなのだが、シーツはそうもいかないので近場の銭湯に隣接しているコインランドリーで乾燥させる。天日に干した、太陽の匂いが染み込んだ布団のあの寝心地には程遠いが、それでも今夜は気持ちよく眠れるはず▽先日母が「良かったよ」というメールをくれたジャン・ベッケル監督の『クリクリのいた夏』を見た。舞台は第一次世界大戦後のフランスの長閑な田舎町。沼地のほとりに住み、その日暮らしでも自由と愛に満ちた日々を生きる人々。映画の中で「自由とは好きなように時間を使うこと。何をし、何をしないのか、自分で選び、決めること」という言葉が出てくる。自由とは選択する権利を有するということか。人はただ生きていくだけでも随分とその自由が制約される。現代社会では尚のこと、フリーターなんて言うけどフリーターがどれだけ自由だっていうんだ。裕福でなくてもいい。刺激的な毎日でなくてもいい。いつか自然の中で、人間らしく、穏やかに過ごせる暮らしができたらいいなと心から思った▽フランシス・ヴェベール監督『奇人たちの晩餐会』で奇人ピニョンを絶妙に演じたジャック・ヴィユレがまたもやダメ男ぶりを好演。その他登場人物一人一人がとても魅力的だった。しかしタイトルは考えものだな。パッケージもそうだけど、また子供を使ったお涙ちょうだいものかとずっと思っていた。そう思ってまだ見てない人いたら是非見てみてください。オススメです。
20041112
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今週は一身上の都合でとっても静かに時が過ぎていく。仕事を終えてまっすぐ家に帰る日々。たまにはこういうのもいい。読書する時間もあるし、今夜は久々にテレビドラマ『Dr.コトー診療所』のスペシャルを見てウルウルしてしまいました。純くんは北の国から南の国へ。やっぱ彼ならではの雰囲気がいいなぁ。優しくて、でも芯はしっかりと強く持ってて。そういう男になりたいっす。明日は2夜連続の後編。見逃せません▽そういえば、ウチの近くのスーパーが先日リニューアル・オープンしていたのだが、今日初めて立ち寄った。規模こそ小さいものの、大手有名スーパーに負けず劣らずの小洒落た店に変身してました。まず照明がとっても明るい。商品が新鮮に見えるし、気分まで若干アッパーになる。陳列棚も全面的に改良が加えられており、まず店に入ると柑橘系を始めとした果物のいい香りが食欲をそそる。惣菜コーナーや、リカー系が充実し、生鮮コーナーもスペースが拡張されている。その他の商品の配置も理に叶っており、最大限に品出しされている。そのかわりにレジ・カウンターのコーナーが縮小。でも決して無理はない。素晴らしい。あれもこれもたくさん買いたくなったけど、買わない。いや、買えない。でも買い物は楽しくなりそう。これを機にまた料理とかたまにしてみよっかな、なんて考えてみる。
20041109
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『天国で君に逢えたら』という小説を読了。渋谷のTSUTAYAでPOPと帯に引かれてレコードで言うジャケ買いをしたのだが、悲しくなるほどの駄作。買う前に少しでも読んでみるべきだった。ほんの数行で買う気は失せたはず。最後まで我慢強く良さを見つけようとしたが、結局時間の浪費に終わった。『世界の中心で~』も帯に書かれた柴咲コウのコメントが気になって買ったのだが、今回は中田英寿。もうこういう類のは絶対信じない。そういえば柴咲コウがあの帯について「私、あんな風には言ってないんだけど」とか言ってたような。出版社の戦略に二度も乗せられた自分が情けない。今回はさらに売り方が汚い。普通に健康な人間が書いた作品なら歯牙にもかけられないような薄っぺらな内容なのに、「末期ガンで余命宣告を受けた世界的プロウィンドサーファーが綴る……」なんて書かれたらねぇ。ドキュメンタリーならまだしも、小説としてはあまりに酷い。通常買った本は手元に置いておきたいし、基本的に古本屋で本を買うこともしないのだが、この本は古本屋行き決定▽仕事から帰宅して、ビデオに録っておいた『全国一斉IQテスト2004年度版~テストザネイション~』を見た。昨年かなり話題になったこの番組だが、前回はチャレンジできなくて悔しい思いをした。紙と鉛筆を用意してテレビの前で必死に問題を解く。試験を受けているような感覚が懐かしい。結果から言うと70問中ちょうど50問正解。IQにすると110という数字。一般的には100が平均らしいが、番組での結果を見ると105~107くらいがアベレージのようだ。まさに、平均値。微妙。その他番組の結果分析からで明らかにされた今年度の傾向など詳しいことはまだtellがこれからチャレンジするところらしいのでここで書くのは控えておこう。tellも近々結果をこの日記で教えてくれるでしょう。みなさんはやってみましたか?やった方、是非掲示板にてご報告下さい。と、何度呼びかけても一向に書き込みの増えないBBS。
