The Perfect Storm

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インカ・マヤ・アステカ展

上野「国立科学博物館」の『インカ・マヤ・アステカ展』へ。激混みの夏休みを避け、土日を除くと行けるのは金曜夜だけ。ようやく観られた。
昔から中南米に発達した不可思議な文明には興味を持っていたが、かといって世界史を選択するわけでもなく、特に調べ物をするわけでもなく。漠然とした好奇心ばかりを抱いていたのだが、ようやく念願叶ってその一端に触れることができた。
太陽崇拝。幾千人もの生贄。絶えない戦争。血塗られた文明。いつか必ず滅びる運命にあったとはいえ、彼らの築いた世界はあまりに美しく、神秘的だ。いつか実際に足を運んでみたい。科学では解明できない謎に満ちたパワーがそこにあるはず。
心の奥底まで見透かすような、人間をモチーフにした土器。あの顔は夢に出てきそうだ。
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不忍池をぐるりと回って通り沿いを千駄木まで歩き、『Rainbow Kitchen』でアボカドバーガー。次の〆切に向けて構想に頭を捻るも全然浮かばず。急遽仕事帰りの土田くんが顔を見せることになり、話し込んだ勢いで彼のウチにお泊り。仕事の話、夢の話、恋の話。夜は更けども話は尽きないのでした。
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YEMEN

雨の銀座。ソニービルでtellと待ち合わせ。エルメスの派手なビルから、いかにもって感じの女性がツンとした表情で出てくる。男が差し掛ける傘にありがとうも言わず、嘘くさい作り笑顔で足早に去っていく。

カメラマンの友人が個展を開いているカレー屋「HARE GINZA」へ。カメラマンとしてのキャリアは比較的浅いようだが、彼が世界を歩いて撮影してきた写真を見れば、才能で補えてしまうものも確かにあるようだ。
今まで見せてもらった彼の写真は風景が多かったのだが、今回イエメンで撮ってきた写真に写りこんでいるのは純粋な瞳を持った美しいアラブの子供たち。観ている側に、彼らの優しさが伝わってくるような、あったかい写真が店の壁に数点飾られている。先程見かけた夜の銀座の光景とは、あまりに世界がかけ離れている。
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個展は6月8日まで開催中。美味しいカレーを食べながら彼の写真を観て、胃も心もホットになってみてはいかがでしょう。
詳しくは彼のホームページへ。
http://www.nobinobi77.com/
帰り際に感想を書いた。万人に愛されるタイプの人っている。こういう人でも孤独って味わったりするんだろうか(あぁ、また病んでる)。
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持ち時間

jyojyoginza

叙々苑の最高級焼肉店「游玄亭」で、麻布店をおさえて最高値の肉を出している銀座並木通り店(左の画像は店舗内の廊下を写したもの。ランチで1人4500円、夜だと1皿7500円也)。その店長Sさんに誘われて、バーテンさんとピアニストさん中心の、少し早めの忘年会。普段付き合いのある人間とは全く毛色の違う人たち。オークラやウエスティンで働いてた人たちだもの。とても大人な雰囲気。
Sさんには新宿HALC店でバイトしてたときからずっとかわいがってもらっている。そして今夜、彼からとても有り難い申し出を受けた。買いかぶり過ぎだと思うけど、信頼し、敬愛している人から評価されるのは嬉しいこと。
深夜0時から始まった飲み会は朝まで続き、朝焼けが美しい澄んだ空に浮かぶ半月を眺めながら将来を憂う。

30分だけ仮眠を取って出勤。現職場では、仕事の内容を評価してはくれているものの、退廃した共産主義的平等至上精神に則った旧態依然の体勢に対して、出る杭はただ打たれるのみ。それでも上司に言いたいことだけは言ってやった。もちろん冷静に。
さて、次の一手はどう打つか。

オール明けでかなり眠かったが、開催を待ち侘びていた「スーパーエッシャー展」に足を運ぶ。伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』で「城と兵士」の絵を目にしてから、エッシャーの「騙し絵」と呼ばれる作品群に興味を持った。
緻密に描かれた独特の世界。「正則分割」の無限の広がり。ただただ舌を巻くばかり。今日はクローズ間際でゆっくり観られなかったので、もう一度行きたいなと思う。

帰り際、原宿でコートでも買って帰ろうと思ってキャットストリートに入ったところで、久しぶりにTさんからの電話。岐路に立たされたとき、節目節目で必ず連絡をくれる。そして軌道修正をしてくれたり、絶大なパワーを授けてくれたりする。今夜はとても不思議な経験をした。

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