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20041031
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今日は天皇賞・秋。昨夜土砂降りの雨の中、久しぶりに「丘の湯」に行って帰って就寝したのは何時頃だったか。午前1時は回っていたはず。睡眠不足で身体も結構疲れている。折角の休みなんだし今日くらいは昼くらいまで寝てればいいもんではないか。なのに朝4時起きで車に乗り込み、まだコンビニに新聞も届いてない時間に府中へ向かう。雨もざんざん降ってるのに。アホだ▽府中に到着するともっとアホがたくさんいた。競馬場正門・西門前には昨日からの徹夜組がビニールシートの上に寝袋で何人も転がっている。整理券配布は午前8時。それまで3交代制で一人が並びあとの2人は車で仮眠。さらに入場してから第一レース開始まで2時間。眠い。アホだ▽そして長い一日が幕を明け、半端じゃない疲れだけを残して一日が幕を閉じる。アホ以外の何者でもない。
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20041026
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今日は火曜日。やっぱり雨だ。あんまりにも火曜日は雨ばっか降るから今日は日舞に行くのを辞めて久しぶりに髪を切ることにした。いつも恵比寿にある「muse」というヘアサロンで友達のNORIくんに切ってもらっている。NORIくんはスタイリストでもありつつ、DJなんかもやったり結構多才な人だ。でもいいヤツだと思っていたのに最近無断で失恋同盟から脱退したらしく見損なった(嘘だけど)▽髪は長い方が概ね好評。なので本当はまた少し短めにしようかと思っていたが踏みとどまる。冬だしね。
20041024
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週に一度の貴重な休日。でも今日は大忙し▽まず、荒川区の文化祭行事の一つとして毎年行われている日本舞踊を観賞に。今年は同門柏木琴重美社中から3名の有志が初めて檜舞台に立った。3名ともまだ入門して日も浅いが、熱心に稽古して、みるみるうちに上達してこの日を迎えた。所用があって、開演まもなく出番が回ってきた二人の踊りは見れなかったが、「屋敷娘」を踊った女性(以前モンタナの話題で盛り上がったと書いた)と、おおとりを努めた我が師匠の「玉屋」は見ることができた▽「玉屋」は1年ほど前に教わっていた演目だけにお手本を見るようだった。正直あまり好きになれなかった踊りで、実際最後までやり遂げなかったものなのだが、こうやってみると素敵な踊り。終わりまであともう少しのところまでいってたのに。またいつか機会があったらおさらいさせていただけるかしら▽しかしやっぱり先生は上手い(当たり前なんだけど)。腰の入り、一つ一つの振りはもちろんのこと、何より目の使い方が上手。振りを完全に覚えて、さらに歌の意味を理解しつつ、なおかつ感情のこもった踊りをするためには、最終的に課題となるのが目の使い方ではないだろうか。役者も一緒だと思うけど、目の使い方の上手い人は演技も上手く見える▽こういう機会でもないとなかなか一堂に会するきっかけもない門下生だが、それでも今日の出席率は決して高い方ではなかった。半数も来られなかったんじゃないだろうか。それでも数人とは久々の再会を果たし、お互いにあの日から今日までの思い出話に花を咲かせた▽先生の踊りが終わって楽屋に挨拶へ行く。みんなで写真を撮ってもう一度先生に頭を下げると、会場だった荒川区民ホールから駆け出す。今夜は7時から恵比寿のエンジョイハウスで、6月のショーの仲間の誕生日を祝う第3回目の合同バースデー・パーティー。今回の主役はモデルのEriちゃん、カメラマンの男性、そして歌手のNちゃんの3人。ホールを出たのが7時半過ぎてたし、実際にみんなと一緒にいられたのは1時間もなかったんじゃないだろうか。ケーキを食いっぱぐれたのがとても残念▽10時。店を出る時間になり、ほとんどの面子は青山に移動。クラブに繰り出すらしい。みんなと一緒に行きたい気持ちもあったが、先約だった別の友達に会うため今度は池袋へ。「CLUB KGB」という友人が作った「遊び方を忘れてしまった大人のためのサークル」の記念すべき結成第一回目の集い。といっても暗い人の集まりとかじゃないです。このサークルについてはまた改めて今度ゆっくり紹介します。