20041107
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一旦帰宅して小一時間だけ眠り、シャワーを浴びて身体をリセットして再び外出。先日の日記にも書いた来春結婚する友人の恋人と有楽町で待ち合わせて銀座でランチ。彼から伝言を預かっているということだったのだが、その伝言の内容は「来月東京に来る機会があると思うから、そのときに大事な話がある」ってことだった。「大事な話」?もうずっと前から知ってるよ。彼女と結婚するんでしょ?日取りも知ってるし会場も知ってるし、披露宴で素敵な女性との出逢いを期待しない方がいいことさえも知ってる。その件に関してメールも電話も寄越さないヤツだけど、直接会って報告したいのだそうだ。ふむ。ま、どんな形で打ち明けてくれるのか楽しみにしているよ。ここまで引き延ばしてるんだから、いつものようにオチャラけるのは止してくれ▽ランチの後、場所を変えて彼女が空港に向かう時間までお茶をしながら恋愛大激論。どうやら昨夜からのテンションをいまだ引きずっているらしい。今まで彼女と会うときは常に彼も一緒だったから、こうやって2人でじっくり話すのは初めてのこと。過去のエピソードを交えて、恋愛に対する価値観を再認識し、絡まった糸が少し解けていくのを感じる。3人だとこういう話の展開には絶対ならないからなぁ。貴重な時間でした▽夕方から相模大野で行われる友人の結婚祝い兼、送別会まで少し時間があったので一度部屋に戻ることにする。が、眠気は最高潮。思いっきり乗り過ごしてしまいました。初めて降りたその駅は所謂ベッドタウンと呼ばれる地域で、ホームから見えるのはコンビニが一つと、あとはマンションばっかり。でも静かなところで、住みやすそうだった。新宿まで40分くらいか、でも電車の本数は少ない。個人的に住みたいとも思わない▽18時から友人のパーティーにtellと一緒に出席。東京ヴォードヴィルショーという劇団の養成所で知り合ったのが8年前か。お互い劇団を離れてからも柏木先生のもと日本舞踊を習い、今日まで親交を深めてきた。その彼女が結婚をし、彼の実家のある和歌山へと嫁いでいく。会場となった駅からすぐの「うさぎ家」という居酒屋は彼女のお兄さんが働いている店。これでもか、これでもかと次々運ばれてくる料理にはきっと愛情がたっぷりと注がれていたのだろう。彼女は今まで受難の連続で、本当に大変な苦労をしてきた。これからはその何倍もの幸せを手にしていってほしい。力士なみのガタイを持つ彼の、身体よりも大きな温かい愛に包まれて。お幸せにね、タッキー。
20041106
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今朝までホームページの日記やら諸々作業していたので10時起床だけど睡眠は2時間。日記を溜め込むのが悪いんだ▽昼過ぎ、新百合ヶ丘のホームでtellと待ち合わせ、小田急に乗って藤沢へ。藤沢駅の「Becker’s」で軽い昼食を摂った後、久しぶりに江ノ電に乗って鎌倉に向かう。3両編成の路面電車。レトロな外装と、何よりのんびり海沿いを走る穏やかさが素敵▽当初は鎌倉駅まで行く予定だったが、そこで待ち合わせていたTONKAさんが体調不良のため遅れるというメールが届いたので、少し浜辺でも歩こうかと由比ガ浜で途中下車▽閑静な住宅地を少し歩くと秋の陽射しを水面に反射してキラキラと輝く相模湾の海が広がる。由比ガ浜には犬を連れて散歩を楽しむ地元のカップルや観光客がちらほら。快晴とまではいかないけど、気温もちょうど良く、波の音を聴きながらぼんやりと砂浜に腰掛けてるのはとても気持ちいい▽隣駅の長谷までゆっくり歩く。しばらくしてAYUMくんが迎えに来てくれる。駅からほど近い場所にあるギャラリーで、今日は彼の絵本の完成記念イベントが行われていた。AYUMくんとは今日が初対面だったのだが、ほんの数回短いメールのやりとりをしただけで、会う前からきっと素晴らしい交友関係が築ける確信を抱いていた▽彼の絵本『おもう ぼく みち』は温かくて優しくて、生き方について考えさせられる素晴らしい作品。色使いはシンプル。全体的に抽象的で読む人それぞれ違った印象を持つに違いない。