20041023
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仕事後、友人と表参道で食事をしていたら、少し酔ってしまいそうなほど長い横揺れ。それが新潟を直撃した直下型の群発大地震の第二弾だったらしい。想像以上に大きな地震だったらしく、帰宅してテレビを見て驚いた。記録的猛暑に続き、記録的超大型台風の来襲、そして今度は地震か▽通勤ラッシュの時間帯、関東で大地震が起きてしまったら日本は致命的だ。首都機能壊滅。死傷者の数も半端じゃないだろう。そうなったら全てが終わる。いや全ては終わらないけど、その先生きていく希望を見つけるのは結構大変そうだ。そんなこと考えたくないな。そんなこと考えてないで、やるべきことをやろう。
20041021
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SPUMAのpoetry readingで知り合ったTajaのライヴへ行ってきた。場所は「下北沢440」という小さいけれどウッディな感じの雰囲気のいいライブハウス。前回はピアノ弾き語りだったが、今回はバンドを引き連れて。相変わらず厚みのある心に染み渡る歌声。バックバンドの迫力に乗っかって歌う彼女も素敵だったが、どうしてもピアノの音色は掻き消されてしまうし、彼女独特の優しい旋律は影を潜めてしまう▽今日は合計4組のバンドが出演予定。Tajaの出番は3番目で9時頃くらいから始まった。9時半から原宿で仕事の打ち合わせが入っていたのでやむを得ず途中退場。ご無礼致しました。結局聴けたのは2曲だけだった▽原宿のJonathanで、友人から紹介してもらった人とtellと3人で食事がてらホームページ作成に関する打ち合わせ。打ち合わせといってもまだ依頼内容を確認するだけで、仕事が決まっているわけではないのだけど。オーダーメイドのコートをネット販売するためのページを作りたいという話。先方も諸事情を抱えているようで、商談成立という話にまでは至らなかった。こちらとしてはいい勉強にもなるだろうし、ビジネス度外視してでもやってみる価値はあるかなと思っている。何より依頼者がとても魅力的な方で。容姿端麗、色才兼備。世の中は決して平等なんかじゃないなと思い知らされてしまう。いろんな人がいるけど、持ってる人はあれもこれも不公平なほど持ってるし、何もかも乏しい人だってたくさんいる。でも、前者は人並み以上の努力を惜しまず、後者は怠け者が怠けた結果だったりするんだろうけど。
20041019
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火曜日だから今日は日舞。で、日舞の日はやっぱり雨。すごいな、この確率。ただの偶然ではないんだろうな、やっぱり▽稽古場に行くと今日は門下生が既に3人いた。早々に着替えて順番を待っていたのだが、またもや話が盛り上がって稽古時間がなくなってしまった。でも今日の時間はとっても貴重だったから良しとしよう▽東京ヴォードヴィルショーという佐藤B作氏が座長の劇団の養成所が縁で知り合った仲間が12月に結婚し、旦那さんの実家がある和歌山に越して行ってしまうのだ。東京を離れるまで少なくとも2回、踊りの発表会で会う予定はあるけど、彼女とこうやって稽古場で会えるのはもしかしたら今日が最後になるのかもしれない。稽古はもちろん大事だけど、もっと大事にしたいものがある▽まだ二十代半ばで数々の苦難を乗り越え、精神的にはとても大人な人。努力家で、20人以上いる若手の門下生唯一の名取りでもある。彼女ならきっと大丈夫だろうとは思うけど、知らない土地でゼロから始める第二の人生はきっと苦労も多いだろう。月並みだけど、幸せになってほしいと思う。温かい家庭を築いてほしいと思う。今まで人並み以上に苦労も辛い思いもしてきた彼女だから、これからはいっぱいいいことありますように▽雨の中、付き合いの古いヴォードヴィル同期生3人で王子駅まで傘を差して歩いた今夜のこと、きっと忘れない。
20041018
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友人に招待されて、青山劇場に「デフ・ウエスト・シアター」のミュージカル『ビッグ・リバー』を観にいった。ブロードウェイを感動の渦に巻き込んだ今作品は、文豪ヘミングウェイをして「アメリカ文学史上最高傑作」と言わしめたマーク・トゥエインの『ハックルベリー・フィンの冒険』を舞台化したもの。聾者と聴者で構成されている「デフ(deaf)・ウエスト・シアター」は、聾者がアメリカ式の手話を用いて表現し、聴者が台詞をアテて補うといった特殊な劇団。「語り手」と「動き手」に分かれての、二人一役というスタイルは「ク・ナウカ」に少し似ているかも▽と知ったようなことを書いたが、実は何の前知識もなく観てしまったため、一幕が終わるまで聾者が演じているということさえ知らなかった(てか、気付けよって感じなんだけど)。主役が喋らないのは演出だと思い、手話のような動きが煩くてとても不自然に見えた。抜けきらない疲労、海外ミュージカルへの不信感、字幕の観難さなどが重なって、何度も睡魔に襲われた▽が、幕間の休憩時間に、喋らないのではなく、喋れないのであり、手話のような動きではなく、手話であることを知り、芝居の見方がガラリと変わった。聴者は聾者の声となり、時には一人の役者として存在する。自分の手でその分身を操る腹話術や、アニメや外画のアテレコとは訳が違う。何が起こるか分からないナマの舞台で、生き生きと動き回る役者との連携なのだ。どちらかがどちらかに合わせるのではダメだ。両者が息を合わせ、気持ちが絶妙にシンクロしなければちぐはぐになってしまう▽ハックとジムの間に芽生える友情、黒人の歌う愛に満ちたゴスペルの美声、歌に乗せて役者たちが全身で表現する手話のダンス……。全てが美しかった。特に、演奏と歌声が消え、突如として訪れた静寂の中、手話のダンスだけが残ったその時、歌っていないはずの彼らの歌声が鮮明に心に響いてきた、あの感動は忘れられない。鳥肌が立った。曲が終わるたびに拍手を送るミュージカルの習わしには正直辟易するところがあったのだが、拍手をしないではいられなかった。ジムの演技力には心が熱くなったし、メイド役の黒人女性の歌うゴスペルには涙が零れた。最高▽そして、感動のフィナーレ。ストーリーの展開や舞台の使い方、役者の演技にまでケチをつけていた一幕目が嘘のよう。あぁ、ミュージカルって素晴らしい。惜しみない賞賛の拍手を!スタンディングオベーションではなく、大きく開いた両掌が客席のあちらこちらでキラキラしていた。いつまでも、いつまでも▽以前少しだけ手話を勉強していたことがあって、それが拍手の手話だということは知っていたけど、初めて見たな。拍手の手話。とてもキレイ。パチパチパチという音はしないけど、賞賛や祝福の気持ちがたっぷりこもった温かくて、素晴らしい手話。もう一度、ちゃんと勉強したくなったな、手話▽『ビッグ・リバー』、本当に良かった。できればもう一度観たい。この日記を読んで興味もたれた方、都合がつくようでしたら是非行ってみてください。客席には余裕あったし、まだチケット手に入るんじゃないかな。24日の日曜日までです(だったら早く日記更新しろよっていう突っ込みはしないで)。
20041017
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今日はとってもいい天気。朝早起きして、公園で散歩でもして一日が始まったら最高なんだけど、いまだ身体が本調子ではない。誘われていたフットサルにも結局行けずじまい。でも天気もいいし、せめて練習風景だけでも見物に行こうかと思い立って久しぶりにバイクに跨る。少し肌寒いけれど、風が心地よい。もっと早く動き出せばよかったと後悔▽チームの練習用グラウンドは江戸川橋駅からすぐそばの某中学校運動場なのだが、ウチから甲州街道を通って行くと結構時間がかかった。到着する頃にはもう真っ暗で結局練習を見ることも叶わず。何やってんだか▽池袋でメンバーたちと合流し、先日この日記でも絶賛したカラオケ屋「pasela」で食事兼カラオケ。やっぱ対応バッチリでした。素晴らしい!んでもってファミレスに流れて最後まで残った男女3人で何故か恋話大討論会みたいになっちゃいました。最後は親友と男2人でバイクの前で立ち話。恋愛について、人生について。やっぱ31年も生きてくると話題はズシンと重かったりする。楽しいから笑う、悲しいから泣くっていう時期はもう終わってしまったのかもしれない。寂しいから笑ってみる、悔しいから笑ってみる、苦しいから笑ってみる。それが大人になるってことか。ま、まだまだ子供ですけどね。でも分かるようにはなってきたな、そういうの。
20041015