いつかこのホームページでも何らかの形で紹介できればと思う▽18時まではゆっくりと時間が流れ、彼の友達が少しずつ集まってくる。壁に掛けられたAYUMくんの絵を眺めたり、彼の友人が奏でるピアノの音色に耳を傾けたり、その場で知り合った人との話しに花を咲かせたり。陽も落ちかけた頃になってようやく、睡眠不足と疲れと電車酔いでフラフラのTONKAさんも合流。ギャラリーは俄かに活気付いてきた▽18時を廻ると、ビールとオーナーご夫婦の手料理が次々と運び込まれ、30人近く集まったAYUMくんの仲間たちとテーブルをぐるりと囲んで乾杯。デザイナー、ミュージシャン、お菓子作り名人の女の子、居合いの達人、さらには山男のような画家のオーストリア人もいて面白い話題には事欠かない▽食事が一段落したところで、「masterpeace」によるピアノの弾き語りが始まり、続いて女性歌手とピアニストのユニット「MARASICA」の演奏、さらに3人のゴスペル・シンガーも登場して大いに盛り上がる。最後には我らがTONKA姫がまずアカペラで「アメイジング・グレイス」を清唱。そして締めくくりは2日のorbientのライブでも最後に歌った「perfect storm」を熱唱。MUSEの歌声で会場は神秘的な空気に包まれ、一同我を忘れて聴き入った。そうして夜は更けていき、最高に素敵なイベントは緩やかに幕を閉じた▽10時を回り、一人また一人と家路に着く。tellも帰った後、TONKAさんとAYUMくんと3人でタクシーに乗り、逗子にある海沿いのDenny’sへ。海岸線を走る車のヘッドライトを眺めながら、朝7時までコーヒーを10回もおかわりして語り明かす。深く深く、深い話▽海が少しずつ明るくなってきた。日曜も一日予定があったので、名残り惜しかったけど彼ら2人を残してDenny’sを出る。逗子駅まで朝の心地よい空気をいっぱい吸い込みながら15分ほど歩く。楽しい一日だった。
20041105
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今日は3年ぶりに健康診断へ。仕事を途中抜けて(この時間帯も勤務扱いにあるのは嬉しい)、都バスに乗って新宿にある「芙蓉診療所」という病院へ▽尿検査に始まって身長・体重を測定(身長若干伸びてた!)、採血、問診、X線、心電図、聴力・視力、最後に触診をして終了。今日まで分かる結果は概ね良好でした。ちょっと心臓が捩れてるって言われたけど、問題ないらしい(でも気になる。捩れてるってどういうことだ?「それが原因でどういう不都合があるんでしょう」という問いに「あ、大して問題はないですよ」と言いながら、目を見て答えてくれなかったし)。2週間後くらいに総合的な結果が郵送されてくる。再検査に引っかからなければいいんだけど▽明日は鎌倉。なのにこういう夜に限って楽しい電話がたくさん。ついつい話が長くなる。秋の夜長、読書や映画もいいけど気の合う友人との楽しいお喋りも良いものです▽またもや日記の更新が遅れてしまいました。先月後半はやたらピンクだけどその前にも何日分か青い日記更新されているのでチェキラしてくださいまし。あと、「読みにくい」というクレームをたくさんもらうので、とりあえず文字大きくしてみました。文字大きくしても改行は必要でしょうか。掲示板にご意見ご感想お寄せくださいまし。
20041104
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市川拓司の『そのときは彼によろしく』を読了。市川さんの本とは現在上映中の『いま会いにゆきます』で出逢った。次に読んだ『恋愛写真』では最後泣いてしまった。そして待ちに待った最新刊。これも良かったぁ。彼の物語はどれも透明感のある世界で、全ての人物が優しい言葉を使って話す。読んでいて心が温かくなる素敵な小説。こういう作品が書けるようになりたいと心から思う▽『いま、会いにゆきます』の映画も観にいくつもりだけど、基本的に本を超えられる映画やドラマなんてないからなぁ。『恋愛写真』は本当にガッカリさせられた。観なきゃよかった。『いま、会いに~』もそうならないといいなぁ▽悲しい過去は、その悲しみが深いほど強く今に刻み込まれている。それだけ大事な記憶だからこそ、忘れることなんてできないし、決して忘れないために、それだけ深く傷ついたのだ。なんだか、ここんとこ観てる映画や読んだ本、最近見る夢や友人との話、そして起こる出来事、全て同じことを訴えかけてきているような気がしてならない今日この頃。
20041103