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学生時代、最も仲の良かった友達が来春結婚することになった。松山の親しい友人はこれでみんな片づいたことになるんじゃないだろうか。そして、最後に取り残されてしまった……。やっぱりっていうか、案の定っていうか、堅い決着でした。3連単3ケタ配当みたいな。tellに言わせると「取り残されちゃった」人(笑・まだ根に持ってんのか)なんだそうだ。31歳か、確かに就学した子供がいても全然おかしくない年だ。何の予定もないんですけど、大丈夫なのか▽しかし「俺、結婚することになったよ」っていう連絡まだもらってないんですけど。共通の友人から「今日、結納だったらしいよ」って聞いてからかれこれ1ヶ月。本人の口から聞きたいんですけどねぇ。地元のテレビ局に勤務してるから、台風の直撃を受けて最近は死ぬほど忙しいのは分かるんですけどね。10秒で済むじゃん。「俺、結婚するよ」「おめでとう」それだけで充分なんだから。ま、でもそういうとこもヤツらしいんだけどさ▽今夜、彼の替わりってわけでもないだろうけど(いや、あるか)、彼女の方から電話をもらった。彼らが付き合い始めてからは、松山に帰省した時は必ず連絡を入れて、時間が合えば3人で食事する。彼女は東京の大学を卒業してるし、仕事で出張して来ることもあって、汐留や渋谷で会ったこともある。その彼女からトントン拍子で結納、挙式まで話が進展した経緯を聞く。田舎だから余計になのかもしれないが、やはり結婚ってのは当人たちより親同士の思惑であれよあれよと事が進んでいくんだなと思った▽久しぶりの長電話。いくつかの微笑ましいエピソードを聞いていたら、時間はあっという間。本当に幸せになって欲しいと心から願う。最初に彼女を紹介されて、この2人は絶対上手くいくと思ったし、きっと結婚するだろうという確信めいたものさえあった。彼女は彼にとって掛け替えのない理解者であり、彼の人生を彩り豊かにする最高のパートナーだと思う。ちゃんと大切にしないと、罰が当たりまっせ▽彼女から聞いた地元が受けた台風の被害は、テレビで見た映像よりリアルに感じた。大樹が薙ぎ倒され、土砂に埋もれた家屋をその目で実際見てきたのだ。そこで受けた衝撃は相当のものだっただろう。しかし不思議だったのは、これほど被害甚大なのにもかかわらず自衛隊は派遣されていないということ。自治体は国に要請しないのだろうか。松山市東部には陸上自衛隊の駐屯地があるのに。こんな時に活躍しないでどうする。山が崩れ、河川は氾濫し、人命さえ失われているのに、海外派兵に向けて訓練に励んでいるとしたら、自衛隊はただの軍隊以外のなにものでもない。いや、それ以下だ。自治体は出動を要請すべきだし、国は要請がなくても派遣すべきだ。隊員たちだって、上の命令がなくても行動に出ていいんじゃないか。遺憾。
20041014
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夜、tellと待ち合わせて原宿のアストロホールで行われた東京メッツのライブへ。普段は劇場公演でミュージカル仕立ての宝塚とモー娘をかけ合わせたような舞台を披露するようなのだが、今回は踊りより歌がメインの初ライブ▽曲を知っているわけでもないし、東京メッツの大ファンってわけでもないから、どれくらい楽しめたかっていうと微妙だったりするんだけど、オールスタンディングで2時間は正直辛かったけど、次回劇場公演をやるときにはまた観に行こうと思う。何度も衣装が変わり、芝居の要素も加わったミュージカルは、ホームページのスナップショットを見ただけだが、かなり楽しめそうな予感▽そもそも今回の目的は、3月に芝居で共演した黒田百合さん(背番号1)を見たかったから。劇中で披露した踊りは本当に素晴らしかった。最近歌のユニットも結成したらしい彼女が、東京メッツというグループではどう存在しているのか興味があった。身体の使い方、魅せ方、ダンスのキレも素晴らしいが、何より彼女の存在感が群を抜いて光っていた。あと気になったのは背番号7の三田真央さんかな。彼女もこれからどんどん活躍の場を広げていくに違いない▽明治通り沿いの「デニーズ」で夕食を摂りながら、tellと仕事の打ち合わせ。その後、新宿で友人と会って終電までの間歓談。楽しい時間は本当にあっという間に過ぎる。
20041013
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先月末の『リヤ王の悲劇』に続いてまたも橋本さんからのご招待。今夜は初台のオペラシティにある新国立劇場で「THE LOFT」が送る3作品の第一弾、三好十郎作『胎内』を観劇。「THE LOFT」とは、言葉の芸術である演劇により一層の緊密性を追求するため、小劇場を半分に仕切った空間をつくりあげるという斬新かつ、大胆な試みである。向かい合った客席の中央に横長の舞台。青山円形劇場はその名のとおり客席の中央に土俵のような舞台があるのだが、今日のステージはまるでファッション・ショーを見るような趣き。こういう舞台の場合、上手下手はどっちがどっちなんだろう▽すごい迫力だった。舞台と客席がとても近く、それも戴いた席が最前列だったから尚更。久々に演劇ならではのライブ感を味わった気がする▽防空壕跡という設定のステージは真っ赤で、ほとんど素舞台と言っていい。ただ一点、舞台中央に窪みがあって、天井から水が滴り落ちている。キャストは3人。金と欲にまみれたブローカーの男を演じる千葉哲也、元ダンサーの女を秋山菜津子、そしてその防空壕を掘った不気味な元兵士を檀臣幸。誤魔化しの効かない素舞台で、極限状態に追い込まれていく人間の凄まじい変貌ぶりを表現した3人の演技は真に迫り、見るものを強く引き付け、圧倒した▽余韻に浸りつつ、同じく招待を受けたNIGHT SHAKERの面々と新宿で食事。いい映画や舞台を観た後はどうしても言葉少なになる。楽しい会話が繰り広げられているちょっと外側にいて、何とはなしに耳を傾け、時折言葉を発するだけ。それが許される空間が嬉しいなと思う。
20041012
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体調不良に睡眠不足も重なって今日は朝から身体が怠い。日舞の稽古はお休みさせてもらおうかと思ったが、心を入れ替えて頑張ると言った舌の根も乾かないうちにってのは情けないので無理くり(この「無理くり」って言葉何気に流行ってません?)足を滝野川に向ける▽今踊っているのは「船揃(ふなぞろい)」という演目。元来3人で踊るものを特別に一人舞に振り付けてもらったものだ。振りも難しいし、間も難しい。でもちゃんとマスターできたらこれは間違いなく格好いい踊りだ。今までいくつもの踊りに挑戦してきたが、自分にピタリとハマる踊りと、なんかピンと来なくていつまでたっても覚えられないものに分かれる。「船揃」はブランクもあったし、かなり手こずってはいるがきっと前者。一番大事なのはその踊りを好きになれるかどうか。因みに前者に区分されるものは「岸の柳」・「七福神」・「吉野山」・「高砂丹前」・「郭八景」など。それぞれに思い入れがあって、いつかまた復習してみたい。来年の新年会までまだ時間はたっぷりある。今までで一番の出来に仕上げて「船揃」を披露するのだ▽稽古前、半年ほど前に入門した女性と交わした会話の中でとてもビックリしたこと。彼女は前の職場を辞めた後、しばらくアメリカに語学留学していたらしいのだが、そのステイ先がなんとモンタナ州だったのだ。モンタナ州は北アメリカの北西部、イチローのいるマリナーズが本拠地を構えるシアトルからソルトレイクを経由して飛行機でさらに数時間のカナダとの国境沿いにある何もないところである。あるのは大きな空と、山と川。「ビッグスカイカントリー」と呼ばれる所以。そのまんま。カナダ人はおろか他州に住むアメリカ人でさえ、「あぁ、自然がいいところだよね」くらいの知識しかない。友達と日本の県を順番に言いあいっこした時に、いつも忘れられがちな福井県(ゴメンなさい)くらいのマイナー度である▽実はそのモンタナ州に二十歳の夏、大学の交換留学プログラムで6週間ホームステイしていたことがある。自己開眼のきっかけとなった、馬に跨って一望千里の広野を駆けたあの日の記憶は今でもはっきり覚えている。過去、現在、そして未来の自分について初めて深く考えた。過去に愕然とし、現在に戸惑い、未来に焦りを感じた。あの瞬間があったからこそ、今の自分があるといっても決して過言ではない▽そのモンタナに彼女は1年間留学していた。「何故モンタナ?」誰もがそう思う。モンタナに行ったことのある日本人が一体どれくらいいるというのだろう。今日稽古場で彼女と会い、そういう話になったのもちょっとした偶然の産物。縁の不可思議なるを思わずにはいられない出来事でした。
20041009