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ウォン・カーウァイの『2046』を観た。豪華キャストを配し、『花様年華』の続編として完成が待ち焦がれた本作品だったが、クランクアップまで5年の月日を要した▽彼の作品では抜群に『恋する惑星』が好き。今の世の中では「ストーカー」と呼ばれてしまうが、作品中のフェイ・ウォンは最高にキュートだ。『ブエノスアイレス』や『花様年華』はどちらかというと趣味ではない。だから物語的には今回もあまり期待はしていなかった。ウォン・カーウァイとクリストファー・ドイルの織り成す世界と、フェイ・ウォンとチャン・ツィーが見られればそれで満足しようと。試写会で観た友人からもあまり良い感触は得られなかったから余計に▽内容に関してはもちろん述べないが、個人的にはとても引っかかる作品ではあった。今心のそこかしこで気になっている事柄や、ずっと抱えている想いをチクチクと針で刺されるような感覚▽人間そこそこ年を重ねれば何かしら過去に引きずられる想いがあり、足掻いてももがいても、尚更その呪縛にきつく締め付けられるだけだったりする。過去の傷を掻き毟っても血が滲むだけ。下手したら傷はさらに悪化して命取りにもなりかねない。無理に忘れようとしてみたりとか、自分らしくもない振る舞いをしてみたりとか、結局何の意味があるんだろう。気がつけば一歩も前に進んでいない自分がそこにいる。
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6月に「NIGHT SHAKER~KIMONO SHOW~」で共演し、今では柏木流日本舞踊同門でもあるTONKAさんのライヴが青山orbientで行われた。最愛の人を失い、芸の道に身を捧げて生きていこうと決めた辰巳芸者「橘」と、密かに想いを寄せる孤高の浪人「鵜飼」として出逢ってから半年近く。今夜の彼女はまさしく「歌姫」と呼ぶに相応しい神秘的な美しさと、気高さ、そして妖艶さを併せ持っていた▽orbientはライブハウスでもホールでもなくクラブなので、マイクを通した声は分散して歌詞もMCもよく聞き取れなかったが、彼女の歌がどれほど素晴らしいか、そこに言葉は必要などなかった。なんという歌唱力、なんという表現力、そしてなんという吸引力。その圧倒的なまでの存在感。歌うこと、そして伝えること。彼女は自分の生まれてきた意味を知り、その使命を果たすべく日々を生きている……▽彼女をサポートするバンドのメンバーも最高だった。ギター、ベース、ドラム、そしてサックス。彼女を活かすためには、自分たちが最大限に活きることだと知っている。個々の技術は言うまでもないが、5人が生み出す調和がなんとも気持ちいい▽終わった後、彼女と一言二言会話を交わし、外へ出る。この後にも友達が演出するショーや他のバンドのライブもあったんだけど。たくさん友達も来ていて、久しぶりに会えた人もいたりしたんだけど。もう今日はこれ以上何も必要ないし、入り込んで欲しくなかった。一人、青山から原宿に向かって歩きながらいろんな想いが去来する。今胸にある、この気持ちが大事なんだということは間違いない。キモチをカタチにしていくために……限られた時間は刻一刻と過ぎ去っていく。
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池袋のHUMAXシネマズで先週末に封切りしたトム・クルーズ主演の『コラテラル』を観る。『TOP GUN』以来、彼の出てる映画はほとんどチェックしている。誕生日が同じということもあって(ちょっとした自慢)、ハリウッド・スターの中では一番贔屓にしている俳優。出演作の中には微妙な作品もあるが、『TOP GUN』はもちろん、『デイズ・オブ・サンダー』、『遥かなる大地へ』、『ア・フュー・グッドメン』、『ザ・ファーム』、『MI-2』など、もう何度繰り返して見たか分からない。でもこう列挙してみると最近の映画はお気に入りに入ってこないんだよなぁ。それにしても彼はいつになったらオスカー取れるんだろう。▽まだ封切り直後だし、内容については書かない。もうワンパンチ欲しい感じかな。ヒューマン・ドラマとアクション映画どっちつかずの感はある。でもジェイミー・フォックス扮するタクシー運転手との会話の中でトムが言った言葉にはグサリと来るものがあったな……。夢追いかけて、追い続けて、ふと鏡に映る老いた自分に気付く。そんな事態だけは絶対に避けなければ。どれだけ頑張ってるか、自分に問いかけてみるまでもない。
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