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久々にワクワクするほど(不謹慎だけど正直な気持ち)大きな台風が東日本を直撃。この台風22号の影響で3連休の予定が大幅に狂った人は少なくないはず。ま、でもこんな大雨でも仕事に行かなきゃいけないような人もいるわけで……▽仕事が終わったのは8時頃だっただろうか、雨はもうすっかり上がっていて、塵や埃が洗い落とされた空気は涼やかで気持ちよかった。仕事柄、台風による交通機関に及ぼす影響が気になって、今日は一日中テレビに映し出される各地の被害状況など見ていたが、それがほんの数時間前の出来事だとは思えないほど爽快な夜▽久しぶりに岩井俊二の映画を見た。『花とアリス』。2001年の『リリイ・シュシュのすべて』を観て落胆し、もう彼の作品を見るのは止めようかと思っていたが、ビデオ屋で気になって、迷った挙句借りて正解。やっぱ彼にはこういう世界を描いて欲しい。個人的に好きなのは『Love Letter』と『四月物語』▽ピュアな音楽と映像美は言うまでもないが、彼はごくありふれた日常の出来事を、大切な青春の1ページに変えてしまう。だから今作品のように「記憶喪失」や「三角関係」といった使い古された設定を用いても、既視感を覚えることがないのだ。そして、「嘘」。映画にしても戯曲にしても、どんな正直な人間でも必ずついてしまう「嘘」を上手く使っている作品が面白い。嘘をつくことで、さらなる嘘をつくことになって、いつの間にかもうどうにも引き下がれない状況に陥ってしまう。そんな時、人は自分でも思いもよらぬ行動に出てしまったりして▽明日はお休み。台風一過でからりと晴れるといいな。
20041008
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夜遅く、実家から早生みかんがダンボールいっぱい送られてきた。毎年、ウチには季節毎に「無茶々園」という愛媛のエコロジカルな団体から様々な柑橘類が届けられる。有機栽培でみかんを作り、環境破壊を伴わない、健康で安全な食品の提供をモットーとしている無茶々園の商品は、どれも瀬戸内の太陽を浴びた懐かしい味。いつもダンボール一箱くらいはあっという間になくなってしまう。東京の人とか驚くけど、愛媛人のみかん食べる量は半端じゃないからね。各家庭の水道の蛇口からは水とお湯と、ポンジュースが出るのはあまりにも有名な話。だから栓も、水の青とお湯の赤、ポンジュースのオレンジの3つに分かれている。もちろん、学校の給食には牛乳のかわりにポンジュース。お米だってポンジュースで研ぐし、コンパをやっても最初の一杯はポンジュースだからね▽しかし宅急便の兄ちゃん、もう深夜0時になろうかっていう時間に、それも仕事帰りにわざわざ届けに来てくれて本当にありがとう。箱から出してハンコと一緒に何個かみかんをあげたんだけど、「お、初物ですね」って言ったあの爽やかな笑顔。そういえば、水道料金を徴収に来るおばちゃん、最近顔見てないなぁ。彼女もすっごくいい人で、パチンコで勝ったときはいつも料金おまけしてくれて。お礼にみかんやリンゴあげたりしつつ、お互いが元気で生活できてることを喜び合える仲。こういう定期的に仕事でウチを訪れてくる人との交流も結構いいものだ。たまに新聞屋のしつこさには辟易するけど。
20041007
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明治通りから表参道、そして青山通りを歩いて職場からorbientへ。歩き慣れた道、この辺りは都内でも好きな散歩コース。渋谷、原宿、青山。ほんのちょっと離れているだけなのに、お店も歩いてる人も全然違う▽青山通りを歩いていると、国連大学の前と、もう少し先の広めの駐車場で何かのイベントが催されていた。国連大学前の方は何かしら近寄りがたい感じだったのでパスして、駐車場のイベントを少し覗く。洒落たオープン・バーや、テントの中でオルガン演奏を聴けるバー、ワゴン・バーなどもあってみんな思い思いの場所に腰掛けてお酒を飲みながらゆるーい時間を過ごしている。奥には白いドームが設置され、中に入ると中央に芝を植えた小さな丘があり、ビニール・クッションを枕にして寝転がると、世界各国の音を聴こえてくる。目を閉じればまるで鳥になって世界を旅しているような感覚を味わうことができる。他にも各所にartfulなExhibitionが用意されていてなかなか楽しめた。友達がいて、ちょっと時間があれば屋外で一杯飲んで行きたかったな▽orbient本日のイベントは「Tokyo Models Collection vol.1」。次世代のファッション・ショーや雑誌で活躍する新人モデルたちの華やかなステージ。ショー開始予定の少し前に到着した時はフロアにほとんど人がいなくって、入場者数千人なんて見込み違いも甚だしいなと思っていたが、ものの30分程で怒涛の入り。あっという間にフロアは人でいっぱいになった。ま、それでも千人はいなかったと思うけど▽Night Shaker~KIMONO SHOW~のメンバーからはAkiraちゃんとEriちゃんが登場。役者もそうだけど、ステージ上ではモデルも普段と全くの別人になる。役者も自己顕示欲が強いと言われるが、モデルなんてその最たるもの。実は心の中に大きな悩みやコンプレックスを抱えていようが、一旦壇上に立ったらそんなの微塵も見せない。「完璧な私を見て!」くらいな気持ちでいないと、あんな表情はできないだろうな……。でも実際彼ら彼女らと知り合って分かったのは、ルックスも気持ちも、そこまで持っていくために一生懸命努力してるんだってこと。見習わなきゃ。
20041006
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なんか、ここんとこtellと日記のネタが被ることが多いけど、友人に借りている浦沢直樹の『MONSTER』全18巻を読了。多くの人が絶賛するこの漫画は、「第46回小学館漫画賞」を受賞しており、同著者の『20世紀少年』は「第25回講談社漫画賞」に輝いている。後者の方も近いうちに読んでみよう▽浦沢さんは物語の展開や構成も素晴らしいけど、人物を描くのが本当に上手いなぁ。登場人物の一人一人がとても魅力的。それは、バックボーンと呼ばれるその人物を取り巻く環境であったり、過去であったり、現在の人格を形成するに至った要素がリアルに描かれているからに他ならない。「ドラマを書くこと、それはいかに活きた人物を描くかということだ」とシナリオの学校で耳にタコだったが、この漫画を読んでまさにそうなのだと実感▽作品中、とっても怖い絵本が登場する。現時点でtellと何かコラボレートした作品を作るとしたら、それは絵本ではないかと思っていて、それは近い将来必ず実現させたい目標なのだが、『MONSTER』の中の絵本は自分たちの描いている世界とは全くかけ離れたダークなもの。でも思い返してみると、読んだことのあるいくつかの絵本の多くにもそういった側面は描かれているような気がする。人間の救いようのない欲の深さ、背負っている罪の重さ、心の奥底に渦巻く闇、闇、闇。しかし、まさか絵本が子供たちを洗脳する道具になってしまうとは……。「洗脳」、この世で最も忌み嫌う最低最悪の言葉だ▽この物語の中で、「名前」というのが一つの大きなテーマになっているのだが、これには考えさせられるものがあった。産まれてからずっとずっと今の名前で呼ばれてきて、これからだって死ぬまで名前は変わらない。当たり前過ぎることだけに、今まで名前というものの真の価値について考えたこともなかった。宮崎駿アニメ『千と千尋の神隠し』でも、「名前」が持つ力について大きく取り上げられている。世間の風潮的にも、少し真剣に考えてみるにいい機会だなと思う。いつか、この日記にその考察の結果を書く予定は未定▽しかし最近何故かドイツに縁があるなぁ。『銀河英雄伝説』の登場人物はみんなドイツ名だし、『MONSTER』の舞台もドイツ。先日撮影でメイクしてもらったAkkeyはドイツから帰国したばかり。そういえば大学では二外(選択制の第二外国語)がドイツ語だったな……。なんだろう、ドイツに呼ばれているんだろうか。
20041004
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昨日は朝から頭痛がひどく、今日も本調子ではない。仕事後は日舞の稽古だったが、今日は早めに切り上げて帰る予定だった。なのに、稽古場である先生宅を出たのは、都電の最終もとうに出た後。それも、全く踊らず……。久々にやってしまった。日舞の稽古に来てるのに、それもしっかり着替えまで終えて、準備万端整っているにもかかわらず、卓袱台の上に用意された茶菓子とコーヒーを頂きながら、先生と話し始めたらもう止まらない。ま、今日に始まったことではないんだけど。ギリギリまで喋りに喋って、終電間際に駆けだしていくなんてのは日常茶飯事。稽古時間15分、会話時間4時間みたいな……。踊りは全然先に進まない。もちろん上手くもならない。でも楽しいんだもの、先生とお話するの。とはいえ、心を入れ替えて真面目に取り組もうと決めたのだ。来年の踊り初めに向けて、気を引き締めよう▽先生と話し始めると、自分でも驚いてしまうほど心の深淵まで掘り下げて語っていることが少なくない。まるで心理カウンセリングを受けている患者が、催眠療法で過去を告白しているかのように。先生に話すことで初めて自分の本当の気持ちに気付いたり、複雑に縺れた心の糸がするするするっと解けていったり▽都電がないので、雨の中JR王子駅まで歩く。途中、とっても素敵な場所を見つけた。今度、晴れて時間のある時に行ってみよう。
20041004
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tellとネタは被るけど、でも今日の話題はなんといってもイチローに尽きる。昨年こそ星野阪神の優勝で盛り上がったが、今年は巨人戦の視聴率低迷からも分かるように、日本のプロ野球には全くと言っていいほど興味をそそられなかった。オリンピックも長嶋さんのいない長嶋ジャパンはイマイチ精彩を欠いたし。いつの間にか中日が優勝してて、パ・リーグは…まだプレイオフがあんだっけ?みたいな感じ。野球の話題といったら、ヤンキースの松井か、イチローか▽いつも記録ずくめのイチローだけど、今回のは相当すごい。快挙だ。国民栄誉賞だ。ノーベル賞だ。ノーベル賞ってスポーツ選手に贈られたりしないのかな。もらうとしたら平和賞か。ま、でも彼は賞なんて望んでいないんだろうけど▽実は、イチローと同い年なんだよなぁ。松井が1コ下。キムタクは1コ上。同世代にはこんな人たちがいます…▽滅多に感情を表に出さないイチローが、相好を崩して答えたコメントを2つ▽「あ~、ちょっと言葉が出てこない。少なくとも、僕の野球人生の中で最高に熱くなりました。最高の瞬間でした。(新記録は)時間がたって、とんでもないことと気付くと思う。今感じているのは、小さなことを重ねることが、とんでもないところにいく唯一の道だということ。今日は激アツでしたね」とんでもないところ……か。誰も到達したことのない場所であり、為し得なかったこと。そこへ行き着くには、小さなことを積み重ねていくしかない。千里の道に一歩踏みだして、一歩、また一歩。そして、千里を越えてもなお、歩き続ける▽「これで終わりではない。願わくば自分が(もう一度)破りたい」謙虚だけど、貪欲。驕らざる強者は、どこまで飛んでいけるのだろう▽関係ないけど、不思議だったのは記録更新まであと何本というカウントダウンと共に、最終的にヒットを何本打ってシーズンを終えるかという予想安打数がある計算式=(現安打数)+(現安打数)÷(現試合数)×(残試合数)で算出されるということ。実際、262本は見事的中してたし。きっと選挙の当確が出るのと同じ原理なのだろう。この開票率でもう当確出ちゃうのかよ、って思いますよね。
20041003
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8月、9月は全然日記更新できず、先日ようやく2か月分まとめて更新。お時間のある時に読んでもらえたら嬉しいです▽友人に勧められたアニメ『銀河英雄伝説』をようやく見終わった。長かった。1巻に1話約25分の4回分が収録されたビデオがなんと28巻の超大作。未来の銀河系を舞台に、専制国家の野望と共和国の理想がぶつかり合う。魅力溢れる人物群、互いに主義の矛盾に苦しみながらその生きざまを貫き、時に裏切り、死んでいくさまを描いた人間ドラマ。原作者の田中芳樹は、中学生の頃『アルスラーン戦記』(「いつになったら完結するんだ。アルスラーンを終わらせてから他書けよ」と読者はみんな思っているはず)という作品で出会ってからいくつか読んできたが、この『銀英伝』は文庫にして全20巻、外伝も9巻出版されていて手が出なかった▽彼の描くキャラクターは、読者が最も感情移入している人物の敵であれ味方であれとても魅力的で、彼らの口にする言葉がまた憎いほど素晴らしい。珠玉の名台詞の数々は心の中に刻み込まれ、人物一人の命数が尽きると涙さえ零れた。特に、ヤン・ウェンリーと、ラインハルトの死は喪失感をさえ覚えたのだから。主人公ラインハルトとは何といってもビデオ28巻分の付き合いである。見終わった後、ぽっかりと心に穴が開いたような寂しさに苛まれるのも不思議はない▽しかしこのアニメを見ていて思ったのは、日本の国民性はその歩んできた歴史や、儒教精神を教育の基本理念としたお国柄からしても、民主共和制より専制君主制の方が向いてるのではないかということだ。「武士道」や「侍魂」という日本独特の言葉が世界に注目される近年であるが、忠義・忍耐・奉公など、そういった心を美徳とする日本人の根底にある精神は民主主義や社会主義とは相反する。戦後、西洋化と共に失われつつある日本人ならではの「生きざま」を、忘れてしまってはいけない。とか言うと過激な右翼思想の持ち主かと思われるかもしれないが、決してそういうわけではなく。「和」の心は、今の時代にこそ求められているのだと強く思う。世界が目を向けているのに、日本人はまだまだ自覚している人が少ない。
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